任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
役職などの細かいルールは前回にあります。
文字数を減らすために省略します。
前回はこちら⬇️『エルネア人狼 うちの国の場合⑧』普段は任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。今回は人狼ゲームの世界観をお借りしてキャラクターたちに人狼ゲームをしていただきます。注意 人狼初心…
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最初はこちら⬇️
今回のそれぞれの役職はこちら⬇️
セシィー・ランフランク
ルイス・スカイ
「死んだ」人間の待機部屋だよ。俺たちは暇だったからモニター越しにみんなの様子をみていたんだ
イマノル・ボイド
なーんだ、死んだ奴らはのんびり見学してたのか〜いい身分だねぇ
は?ふざけるなよバカノルが。
襲撃、処刑はペナルティなんだよ。
まだ襲撃の時の痛みが残ってんだからな💢
バーニス・ミラー
ごめんねぇ……ショックガンで気絶させてるんだけど……襲撃と処刑の重さが軽いと簡単に処刑を受け入れてしまうとかそんな理由で、2、3日は痛みがあって身体も動かしにくいみたい……
イマノル
「へー、そうんなんだ。ルイスでも大変だったんだねー」
ルイス
「ルイスでもってなんだよ💢お前の台詞は俺に対していつもなんか変なんだよ💢」
イマノル
「まーまーそんなにカッカするなって。まだ痛むんだろう?身体に障るよ」
ルイス
「誰のせいだと思ってんだよ💢」
リンゴ・ラウル
(天国ルーム……モニター越しでこちらを見れるのか……変なことをしてなかったかな……ちょっと不安………
あ、ローデリックさんと一緒にいた時の声は本当にエドモンドさんだったんだ)
ヴェルンヘル・ラウル
そういえば……リリーさんの姿をずっと見かけないんだが……
チレーナ・ミラー
呪殺のペナルティのせいで、まだ動けないそうです。別室で休んでいます。
ローデリック・チチェスター
バルナバ・マルチネス
妖狐であるリリーを呪殺した張本人であるバルナバは顔を青くして本当に申し訳なさそうにしていた。
ルイス・スカイ
バルナバさんは占い師として、妖狐を炙り出したんだからなんも悪くないだろ
(リリーはどんな気持ちで占われる時を迎えたんだろう)
(………あの時……最後に見た時のリリーさんはまるで処刑前のような……悲壮感ある背中だった。呪殺よりも処刑のほうが、きっと楽だったのかもしれない)
その後①
リンゴ
「ねー、ティアゴ君」
ティアゴ・バーナード
リンゴ
「バーニスちゃんが人狼って分かったんだよね?」
ティアゴ
「分かってたっていうか、そうだろうなぁって感じだけどな」
リンゴ
「それって議論中にも言ってた
バーニスさんは初日とても緊張していました。誰よりも緊張している、と感じ黒塗りされた場合それを払拭するほど議論が出来るか不明だったため、占いました。
って理由?」
ティアゴ
「まあ、そうだな。バーニスさんは、態度に出やすいから人狼だろうなぁと思ったんだよ」
リンゴ
「へー、ふーん。そうなんだ。」
ティアゴ
「それがどうかした?」
リンゴ
「別に。よく見てるなーって思っただけ」
ティアゴ
「——もしかしてヤキモチ妬いてんの?」
リンゴ
「そんな訳ないじゃん!ティアゴ君の観察眼がすごいなー!って思っただけ!」
ティアゴ
「それはどうも」
リンゴ
「私とローデリックさんが共鳴者っていうのは?分かってた?」
ティアゴ
「初日からリンゴがローデリックを庇うような発言をしたから、2人が人狼?って疑ってた……あと2人とも接触しなさすぎて逆に怪しかったから共鳴者の可能性は考えてたよ」
リンゴ
「そう……」
ティアゴ
「結局イマノルの1人勝ちっていうのがムカつくなー……あいつ練習試合に引っ張ろ」
リンゴ
「身体もう大丈夫なの?ペナルティ痛いんじゃない?」
ティアゴ
「……そうだった、しばらくは試合は無理そう」
苦々しく呟いた。
リンゴ
「そういえば追跡の香りはどうして使ったの?」
ティアゴ
「——さあ……」
リンゴ
「狂人だって疑われるようなことをした…というかこっちに気づかせようとしたの?」
ティアゴ
「俺が真でもやってたかもしれないよ」
リンゴ「そう?」
ティアゴ
「ローデリックは対抗の白先だからローデリックの色を確認するために仕掛ける可能性は十分にある」
リンゴ「ふ〜ん」
ティアゴ
「リンゴは俺が手加減したと思ってる?」
リンゴ
「……もしかしてそうなのかな、って」
ティアゴ
「——そうか。じゃあ、次があれば、別陣営、もしくは落とすべき相手と判断した場合は、容赦なく敵対する」
ティアゴの目が楽しげに笑ってはいるが、リンゴには分かった。冗談ではなく、本気だということに。
リンゴ
「………お手柔らかに……」
(ティアゴ君……勝負ごとはすっごく真剣で、負けず嫌いだった……)
イマノル4票
バーニス3票
バルナバ1票
イマノルとバーニスの差は僅かだった。
リンゴ
「ここでバルナバさん投票って………次の日がもしきたら、てるてるだってバレるって思わなかった?」
イマノル
「それよりも人狼かもしれないって吊る選択をする人の方が多いんじゃないかなー。
まあ俺はさ、次の日はこないって確信してたからこの投票だったわけ」
リンゴ
「確信?勝つって分かってたの?」
イマノル
「バーニスさんは談話室でスピカ様とセシィーさんをうまく言いくるめてからさー、あの2人はバーニスさんに投票できない……少なくとも俺を吊ったあとじゃないとできなそーだなって思ってたんだ。予想通りだったね」
にかっと笑うイマノルは、やはり油断ならない奴だとリンゴは思った。
共闘を称えあう
ローデリック
「お疲れ」
リンゴ
「お疲れ様ー。勝てなくて残念だったね……」
ローデリック
「イマノルのてるてるを見抜けなかった……イマノルにてるてるの役職が当たった時点で俺たちの勝ちはなかった」
負けて当たり前だった、そんな風に言うローデリックの気持ちはリンゴにもよく分かった。
リンゴ
「バルナバさんも言ってたしね、てるてるはイマノルの天職だ、って。あいつはいつだって吊っておきたくなるもん……」
ローデリック「同感」
2人は小さくため息をついた。
リンゴにとってローデリックは、この人狼の時間は唯一味方だと分かる人物だった。ローデリックの存在はとても心強かった。
リンゴ
「ローデリックさん、ありがとう。とても心強かった」
ローデリック
「それはどうも……アンタが相方だったのは、悪くなかった」
リンゴ「それは良かった♪」
ローデリック
「……少しうるさかったけど」
リンゴ
「その一言は余計」
ローデリック
「……次も同じ陣営だと願ってる」
リンゴ
「ローデリックさんの占い師とかみてみたいなー」
ローデリック
「……勘弁してほしい……俺はこういうの苦手………」
今度は大きなため息をついた。
あとがき
駄文に最後までお付き合いくださりありがとうございました。
今回のエルネア人狼について、配役は私が決めたのは2人しかいません。
その辺のことは次の記事あたりに書こうと思います。文字数制限がどこでくるのかまっったく分からないので書きすぎないようにしていますw