ウィアラさんのところから帰ってきたら
すぐに朝になった。
一睡もしないで朝を迎えるなんて。
リリーは睡魔と戦いながら朝食を食べた。
眠いけど、リリーの気分は晴れやかだった。
ずっと私は、自分の気持ちから目をそむけていたのかもしれない。
いけないことだと、間違ってる気持ちなんだからと自分の気持ちを置き去りにして前に進もうとしていた。
あがけばあがくほど、目を背けるほどあなたへの想いが募っていった。
食事を終えてバルナバに会いにいった。
バルナバはリリーの姿をみて、いつもと同じように声をかけてくれた。
バルナバ「リリーちゃんおはよう」
リリー「おはよう。
はい、これ、バルナバにプレゼント。
星の砂だよ」
最近ヤーノ市場に売り出された星空の砂をなぜかプレゼントしてみた。
いつも差し入れしてくれるからお礼もかねて
と付け加えて。
ありがとう、リリーちゃん
大切にするね♪」
バルナバは笑顔を浮かべて喜んでくれた。
「リリーちゃんからプレゼントもらえるなんて感激だなぁ」
バーニスちゃんの言う通り
この笑顔が近くでみられれば
それでいいじゃないか
私の望みは叶ってた。
あなたの笑顔がみたかった。
「.......良かった。喜んでくれて」
リリーは微笑んだ。
バルナバ「少し元気になった?リリーちゃんがそうやって笑ってくれてないと調子でないよ」
リリー「私そんなにいつもヘラヘラしてたかな」
バルナバ「しまりのない顔はしてたよ?ダンジョンに入って魔獣みつけると嬉々として戦ってる」
リリー「...なんかヤバイ奴みたい..」
バルナバ「頼もしいってことだよ」
二人が話をしているところにバーニーが通りかかった。
「楽しそうだね。リリーさん、体調はどう?」
「おはよう。おかげさまで元気だよ」
リリーはジッとバーニーを見た。
この罪深き男め....
バーニー(なんかガン飛ばされてる?)
「二人とも、魔人の洞窟一緒にいってくれないかな?」
プレイヤーとしてのリリーでいく最後の魔人の洞窟のお供にするのはこの二人にした。
バルナバ「もちろん」
三人で魔人の洞窟へ。
引き継ぎすると山岳兵になるか、龍騎士になるか王様に(王族はこれるのかな?)でもならないとくることができないから忘れないうちにいっておこう。
バーニー「このメンツだと余裕だねーまた行こうね!」
リリー「バルナバとなら行くけどバーニーとはどうかなぁ」
バーニー
「え?!リリーさん、なんで?俺なんかした?!」
バルナバ(バーニー...なにをしたんだ?仲がいいだけ?)
別の日
リリーの試合でした。
試合が終わり外に出るとしょんぼりしたバーニスちゃんが。
バーニスちゃんに話かけると試合に負けてしまったみたい
誰が相手だったのかな?
確かめにドルム山に向かってると
それは勝てない..
なんせ、バルナバはとうとうというかやっとこのころカンストしたのだから..
山岳兵団の戦績。
もう一つのボイド家はこの年に引き継ぎがあったようで?試合にはでていません。
来年はエルネア杯の出場をかけて戦います。
バーニスとバーニーを、なんとか出場させてあげたいな..
彼も240超えてもうすこし。
15階くらいいきたいのにこの時に限ってバーニーバーニス隊長コンビのどちらもつかまらない。ジェレマイアもつかまらない。
カンストした人をつれていくのは..だけど弱いひとをつれていくとアイテム消費が激しいのでバルナバに協力してもらいます。
国民を謳歌しているルークの育成が必要なのか疑問を抱きつつ..久々に衣装ゲット。
野薔薇の棘殻鎧
胸が..
肩とかなんかガンダムみたいじゃないか。
バルナバ(..め、目のやり場に困る....)
帰り道に会ったジェレマイアがリリーの姿をみるなり、
ジェレマイア「リリー!?その服!すぐ着替えて!丸出しじゃないか!!?」
リリー「丸出しじゃない!!」
タイトル
君の笑顔がみたかった
リリー目線ではあなたとなっています
つまり、これは他の人の目線です
リリーがゲットした鎧はひそかに
ガンダムの鎧と呼んでいます。