任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
先ほど次の記事を仕上げておりまして、間違えて公開してしまいました、、まだ仕上げ終わってなきので未公開状態です。通知いった方申し訳ないです!(><;)
番外編で子供の頃のリリーと成人したバルナバの話がチラっとあります。
5日。
騎士隊とドルム山で、トーナメントの戦いの火蓋が切られます。
意気込みを聞かれ、

バルナバ
「もちろん、今年も最強の座を譲るつもりはありません」
自信たっぷりの兵団長。
バーニー
「今の兵団長にはちょっとお休みを頂きたいと思います」
(この台詞好きだww普段人をさん付けで呼ぶバーニーが..丁寧ながらも闘争心が伺えます)
バーニス「総当たり戦ですからね、地道に勝ちを掴んでいきたいと思います」
アリス「全戦全力で挑むのみ、ふさわしい結果は自ずとついてきます」
シモーヌ
「勝利の女神は兵団を率いる覚悟のある者だけに微笑むのです」
ウォーレス
「みなさん、試合に入れ込みすぎて、普段の仕事をおろそかにしないようにお願いしますよ」
ウォーレス以外の全員が視線を泳がせる..
ドナート
「はい、みなさん意気込み十分ですね」
第1試合はバルナバだった。
そして二年負けなし、エルネア杯全勝のバルナバが、初戦でシモーヌに負けた。
(なぜかスクショがない..多分プレイヤーが動揺して忘れたんだと思う..)
リンゴは呆気にとられた。
敗因は、鍛えていない龍騎士の斧でしょうか..
バルナバの敗北の報告に、リリーは苦笑していた。
「まあ、そんなこともあるよね」
プレイヤーにとって、山岳兵団の主要メンバー、
バルナバ、バーニー、バーニス、シモーヌ、アリス
はお気に入りで山岳兵団はベストメンバーでいま固まっております。
しかし、これも今年で終わりになります。
活路を見出したのは付き合いの長いバルナバ&バーニーコンビだし。
バルナバには最後まで駆け抜けてもらいたいと思います。
1戦目、負けたけど...
まさか負けるとは思わず御守り渡さなくてごめん..バルナバ、最近負ける気がしなかったから..
この日は農場代表が亡くなったアナウンスが流れていた。
そろそろ収穫祭..
たまには殿下を誘って採取でも。
プレイヤーが王族入りを考えてるので、殿下の相手もしないとなのです。
ガラちゃん。
アルシアはとても美しく成長した。
シルピアおばあちゃんによく似てる。
私にはない色気がプンプン..羨ましい..
夕刻。
リンゴが酒場に行くとティアゴが飲んでいた。今日は早めに探索を切り上げらしい。
リンゴ「一緒に飲んでいい?」
ティアゴ「いいよ、何か食べる?昨日誕生日だったんでしょ。おごるよ」
昨日リンゴとティアゴは話をしたが、アホなやり取りをしてティアゴはおめでとうと言い損ねていた。*
210年 大人の余裕
リンゴ「やった♪ありがとう!」
二人が夕飯を食べていると、アルトとヴェルンヘル殿下がやってきて
「二人でどこか行かない?」と誘ってきたがリンゴは首を横に振った。
ティアゴ「.........」
(俺と飯食って時に...これがおじさんキラーって言われる理由の一つになりそう、、)
毎日毎日、断ってもリンゴに誘いにくる若者たち
ティアゴ「まったく、毎日毎日飽きもせず振られるくるなー」
リンゴ
「そーゆーアゴ君だって成人したら同じことやってたでしょー?」
アゴ
「んー?俺恋人できたの遅かったし..そうでもなかったよ。」
アゴ君の性格は一匹狼
この性格のやつらはベタベタしてこない
プレイヤーにとって、寂しい気持ちはあるが煩わしくなくて好感度高い
リンゴ
「嘘だぁ」
ティアゴ
「嘘じゃないって。
リリーさんに聞いてみてよ」
リンゴ
「アゴ君のことだから手出すの早いと思ってたんだけど..」
ティアゴ
「色んなコに手出しすぎて飽きて興味ある子がいなかったんだよ」
リンゴ
「さ、最低、、」
(私、関わっちゃいけない人と関わってしまった気がする、、)
ティアゴ
「嘘だけどね」
リンゴ
「結婚したのが遅かったあたりが嘘?」
ティアゴ
「なんでそこなんだよ。手出しすぎてあたりだよ」
リンゴ
「へー」
ティアゴ
「信じる気ゼロだね」
リンゴ
「うん」
リンゴは力強く頷いた。
ティアゴ
「、、、んで?リンゴは?そろそろ殿下の告白を受けたらどう?」
リンゴ
「は?告白なんてされてないよ」
ティアゴ
「二人でどっかいかない?は幸運の塔での告白だよ!知ってるでしょ」
リンゴ
「そんなこと、言われたことないなー」
ティアゴ
「さっき言われてただろ。アルトと殿下二人に」
リンゴ
「覚えてない」
数分の前のことを覚えていないとなんの躊躇いもなく言い切る。
ティアゴ
「.........」
(いつかのXさんのバルナバさん対策?!都合の悪いことはわからない、知らない、覚えてないで通せってやつ..ここで活用するなよ)
「そんな態度とってると、殿下誰かにとられちゃうよー
殿下はモテモテなんだからな」
リンゴ
「、、、別に、、ヴェルンヘル殿下のこと、好きじゃないもの」
リンゴは視線を横に泳がせて誤魔化すようにお酒を飲んだ。
ティアゴ
(なにこの分かりやすい態度..めっちゃ好きじゃんか。なんで素直にならないのかねぇ?)
「難儀な性格だね..」
リンゴ
「どーゆー意味?」
ティアゴ
「難儀知らないの?」
リンゴ
「知ってる。私の性格とは 無縁だと思う」
ティアゴ
「それは難儀なことだ..」
*難儀とは、、苦し悩むこと。困難なこと。
面倒なこと。
6日
今日はルークとジョゼットの第二子出産の日。
夕方訪ねるからねー。
アンヘラちゃん。可愛いなぁ。
今気づいたけど呼び捨てなんだね..
可愛いから、いいよ!
そして。
仕事の最中、ロベルタさんを見かけた、
リンゴ「あれ?」
ロベルタさんは危篤状態だった。
重い身体を引きずって、なぜかラダの餌やりをした帰りらしい。
「大丈夫ですか?」
具合の悪そうなロベルタに、声をかける人がいた。
白銀の鎧を着たリリー・フォードだった。
「家まで送りますよ」
ロベルタ
「リリー隊長..大丈夫です。一人で帰れます」
リリー「フラフラしてるし、心配です」
リリーもロベルタに思うことは沢山あるだろうが目の前で具合の悪い人を見てみぬ振りは出来ないらしい。
ロベルタはフッと笑った。
「本当にご立派になられて..シルピアさんにはなにもかも勝てなかった」
リリー「母に、ですか?」
ロベルタ
「実は、あなたのお父さんと子供の頃から仲が良くて、子供ながら大人になったら結婚しようねーって言ったりしてたの。でも大人になったら、ダリル君はシルピアさんしか見てなくて..」
リリー「お父さん...」
父のダリルはぼんやりしているから、忘れてしまったのもしれないし、約束自体、冗談と思っていたのかも。
ロベルタ「シルピアさんは美人だし、飾らない性格で友人も多いし、働き者だし、私はなに一つ彼女に勝てなかったなぁ..」
ロベルタはリリーに背中を向けて歩き出した、
「この国とみんなをお願いしますね、リリー隊長」
「....はい」
ロベルタの背中が小さくなっていくのをリリーは見ていた。
ティム目線
国民の記録をみると、
リリー隊長と母の名前が並んでいた。
ティム(うーーん、なんか怖い組み合わせ...)
*ウォリアークイーンはサクラさん。
番外編
☆みんなこんな頃があった☆
ある夜。
バルナバとバーニー、バーニス、ティアゴが同じテーブルで飲んでいた。今のところティアゴとバーニスは衝突していない。
2人とも一匹狼の性格なので元々相性はあまりよくないらしい。
リリーが酒場に入ってきた。数日きてないからなんだか久しぶりに感じがした。
子供が1人酒場に入ってきてリリーの横を通り過ぎ、バルナバのところにいった。
「ねーねー、立派な大人ってどんな大人?」
子供からされる恒例の質問。
リリー
(去年龍騎士になったバルナバにそれを聞くの..)
バルナバ
「評議会の人とか、そこにいるティアゴ導師や、リリー隊長のことだよ」
ティアゴ「!」
バルナバは優しいし、こういうことはストレートに言う。
子供「そっかー!じゃあ僕もたくさん虫を捕まえて立派な大人になる!」
なぜそうなるのか。
立ち去る子供をリリーが呼び止めた。
リリー
「この国で今1番立派な大人は、陛下とそこにいる龍騎士になったバルナバ兵団長だよ」
子供
「あー!そっか!あ、リリー隊長はバルナバに負けたもんな!」
リリー「......」
子供の容赦ない言葉に返す言葉が見つからないリリー。
バルナバ(なんてこと言うんだ..)
「子供は早く帰って寝なさい!」
子供「はーい!」
子供は立ち去るとリリーはクスクス笑った。
バーニス
「...リリー?何がおかしいの?」
負けず嫌いのリリーが、バルナバに負けたことを掘り返されてバーニスは少し心配になった。
リリー
「いや、ちょっと思い出しちゃって」
リリーはバルナバたちのテーブルの席についた。
ティアゴ
「なにをですか?」
リリー
「バルナバは立派になったなぁって。子供の頃、私が同じ質問したら...」
リリー
「って反応してたから...思い出しちゃって。あの反応は、可愛かったなぁ」
リリーは笑いを堪えきれず、ウィアラさんが持ってきた酒をグラスに注ぎ口にした。
バルナバ
「....!」
可愛いなんて言われてバルナバは恥ずかしくなって少し顔赤くした。
バーニー
「バルナバさんにもこんな頃があったんですねー」
ティアゴ
「10年前ですか..2人とも可愛らしいですね。バルナバさん顔赤いですよ?」
バルナバ「ーー男に可愛いいとか..」
リリー「ごめんごめん。ーーそろそろバルナバは熟年だね。今日はみんなの分おごるから前祝いに飲もう」
バーニス「え?リリーのおごり?やったー」
ティアゴ「前祝いって..ごちになりまーす」
バルナバ「え?悪いよ..」
リリー「その分奥さんにプレゼントや山岳兵におごってあげなさい、いいですね兵団長」
バルナバ「..はい。ごちになります..」
リリー
「最近差し入れくれるから、まあそのお返しもかねて。なんで最近、ラゴステーキばかり持ってくるの?美味しいけど..」
バルナバ
「...リリーちゃん、ダンジョンにこもるように陛下に言われて、出てきた時痩せたみたいだったし。ーーー本当にダンジョンに居たのかしらないけど..」
バルナバがチクチクと言った。
リリー(...う..)
*リリーは体調を崩し、ずっと酒場の客室で寝込んでいた。そのことを知るのは数人のみ。
バーニス
「.....ちょっとまって、バルナバ...リリーは普段、鎧を着てるんだよ?どうしたら痩せたとか太ってるとか分かるの?」
バーニスは疑心の目をバルナバに向けた。
バルナバ
「一度はリリーちゃんが海に落ちたとき。鎧が壊れて外したときに鎧の下の服がみえた。あとはこの前リリーちゃんと飲んだとき。リリーちゃんは自力で帰るといってヤーノ市場で寝だしたから家までおぶっていった。その時に前におぶった時よりやけに軽く感じたから」
バルナバは淀みなくスラスラ答えた。
リリー「ーーもうやめて!恥ずかしい!」
リリーは両手で顔を隠した。そんなリリーにバルナバは続ける。
バルナバ
「ちゃんと食べないとダメだよ。いざという時、動けないよ。肉ついた?全然体重増えてないよね?」
ティアゴ、バーニー、バーニスがなんとも言えない顔でリリーを見ていた。
ティアゴ
(いつもの隊長の威厳はバルナバさんの前では皆無...)
この日は
みんなで楽しくお酒を飲んだ。
この時間がいつまでも続けばいい、心からそう思った。
*あとがき
大好きなメンバーです。
スマホのデータをインポートすると、バルナバ10歳、リリー8歳、バーニスとティアゴは5歳のデータになります。
ちなみにリンゴが産まれる前日です。
またプレイしたくなってきます..
どうでもいいことですが、
ブログを書く時は全てを遮断するために大体音楽を聴いています。
最近は
君の名はのスパークルを、春茶さんという方のバージョンで聴いています。
透き通るような、とてもステキな声です。
youtubeとかでも聞けるので、是非聴いてみて下さい♪
バルナバとリリーがエルネア杯で激突したときはこればかり聴いていました。