エルネア人狼 第二回 03 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

普段は任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。


今回は人狼ゲームの世界観をお借りして

キャラクターたちに人狼ゲームをしていただきます。


注意 

人狼初心者が書いています。

人狼ゲームを元に書いていますがストーリー、キャラたちの掛け合いが優先となっています。多少おかしくてもご容赦ください。


初期国民はモニカ国のバルナバ・マルチネスがいます。うちの国のバルナバとして書きます。


無理そうならプラウザバックお願いします。




​役職

占い師…1日1回占うことができる
初日はお告げでランダムで白が分かる。
霊媒…処刑した人が人狼かわかる
騎士…夜に1人だけ護衛ができる。
この村は連続ガード不可
共鳴者…お互い村人だと知っている。
この村は相方が死ぬともう1人も死亡する。
独裁者…独裁者Coすると話し合いを強制終了させ、独裁者が選んだ人物を処刑できる。
人狼…毎日1人を襲撃する。占い師に占われると人狼と出る。
狂人……人狼陣営。占い結果は村人陣営と出るが人狼陣営勝利のために動く危険人物。






リンゴ視点のリンゴの考察、感じ方











「今回のゲームは、1日目、2日目、3日目の夜時間になる前にお一人だけ指定して、話をすることができます。自分の役職を相手に公表することはできません。お気をつけ下さい。自分が誰を指定したのかは全ての人に公開されますが話した内容は伝わりません」



リンゴ

(さて……どうしよう。

怪しい位置のバーニスちゃん、ティアゴ君、セシィーさんの意見を聞きたい気持ちはあるけど……

霊媒師のローデリックさんにしようかな)



間もなく、ローデリックが部屋にやってきた。


ローデリックはリンゴの真向かいのソファーに腰をかけた。


ローデリック・チチェスター

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……


リンゴ・ラウル

​よろしくー

 
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ローデリック

「……今回は同じ陣営なのだろうか」


リンゴ

「ご期待に添えると思うよ。私は役職があるから。」

役職を開示することはできないが、匂わせることはNGではない。

人狼も役職といえば役職ではあるが。



ローデリック

「…そうか。俺も指定会話をアンタにしようか迷ってた。アンタは人間っぽく見えたから」


人間らしい人とローデリックは会話を望んでいたらしい。



リンゴ

「ほんと?良かった……うーん、よかったのかな。少し怪しまれるくらいに本当はもっていきたかったけど……セシィーさんたちの話に圧倒されちゃってほとんど聞いてる状態だった」


ローデリック

「……………」


ローデリックはジッとリンゴを見ている。そして視線を逸らした。


リンゴ

(今ので私の役職気づいたかな?)


ローデリック

「すでに俺は指定会話を終えている。相手はレイラさんにした」


リンゴ

「レイラさんかー。どうだった?」


レイラとローデリック。この2人がどんな会話をするのか興味深い。会話を聞くことができないことが残念すぎるとリンゴは思った。


ローデリック

「結論、レイラさんも役職持ちかなと俺は思った。

人外かもしれないから、吊ることにはなりそうだが……」


リンゴ

「ローデリックさんは、誰を黒く見てる?」


ローデリック

「セシィーさん、バーニスさん、ティアゴ」


リンゴ

「今日の議論で目立ってた3人か…」


ローデリック

「この中に狼が1人もいないとは思っていない」


リンゴ

「その3人……… 言われてみれば黒いかも。セシィーさんのヴェルンヘルへの黒要素も議論前の立ち振る舞い、寡黙位置だから……」


ローデリック

「かといって、ヴェルンヘル陛下の発言で白黒の評価はしてないらしい……言っていることはおかしい」


リンゴ

「セシィーさん怪しいか…」


ローデリック

「殴られていたヴェルンヘル陛下も白くはみえない…セシィーさんに殴り返さないのは、人間っぽくもあるが……ヘイトを買いたくない人狼の可能もある」


「指定会話終了です」


ローデリック

「もう時間か……じゃあ」


リンゴ

「ありがとうございましたー」


(1確している霊媒師のローデリックさんが相手だと相手の正体を探る必要がないから安心して話せるなー)


゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――


指定会話 それぞれの指定先


リンゴ→ローデリック

ローデリック→レイラ

リリー→ティアゴ

ティアゴ→バーニス

ルイス→エドモンド

イマノル→レイラ

バルナバ→セシィー

セシィー→ティアゴ

エドモンド→ティアゴ

バーニス→ヴェルンヘル

ヴェルンヘル→セシィー 

レイラ→ティアゴ


リンゴ

(初日目立った人に集中している……意見を聞きたい、あるいは疑っている位置に……人狼なら、役職や狂人を探すために指定する……)


リンゴは今回指定されなかったが、騎士が透ける確率が減ったので安堵していた。

指定会話は相手が村人でない場合は正体を見破られる可能性が高く危険がともなう。


(占い師が透けてないといいけど………占い師はうまく潜伏できてるから大丈夫かな…?)



゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――


「ティアゴ・バーナードさん。レイラ・ティーレマンさんから指定会話の希望がきております。」


「……分かりました」


エドモンドとの会話が終了してまもなく、レイラとの指定会話。


勘のいいレイラとの指定会話は、できれば避けたいところだが、指定されては仕方ない。


少しして、レイラがティアゴのいる部屋に入ってきた。




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​あら?疲れてるみたいね、ティアゴ


レイラはご機嫌な様子でティアゴの目の前の椅子に腰をかけた。



​レイラさんはこのゲームでも変わらず元気そうですね……

 
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レイラ

「指定会話は誰とした?」


ティアゴ

「レイラさんも教えてくれるなら、開示しますよ」


レイラ

「ローデリックとイマノルから指定されて、さっきまでイマノルと話してたわ」


ティアゴ

「ローデリックとイマノルですか……」


レイラ「そういうティアゴは?」


ティアゴ

「リリーさん、セシィーさん、エドモンドさん。俺から指定はバーニスさんです」


レイラ

「ふーん。リンゴちゃんにしなかったのねー」


ティアゴ

「リンゴは今回は指定するべき相手に入りませんよ。議論で妙だったバーニスさんの要素を少しでも拾えたらと思いました」


レイラ

「それで?どうだった、話してみて」


ティアゴ

「さあ……黒くも白くもなく、思ったより要素が拾えなくて残念な結果でした」


レイラ「そうなの」


ティアゴ

「レイラさんはどうして俺を指定したんですか?」


レイラ

「適当。強いていえばティアゴが村陣営なら心強いなーと思って指定したんだけど……アテが外れてかしら?」


ティアゴ

「まさか。レイラさんが村陣営なら、俺も心強いですよ」


レイラ

「貴方は村人陣営なのかしら?」


ティアゴ

「俺は村人ですよ。」


レイラ「………」


ティアゴ「………」


レイラ

「貴方は、誰を黒いと思ってる?」


ティアゴ

「——まだ初日なのでなんとも……」


レイラ

「言えない?人外はあまり黒を言いたくないのかしら」


ティアゴ

「俺は村人です……1人あげるとすれば、イマノルでしょうか。」


レイラ「理由は?」


ティアゴ

「ローデリックがバーニーさんとルイスの2人を指定したあと、迷っていたときイマノルがあの2人でいいと言いました……2人の白が見えていた人狼かなと思いました……といっても人間でもすると思うのでとても薄い要素です」


レイラ

「なるほど。ありがとう」


「指定会話終了です。」


レイラ

「はーい。ありがとね、ティアゴ」


レイラは人懐っこい笑顔を浮かべひらひらと手を振った。



レイラが去り、部屋に1人になったティアゴはどっと疲労を感じた。


「リリーさん、セシィーさん、エドモンドさんそしてレイラさん………キツいって」



゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――


「指定会話お疲れ様でした。

会話を終えてどうでしょう。なにか収穫はありましたか?」


廊下を歩くレイラに、ゲームマスターが話しかける。


「そうねー、あったわ」


「詳しく聞いても?」


「ティアゴは人外かなーって思った。勘だけどね。」