人間50年。 | ー こどもと暮らす ー

ー こどもと暮らす ー

こきちです。
子供中心の生活に変わり、ブログタイトルを「やむ、ヤム、yammy!!」から変更いたしました。
主に子供との時間、長年のライフワークである懸賞の事を書いてます。

今日、病院に行って看てもらった。
やっぱり、妊娠し、流産していた。

最初の出血の直後から、痛いくらい乳腺が張っていた乳房が急にシュンと小さくしぼんでいき、母のおっぱいのように大きくなっていた乳輪があっという間に普通サイズに戻り、たぶん、そうなのだろうと自分の体の変化を感じとってはいたが、がっかりした。

病院で以前にも旧姓で受診しませんでしたか?とか妙なことを聞かれた。
私と同じ名前、生年月日の人で受診した人がいるらしい。

今更という感じだが夫も仕事を休んで病院についてきてくれたというか、車で連れて行ってくれた。
地番を控ようとする私に「場所は分かったから、分かったから!!」と必要ないと遮り、車に乗り込んだ途端、「6丁目のなんやった?」と尋ねられ、しようがなく、電話番号をカーナビに入力すると、移転前の病院の跡地に着いた・・・。
固定電話を引越し先まで、同じ管区だからと持っていくとこういう事態が起こりえ、カーナビに入力すると全くの別の場所に到着。
ということが「夫のせっかちさ」と「とんちんかん」でこれまでにも何度も経験しているので地番を控えたかったのだが。
幸い、今日は少し離れた程度の場所らしく、真っ直ぐ3号線を行って欲しいのに、横道の裏道に入り、適当なパーキングに駐車。
病院に無料の駐車場はあるのに、またどんだけ長い距離を無駄に歩かされるのかとぐったりしていたら、運良く病院の真裏、ラッキーなことに病院の提携しているパーキングだった。


夫といると、このようなおかしなことが毎日起こり、その都度、何故かそういう事態を招いた夫本人がキレたり、すねたり、ふくれたりして私は毎回我慢し、それが3年以上続いている。
おかげで多少の事には動じなくなった。


今日かかったお医者さまが、「今回は残念だったけど、ご主人もあなたも子供を作る能力はまだある。」と言って下さった事が、慰めにもなり、励みにもなった。

妹からも心配して何度も着信があってたので、報告はした。
相談をして、今日の病院を教えてくれたのも妹だ。
最初の子供の時、様子がおかしくて、あちこちの病院にかかったらしい。
ぬか喜びに終わるとまずいので親に報告しなくてよかった。

それと、「真剣に子作りを考えるのならギリギリの年齢だから今すぐに不妊治療専門の外来を受診したほうがいい」と言われた。
私は最初から真剣で、ずっと夫を説得し続けており、夫に言って欲しかった。
それと夫の家族。
夫の収入は未だに明細を見せてもらえないから知らないが、最初に14万くらいと聞いている。
14万から家賃半分と駐車場代を引いて、母親の要求が1回当たり5万、父親の要求で多い時で熊本に月3回で5万くらい、それ以外に交際費、本人の固定出費が見えてる分だけでどんぶり勘定7万くらい。(これだけで計算も合わないのだが)それ以外に車での出費。
こういう事情から結婚してからずっと、夫自身が子作りをしたがらなかったわけで。
こういう事情から子作りどころか、私が自分の貯金を切り崩しながら生活していたわけで。

夫の家族と関らないことにしてから、やっと普通に生活できるようになったわけだけど、それがなければ不妊治療なんか考えなくても良かったかも知れないし、正常ではない妊娠に怯えたり、高齢出産のリスクも少なかったわけで。
スタート地点が違って、どっと疲れる。
お義母さんのお兄さんにお子さんができなかったこと、お兄さん2人の両方とも関係がこじれてるのは、夫の両親が私達にしたことと同じこと(事のわからなさ)を、お義母さんかおばあさんがしたからではないかと思う。
夫は親のウケウリで向こうがおかしな事になっていると笑うが、客観的に見ておかしいのはこっちで向こうは自分の嫁と家族を守る為に関らないことにしているとしか思えない。
本来なら可愛いくてたまらないはずの甥である夫、それも自分達の母親(お婆さん)の面倒を看てくれた夫にお兄さん2人とも「結婚おめでとう」の一言もないとは、夫の両親を相当嫌っている。

今、同級生でも、やはりどうしても子供が欲しいからと「家1軒分まで!」と不妊治療の費用のリミットを決めて夫婦一丸となって頑張っている人がいる。

こないだまで勤めていたところで、私よりも少し年下の人で、「結婚して1年経っても赤ちゃんができなかったら不妊治療の病院にかかったほうがいいよ」と言ってくれたまともな人がいて、とても有り難く思った。

子供がいない分、どれだけ贅沢しているのか。とか
子供がいないから贅沢しているんだろうとか、
子供がいなから地域社会との繋がりや煩わしさがなくていいだろうとか、
「子供が一番の贅沢な宝物」だということがわからずに自分の欲や贅沢で歪んだ色眼鏡で物を言う人たちばかりだったから。

「子供がいない夫婦」がどうなのか、最後はどうなるのかをずっと側で見てきたからわかる。
何故、子供が「かけがえのない」と言われるのか。

もっとも、これからの時代は子供がいない夫婦の割合がどんどん増えていくのかもしれない。
私達もどうなるのか分からない。


 人
(・Θ・)何度もゆうばって、あーた、あと何年もせんで50ばい。

∩∩
(・x・)!!


 人
(・Θ・)今すぐ子ができたとして、20歳のときは生きちょるかわからんとよ。

∩∩
(・x・)勝手に殺さんでよ。



 人
(・Θ・)もう、初老。じーちゃんの年ばい。

∩∩
(・x・)!!


 人
(・Θ・)食欲ばっかりで佐世保で何キロ重量オーバーしたとね?

∩∩
(・x・)6キロ増えただけたいね~。





人間五十年、下天(化天)のうちをくらぶれば、夢幻の如くなり。
ひとたび生を受け(得て)、滅せぬもののあるべきか-


「嘆き」の言葉としてとるのか、「覚悟」のあらわれとしてとるのか、今は人間100年かもしれませんけど。