つい先日、義父の七回忌を無事に終えることが出来ました。

もう、そんなになるのかなぁ…
時が経つのは早いです

結婚して出産して子どもが小さな頃から同居を始めて18年近く一緒に暮らしていました。

10年くらい主人は単身赴任で
行ったり来たりしていたので
子育てはおじいちゃんと私がメインでした。

息子をお風呂にもよく入れてもらったし、散歩にも連れていってくれた…

幼稚園くらいから麻雀も…笑
とにかくよく遊んでくれました。

今もリビングに飾っている

小4の頃の息子の書いた

おじいちゃんの似顔絵





義父には沢山の知識や知恵と経験があり、私の尊敬する一人でもありました。

法事の後、会食をしながら
思い出話にふけり
ちょっぴり寂しく涙が出たり
本当に感謝の気持ちも
大きかったです。

義父は言葉を大切にする人でした。
お世話をする度に「ありがとう」と言ってくれて、お布団を干せば
「おかげで気持ちよく眠れるよ…ありがとう」と言葉を添えてくれる人でした。

私はそんなに出来た息子の嫁じゃなかったけれど、いつも味方でいてくれた気がします。

おじいちゃんが亡くなって
少し時間のできた私は
自分の為にやりたいことに
沢山チャレンジするようになりました。

うりゅ坊の道に進んだのも
きっかけになったかもしれません。
でも、一度は個展を観て欲しかったな〜、どんな感想を言ってくれただろう…、そんな想いにもなりました。

義父(おじいちゃん)は
ある朝、突然天国へ行ってしまいました。昨晩一緒にご飯を食べて、また朝を一緒に過ごすと思っていました。

でも、突然いってしまった。
 心不全で…

私は昨晩のご飯、もっとご馳走にすれば良かった、とか、もっと感謝を伝えれば良かったとか、いっぱい後悔しました。涙でたくさん心を洗いました。

でも、おじいちゃんの「ありがとう」がこだまして私の心に響いてきました。

私なりに尽くしていたんだろうな…
きっと許してくれてるかな…

なんて、娘のように甘えていたかもしれません。有り難い存在でした。

いてくれて、ありがとう…

ただその想いがずっと私の心にあり
今でも感謝の気持ちが湧いてきます。

別れはいつやってくるかわかりません

でも、伝えることは忘れてはいけない、と今でも思わせてくれる
おじいちゃんとの別れでした。

生きている今
出来ることを
わたしなりに