5月19日 退院した。
4月30日に入院してちょうど20日間。
次女が体調を崩して気がかりだったこともあって、
本当はもう少しのんびり入院もいいかな?なんて思ったけど
早めの退院を申し出て、家に帰ってきました。
入院中はいろいろな患者さんと接して、
仲良くなって、退院の時に連絡先の交換などもして
別れるのが名残惜しい気もしたんだけど・・・。
入院初日は病棟の中でも居場所を持てなくて
ほとんどをベットで過ごしてた。
食事の時間も食堂に出ずに、ベットで食べた。
喫煙室で徐々に会話を持つようになった人たちと
段々仲良くなって、でも先に退院して行く人もいて、
20日の間に何人も見送った。
閉鎖病棟の中で過ごしながら
家のことを考えた。
院内外出の許可が出た日に、病院の建物から出て
敷地内の運動場で運動してる人たちを見て
「どうして私はここにいるのだろう」と思った。
外泊したときは、子どもたちと一緒にすごし
笑い転げて食事をした。
やっぱり家がいい。
何のために生きていくのか、迷路のような毎日だったけど
やっぱり子どもたちの笑顔を見てるのが私は好きなんだ。
だから今までも子どものために頑張って来れた。
家事がしんどかったり、自分の気持ちでいっぱいいっぱいになっても
子どもたちがいてくれるからそれでいいんだ。
退院の日に担当医に言われた。
「自分の為に楽しみなさい」
子供のためにやることが、私の楽しみでもあるのかもしれない。
入院して気付いたことがいっぱいあった。
この入院は無駄ではなかった。
病棟で仲良くなった人達とも、
これから何らかの形でつながっていけたらいいな。
院内外出の時間を見て会いに行ってみよう。
元気をくれた人たちを大切にしたい。