私が勝手に、子育て終了! と
勘違いしてしまった日は、
娘の中学の合格発表だった。
コレで 私の人生における仕事は
全て終わったと勝手に勘違いして
ひとり 祝杯をあげていた。
その時 私はまだ
本当の子育てを
始めてさえいなかったことに
全く気づいていなかった。
自分も
育て直さなきゃいけないなんて
夢にも思っていなかった。
私自身は
順風満帆とは言えない人生を
必死になってサバイブしてきたつもりだった。
子どもたちは
そんな思いをせずに勝ち組になれる
人生のレールに乗せてやったつもりだった。
それが親のあるべき姿
心ある親のするべき仕事と
当時の私は信じていた。
疑うことすらできなかった。