4月30日から5月19日までちょうど3週間、閉鎖病棟に入院してました。

退院して早2ヶ月経つところです。



最初の1ヶ月は、働く気満々なほど元気になったつもりでした。

外出も楽しい、家事も楽しい・・なんて思ってたのです。



でも、1ヶ月過ぎて、その反動というか、疲れと言うか、

また動くのが億劫になってきました。



あぁ・・・元気になった気がしてただけかぁ・・・。


主治医やカウンセラーさんからは、まだまだ休息期間だと言われてました。



飛ばしすぎた~~~;;



でも、入院して何が一番変わったかというと、

毎日の日課のようなODと希死念慮がなくなったことでしょうか・・・・。



入院前、ODして、119番に自分で電話をして

「救急車はいりませんが、薬をたくさん飲みました」な~~んてこともやってたのです。



希死念慮と言えば・・・まったくなくなった訳ではありません。

いつ死んでもいい・・と思う気持ちはあります。


美丘って番組やってますね。

大学生の少女が脳の病気で余命がわずかだと・・・。



そうゆうの、羨ましい訳なんです。


自然に病気で死ねたら、家族も諦めるでしょう。


どうして私、健康なの?


いっそ癌にでもなって・・なんて、もし闘病中の方がいたら怒られそうだけど、

本気で死を待ってるんですね。

自然に死ねるなら、それが一番いい・・・。



だけど、自殺はしません。


まぁ、そんな感じです。



眠剤がないと眠れない毎日で、朝は4時台に早朝覚醒。

午前中はだるくて動けないので、寝こんでます。


午後ようやく起き上がってPCで遊び、精神疾患の集うチャット で語り合い、

その合間にチョコチョコ動いて夕飯の仕込みや洗濯などをしてるのです。



今一番気になってるのは、睡眠障害と過食ですね。

まぁ、よく食べます。


体重はこの2ヶ月で2キロ増


お腹まわりや太ももが立派に成長を続けてます(笑)



眠剤と、寝る前のお薬の中に「セロクエル」があるんですが、

これがどうやら過食の増進らしいです。


寝る前のお薬は6種類服用してますが、

これらを飲んだあと、寝る前に朦朧としながら、ムシャムシャ食べます。

はい、朝にはすっかり、そんなこと忘れてます。


置き去りにされたお皿や、台所の汚れ物を見て

「またやっちまった~」って感じです。



夜中にガサゴソと、何か作って食べてるらしい・・・(娘談)



母子家庭の児童扶養手当の更新のお手紙が来ました。

働けない事情を提出しなくてはいけません。



主治医に規定の診断書の記録をお願いしました。


診断書料金3000円払いました><


でも、これでもう1年、児童扶養手当は支払われます。

娘が18歳の3月まで・・。

もうカウントダウンですね。



その後、どうやって暮らしていこう・・・。



娘たちを幸せにしてくれるパートナーが現れたら、

それでようやく私の責任は終わるのでしょう。


その日が来るまで・・・もう少し頑張らないとなぁ。



娘たちの生活基盤が出来上がったら、私は自分の道を探さなくては。




そんなことを考えながら毎日過ぎていきます。



在宅での仕事も考えているけど、脳みそがどうしても拒否します。


大好きだったWEB制作も、この1年手をつけていません。


リハビリながら、ちょっといじってみようかな・・と。


脳が拒絶反応するんだけど・・。

目を開いて、歩き出さなくちゃ・・・。



命尽きるまで・・、私は生きていなくてはいけない。






27日木曜日、退院後初の診察でクリニックに行きました。

入院した病院には継続せず、元のクリニックに戻りました。


入院中の様子や、退院後の生活状況などを話して、

薬の確認と今後の通院についてなど10分近く主治医と話しました。



入院前に比べたら、格段に気分が安定していることで

今回の入院はプラスになったと自分でも感じてます。


今後はまたカウンセリングを再開して、

投薬と同時進行で安定していったらいいな。



まだ頓服が手放せないけど、ぼちぼちと

自分自身のリハビリをしていきたいと思います。


近所の散歩や買物など、無理のない範囲で開始していきたい。


あとは文章を読み書きできるようにならないと

就職するのが不安・・・・。


入院中の担当医の話しだと、

「人間は、食べる・トイレする・寝る の機能があれば生きていける。

その機能を維持するために不要な機能が退化する状態になる」

んだそうです。


脳が勝手に機能停止状態を起こして、「生きる」ことの重要な機能以外を

排除していくらしい。


正常に戻るには、まだ時間がかかるみたい。


精神状態が安定してくれば、自然に機能が回復するわけでもなく、

やはりリハビリは必要なんだ。

自分で意識して脳を使わないと、どんどん退化してしまう。



まずは家事をちゃんとやって、規則正しい生活をしよう。







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5月19日  退院した。


4月30日に入院してちょうど20日間。


次女が体調を崩して気がかりだったこともあって、

本当はもう少しのんびり入院もいいかな?なんて思ったけど

早めの退院を申し出て、家に帰ってきました。



入院中はいろいろな患者さんと接して、

仲良くなって、退院の時に連絡先の交換などもして

別れるのが名残惜しい気もしたんだけど・・・。


入院初日は病棟の中でも居場所を持てなくて

ほとんどをベットで過ごしてた。

食事の時間も食堂に出ずに、ベットで食べた。



喫煙室で徐々に会話を持つようになった人たちと

段々仲良くなって、でも先に退院して行く人もいて、

20日の間に何人も見送った。


閉鎖病棟の中で過ごしながら

家のことを考えた。

院内外出の許可が出た日に、病院の建物から出て

敷地内の運動場で運動してる人たちを見て

「どうして私はここにいるのだろう」と思った。


外泊したときは、子どもたちと一緒にすごし

笑い転げて食事をした。


やっぱり家がいい。


何のために生きていくのか、迷路のような毎日だったけど

やっぱり子どもたちの笑顔を見てるのが私は好きなんだ。

だから今までも子どものために頑張って来れた。


家事がしんどかったり、自分の気持ちでいっぱいいっぱいになっても

子どもたちがいてくれるからそれでいいんだ。


退院の日に担当医に言われた。


「自分の為に楽しみなさい」


子供のためにやることが、私の楽しみでもあるのかもしれない。


入院して気付いたことがいっぱいあった。

この入院は無駄ではなかった。


病棟で仲良くなった人達とも、

これから何らかの形でつながっていけたらいいな。


院内外出の時間を見て会いに行ってみよう。


元気をくれた人たちを大切にしたい。





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