国王はバーナード家が嫌い…? | エルネア王国モニカ国の暮らし。

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エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
 
 
 今回は補足回です。
 
 
ヴェルンヘルがバーナードを嫌う理由
 


左 ヴェルンヘル国王
右 魔銃師ティアゴ・バーナード
(魔銃師会所属期間の大半を魔銃導師として勤めている)
 
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セシリアがレドリーに片思いをしていることに気づいたヴェルンヘルは
 
バーナードの次男だけはだめだ
 
と厳しく言います。
 
 
 
その背景のお話です。
 
 
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ストーリー上
なんでヴェルンヘルがバーナードを嫌うのか。
 
 
明絃さんの読者様や最近から読んで下さってる方はよく分からないと思うので、簡単な解説回です。
 
 
ローデリックいわく
 
 「ティアゴのやつが悪い…」

 
そうです。
 
 
 
 「浮気する陛下も陛下だけど」
 
 
「リンゴちゃんは悪くないの?」
 
 
「あの人すぐ泣くから泣かれると面倒だからスルーする」
 
 
 
 ローデリックはリンゴをスルーした。
 
 
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ある時の2人の会話
 
 
「お父さんはレドリー君が嫌いなの?」
 
 
にレドリー君が嫌いというわけでは……」
 
 
「レドリー君じゃなくてが苦手なんでしょう?」
 
 「………苦手という訳では…」
 
ヴェルンヘルは歯切れが悪かった。
 
 
 
 「嫌いなの?」
 
 
 「が俺のことを嫌ってる…」
 
 
 
「……ダンジョンでほっぺにチューしてくれてたのに?」
 
 
子供時代のセシリアにヴェルンヘルと仲がいいと証明するためか、ティアゴはヴェルンヘルのほっぺにチューをした。
 
 
ティアゴは平然としていたが、されてヴェルンヘルは赤くなり動揺していた。
 
 
 
「そ、それだって!あの人は俺をからかってやってるんだよ!」
 
ヴェルンヘルは思い出して狼狽していた。
 
 
 
 
ーーーヴェルンヘルにとって、ティアゴは気づいた時からリンゴの側にいた。
 
 
 
成人した時からリンゴのことを家まで送り届けていたので、不思議に思っていた。
 
 
後に分かることだが、それは警備のためであった。
 
それを知る由もないヴェルンヘルは当時、幸運の塔にも同行してくれないリンゴの側にいたティアゴをヴェルンヘルは苦々しく思っていた。
 
 
 
この国で分かりやすくヴェルンヘルに敵意を剥き出してきたのもティアゴだった。
 
 
 
口調は敬語で丁寧ながらも、ヴェルンヘルが浮気したと察するとティアゴは
 
 
 
「リンゴのことをないがしろにするなら俺がとっちゃいますよ」
 
と警告してきた。
 
 
 
リンゴはティアゴを慕っているので、ヴェルンヘルはこれが冗談には聞こえなかった。
 
 
 
ティアゴの忠誠心は、当時殿下だったヴェルンヘルではなく次期王妃になるリンゴに向けられてるのは明らかだった。
 
 
 
ことあるごとにティアゴは
 
 
「俺が好きなのは陛下ですよ」
と心にもないことを言ってヴェルンヘルをからかってきた。
 
 
 とんでもない奴だ…
 
 
ーーーー二人は仲が良すぎる。
 
 
 
 
 
そして極めつけは
 
つい先日
 
 
リンゴが怪我をして一刻も猶予もない時に
異国の医療での治療に困惑し、躊躇うヴェルンヘルに言ったティアゴの一言。
 
 
 
困惑しているヴェルンヘルに、ティアゴは冷めた口調で切り出した。
 
 
 
ティアゴ
「……………リンゴに何かあれば、責任は全て俺に。投獄でも、処刑でも、お好きなように」
 
 
 
 
 
ヴェルンヘル
「………今の言葉、後悔するなよ」
 
のんきなヴェルンヘルの声が、一段と低くなり厳しい目をティアゴを向けていた。
 
 
 
 
ティアゴ
「後悔など、するはずがありません」
 
 
 
ティアゴは真っ直ぐにヴェルンヘルを見据えた
 
 
 
 
 
 
ーー何故、処刑も覚悟してこんなことを言うのか。
 
 
旅人殿(マーリンさん)の腕が確かでも、万が一ということもあるのに。
 
 
 
 
ヴェルンヘルの中で二人への疑念がさらに濃くなった。
 
 
 
2人は睨み合うように少しの間お互いから視線を逸さなかった。
 
 
 
 
 
 
 
これが、ヴェルンヘルがティアゴを…嫌う(少し気まずい)理由である。
 
 
 
 
しかし国王としての立場から、ティアゴは頼もしい存在であると認識しているので内心複雑…。
 
 
ヴェルンヘルにも原因があるから、強くティアゴに言えない……
 
 
ティアゴはティアゴでヴェルンヘルは浮気して最低野朗だと思っているが、国民を大切にする憎めない性格のヴェルンヘルが嫌いにはなれないから、からかっている……のかもしれません。
 
 
リンゴの出産前日からヴェルンヘルが女の子を自宅の寝室に連れ込んでいたことはティアゴも許せなかったようでこれをキッカケにリンゴとティアゴの関係は大きく変わってしまいます。
 
 
 
 
 
 
「導師様はただの友人です」
 
 
今はリンゴのいうように、同じ魔銃師会の仲間として接しているようです。
 
 
 
セシリアは親たちのとばっちりをくらっていい迷惑をしている……のです。