任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
二日
セイの奥さんアンヘラさんの葬儀。
父レドリーも葬儀にきていたようだ。
アリーチェがアトラスに会いにきてくれた。
そこに母からの
「なにしてるの?」
アトラスはいつも通り振る舞ったが「絶対分かっててきたよな」と思った。
父はアトラスのことを気にかけてくれている。この日も多忙なのに顔を出してくれた。
明日から春を迎えるはずなのに、この日雪が降っていた。姉のリーゼロッテは嬉しそうにしている。
昼
いつもなら見にいくことはない農場管理官たちの仕事はじてをアトラスは見学していた。
来年から父がここに並ぶことはないだろう…。
仕事はじめが終わるとアリーチェがデートに誘ってきた。
アリーチェに引っ張られて……
アトラス
(お風呂………)
気楽についてきたアトラスはついた場所をみて緊張した。
アリーチェ「ふー………」
アトラス
「……いいお湯だね……」
アリーチェ「そうだね……」
アトラス
「なんか……一緒にお風呂入るのって、ちょっと照れるね………」
アトラスは恥ずかしくてアリーチェのほうを真っ直ぐ見ることができない。
アリーチェ
「でも、あたしたち、もうすぐ結婚するんだし…」
アトラス
「そうだけど………」
アリーチェのことを直視できないアトラスの様子にアリーチェは
(かわいい)
と内心思って小さく笑った。
近衛騎士隊に入隊したシャルルを見かけた。
(仕事場でイチャつくな)
アトラスは体験服を着用し、シャルルとゲーナの森へ。
シャルルの武器は斧。
これから近衛騎士隊でやっていくならせめて剣を持ってほしい。
ボス手前でアトラスは離脱して、ダンジョンに出てから即セーブする。
ダンジョンに入る前に性格は負けず嫌いに変更している。
負けず嫌いにすると武器を拾ってかわる確率があがるような気がする。
気のせいかと思っていたけど何度かやって性格をかえたらあっさり武器を拾ったので、それからはお守り代わりに性格は変更している。
*武器が希望のものに変わったら性格を元に戻すことを忘れないように。後日また変わってしまっていた、とか普通にある……
アトラスははらぺこだったらしく心配してくれたははからお弁当をいただく。
アトラス
(………スカスカパン……)
シャルルの結果は
剣を拾っていたー!
\(^^)/
アトラスはそのままシャルルを食事に誘う。
アトラス
「そういえば、うちの母さんや父さんとシャルルのお父さんって仲悪かったらしいね」
シャルル
「あー……そうだったね」
アトラス
「シャルルはお父さん(マウロ)から何か聞かされた?」
シャルル
「昔はたまーに言ってた事もあった……けど子供の前ではあまり言わない人だったかな。」
アトラス「ふーん」
シャルル
「父さんがギオルギー様を殴ったことは知ってる?」
アトラス
「……話は聞いたことがある。俺、その頃まだ赤ん坊だった……性格には俺が産まれる直前らしい」
224年の終わり。27日アトラス誕生よりも少し前の出来事である。
アトラスの祖父にあたるヴェルンヘル陛下の弟ギオルギーが、一般国民と喧嘩になり武器を使用したことにより一時投獄された。
当時ギオルギーは魔銃導師だったこともあり、魔銃師会は喧嘩の相手(マウロ)を長時間尋問したという。
シャルル
「そうか。俺も小さかったから詳しくはわからないんだどさ………父さんは、あのあとすぐにギオルギー様が亡くなって、その二日後にまるでギオルギー様を追うようにヴェルンヘル陛下まで亡くなったから、そんな時期にあんなことになって申し訳なかったって……父さんが亡くなる少し前に一緒に飯食った時言ってたんだ」
アトラス
「俺は……赤ん坊だったから2人のことを覚えてはないけど」
アトラスはカバンからアルバムを取り出し、中を開いてみせた。
アトラス
「今こうやって俺たちがさらに親睦を深めて仲良く飯を食ってる姿を、ガノスで見ているマウロさんやギオルギー様たちは驚いてみているんだろうな、って思うよ」
シャルル
「ガノスで喧嘩してないといいね」
アトラス
「顔合わすたびまた喧嘩してるのかな。俺たちがガノスにいっても喧嘩していたらどついてやろう」
シャルル
「気が早いって。縁起でもないこと言わないでくれよ」
そんな話をしながら食事を終える。
シャルルは寒いと少し震えていた。
成人したクララが会いにきてくれた。
成人してからクララは少し他人行儀な話し方になった。アトラスは少し寂しいと思ったがこれが大人になることなんだなと自分に言い聞かせる。
大人になってもアトラスを兄のように慕ってこうして会いにきてくれる事が嬉しい。
アトラス
(変な男に引っかからないといいんだが……)
可愛い妹分のことがアトラスは心配でたまらない。
3日
この日は神職の体験服をきてアリーチェとデート。
この下記録用スクショが続きます⬇️
アトラスとアリーチェの結婚式は6日。
父の寿命がその日まで尽きないことをシズニ様に祈らずにはいられない。
続く