▶『息のできない夜に、君だけがいた』(ROOM)


「お母さん、小説って読む?」

と娘に聞かれ、


うーん🤔


電車の移動の多い日とか、

本を持って出勤することが多いけど、


どちらかというと、

小説ってジャンルはそんなに読まない。


が。


娘が読み終わったけど、読まないグラサン


と、持ってきてくれた小説ラブ



娘が勧めてくれたってことは、

娘の思考回路を

じっくり知るチャンスウインク


「ちょうど⭕日、仕事で▲▲まで行くから、

その時、読む本探してた〜」

と言って、レンタルグラサン



私が読むには、若い子向けすぎない??

と、ちょこっと不安になる
学園モノピンクハートラブラブ
恋愛モノピンクハートラブラブキラキラ

だけど、ちょこっと読み始めて、
なんだか、切なくなった。


✂………境界線 境界線


学校が大好きだった娘。

学校行事、満喫したいタイプだった娘。



そして、
恋愛したぁいドキドキラブラブドキドキラブラブドキドキラブラブ

って、恋愛に憧れを持ってた娘。


サナギのようになりながら、
思うように動かない体やメンタルに
拘束されながら、

もしかして、小説の中で、
疑似学園生活、送ってたんだろうか??

とか。


それぞれの理由で、
一時期、部活から離れざるを得なかった、
その時背負っていた苦しみと、

何かを重ね合わせてたのかな、とか。


今の、大人の私が読んだら。

あー、こんな若い頃って、
こんなドロドロあったよな、とか、

俯瞰してみたらこういうことなんだけど、
自分の視点でしか捉えられないと
こーなるよなーとか。


このお年頃の頃の悩みを色々思い出して、
自分の息苦しかった頃とも、
重ね合わせながら、いろんなことを考えた。



自分の状況、心境を、
親や、友人にも知られたくないと
思ってしまう思春期のココロや葛藤。

本当の意味での寄り添いのできる、
顧問の先生の言葉。


私は、こんな風に苦しむココロに、
寄り添うなんて、できてなかった。

私は、こんな温かい包み込むような言葉を、
かけるなんてできなかった。


そういうことが、サラリとできる、

フィルターを通さず、
目の前の事実を受け取ることができる、

そんな大人に、私はなりたい。


改めて、また、決意した。



ラストは。

それまで、
大きな苦しみを負ったりしたけれど、

勇気を振り絞って、
自分の気持ちを表現して、
今をめいいっぱい生きる選択をする。

よく頑張った!
よく乗り越えたね!と、

拍手を送りたくなるハッピーエンド。

そういうストーリーに
娘も励まされたりしてたのかな、とかおねがい



話に入り込んだり、

苦しかったであろう、
サナギ期の娘の心情に思いを、寄せたり。


そしてまた、
この本、
すごく良かったわぁラブ

いい本、勧めてくれて、
ありがとう💖

と、娘と本の感想を、
キャピキャピ語り合えて、楽しかった。

こういうことを、
同じ目線で楽しめるようになっていた。

楽しい🎶

そう、感じられるようになっていた。



昔なら。

読む前に、
シャットアウトしてたかもしれない。

自分にとって、興味ないジャンル。【終了】



費やす時間は、有用か無駄か?

取り組む価値のあることかどうか?


そこで判断して、行動を選ぶべき!

感情は、思考で作るもの、だった。


自分が、人に共感して、
楽しいという感情を溢れさせている。


それが、ものすごく幸せだということは、
誰にでも通じる喜びではないんだろうな。


そんなん、当たり前やん!  自然やん!

そう感じるのが、多数派なんだろうな。



ということで

私のおすすめする一冊

息ができない夜に、君だけがいた。 [ 丸井とまと ]

 

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