数あるブログの中から閲覧ありがとうございます。
こちらのブログは
ワールドネバーランドエルネア王国の日々をプレイし、それをもとに書いています。
プレイした際のスクショをもとに書いておりますが創作(妄想)も多くございます。
創作話が苦手な方は閲覧お控え下さい。
チレーナとスピカ山岳長子と王女の二人は思いを寄せていたが、その立場から一緒になることはかなわなかった。
時が経ち、二人は別々の人生を歩んでいる。
マルセルの訃報。
葬儀。
葬儀にはセシリアの姿もあった。
フラフラしているとエヴラールという人を見かける。
この人は
マルティナさんの次男!
可愛らしく眉毛がきりっとしているのでカッコいいです。
すでに彼女持ちでした✨
しかもエナのほほえみもちかー。
と思ったらエヴラール君がエレク持ちだから結婚したら子供は無才なのか……
どっちか受け継げる可能性があればいいのに
絶対無才という悲しきシステム。
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エルネア杯
準決勝
この勝敗で、決勝戦のカードが決まる。
スピカはメガネ石を握りしめ、祈るように目を閉じる。
ゆっくりと目を開けると、メガネ石をポケットにしまい、闘技場の真ん中へと進んだ。
その様子をチレーナは無言で見守っていた。
ガルフィン魔銃師会
スピカ・ベルッチ
ローゼル近衛騎士隊
ラナ・マルチネス
試合が、始まる。
ラナが剣を振るおうとしたところをスピカの魔銃が放たれた。
ラナが避けようとするほうを予測して銃口をそちらに向ける。
ラナは避けることができずそのままスピカの勝利に終わった。
「勝者はスピカ・ベルッチさん!」
アモスが、スピカ勝利を宣言する。
決勝戦の対戦カードがこれで決まった
チレーナ・ミラー
VS
スピカ・ベルッチ
観客の歓声が響く中、スピカは観客席にいるチレーナのほうを見た。
その視線をチレーナは真摯な表情で受け止めた。
数秒後、スピカは出口に向かって歩き出す。
そのスピカの表情はとても勝者の表情ではなかった。まるで負けたかのような敗者の表情。
俯きながら歩く彼女のその表情に気がつく者は誰もいない。
「……とうとう………本当に
ここまできちゃったよ」
今にも泣きそうなその呟きは闘技場の喧騒の中に消えていった。