2010年8月8日、時刻は17時20分。
予定より若干遅れたものの、ついに本日の山小屋「見晴館」に到着した。
須走5合目から約1200m登って来たことになる。
つかれたなー。
ブーツを脱ぎストックを3人分まとめて紐でくくり、傘立てに入れる。
愛想のいいお兄さんが「こちらです」と座敷に案内してくれた。
こざっぱりとして、きれいな建物だ。
僕たちが畳の上でくつろいでいると、後からも続々と登山者が入口を入ってくる。
見晴館は須走登山道が吉田登山道と合流する手前の山小屋なので、「そこまで混まないかな」と思ったのだが、さすが富士登山のピーク。
18時を過ぎるとすぐに20畳ほどの座敷が人とザックで一杯になる。
しかし、到着からすでに40分。
まだ夕食にありつけていない。
到着順に夕食のカレーと味噌汁、お新香、お茶が出されるのだが、宿泊客の人数が多すぎるうえに、少数のスタッフで到着者の案内から荷物の整理、調理、配膳までこなしているので仕方がない。
がんばれ、感じのいいお兄さん!
またしばらく待つうちに、やっと自分たちの夕飯をお兄さんが持ってきてくれた。
何の変哲もない普通のカレー(具は少ない)だが、隣り合わせた老夫婦と、「どこから来た」だの「明日の天候はどうなりそうだ」だのの話をしながら、とても楽しく美味しく夕食を食べることができた。
これぞ山登りの醍醐味って感じだなぁ。
夕食後、くつろぐ僕たちのところに見晴館の親父らしきおじさんがやって来た。
寝床に案内してくれる、とのこと。
しかし、突っかけを履いて外に出ていく。
??・・・。
ついていくと、本館の向かいにヒノキの香り漂う真新い小屋が建っており、その中が今夜の寝床とのこと。
聞いてみると、建ってからまだ10日程しか経っていないらしい。
・・・・・。
超~~ラッキーじゃ~~~ん!!!
結局、その新館に先客は数人しかおらず、明日の朝も遅く出立する僕らは2段寝床の上の段、一番端っこに陣取ることができた。またもやラッキー。
しかし、端っこの端っこにはなぜか50cmくらい敷布団がなく、床板が見えている部分がある。
親父いわく「長さを間違えて、布団半分くらい入らないんです。」とのこと。「男性(僕のこと)はシュラフを貸しますので、板の上に寝てください。。。」だってさ。
あらあら・・・。
これは眠れるかしら、と思いつつも、寝床に入って(シュラフに潜って)10分ほどで眠りに墜ちてしまったらしい。
どこでも眠れる自分を褒めてあげたい。
これも後で聞いたことだが、同行の2人は慣れない集団就寝と、僕を含めたおじさん達のいびきの合唱で全然寝付けなかったそうだ。
かわいそうに(^u^)
明日は5時に起きて小屋の前で御来光をみるぞ!!
只今標高3200m。
人生で一番高い場所で眠っています。
その9につづく・・・。