↑前回記事はこちら
9歳下のスーツさんと2回目のお話を終え、またトークさんと話す機会が回ってきました。
↑トークさんのエピソードはこちら
トークさんは、お見合いパーティーの参加女性にサクラっぽい人がいるとか、騙された経験があるから女性不信とか話してきたのですが、正直なんで私にそんな話をしてくるのか分かりませんでした。
トークさんは私と2度目に顔を合わせると、明らかに不機嫌そうな面持ちで
「ドモッ」
と頭だけ乱暴に下げて、憮然とした態度のまま挨拶してきました。
なんで不機嫌そうなのかは分かりませんでしたが、トークさんの番号を見て、この人からもアピールカードを貰っていたのか、と発覚しました。
いらねぇ~
と内心思い、私も何を話していいか分からず少し無言になってしまいました。
トークさんは、身体を斜めにして足を組んで座り、上目遣いしながら此方を伺ってる様子だったので、私に不信感を持ってるのかもしれないと思い、
「婚活不慣れなので、何話していいか戸惑っちゃってすみません💦」
と、言いました。
ていうか、何を話したらこの人の地雷にならないかがわからない。
気に入られても困るので、あえてアピールカードの事に触れるのはやめておきました。
「誰かいい人いました?」
と聞いてくるトークさん。
「いやーー、なかなか…5分程度の会話だと、どうしていいか難しいです」
「こういうのってさ、結局顔とか、パッと見の外見でしか判断できないから不利っちゃあ不利なんだよね。顔が良くても中身がダメとかもあるし」
「はぁ。(顔が良くても中身がダメって、あんたは中身もブーな気がするけど)」
「20代とか若い子は特にそうだと思う!外見で判断しがちでしょ、まず」
「いや、そんなこともないと思いますよ。大体顔の好みも人それぞれだと思いますし。」
「そう?えっと、冷麺さんの好みのタイプは…」
そういって、トークさんは私のプロフィールカードを見ました。
「え、優しい人?好みのタイプ『優しい人』って…えええ、これはー、難しいわ!」
「え?そうです…か?」
「優しいって、広すぎるし。男はまぁー基本優しいよ!」
「はぁ。。(5分が異様に長く感じる)」
そして、何故自然にタメ語にされてるのか。
トークさんは、面接官の如く私のプロフィールを見ながら『あぁ~』とか言って、更に私に指摘しようとした頃に、やっとトーク交代の時間がやって来ました。
めちゃ愛想笑いして疲れた…。
あとは、食べることが好きな太っている男性からアピールカードを貰っていたのですが、話もそこそこに2度目のトークタイムが終わりました。
そして、最終投票に入ります。
私は、どうしよう?と悩みましたが9歳下のスーツさんの名前を書きました。
交際云々より、話してて楽しかったからまた話してみたいなぁ、と思ったからです。
スタッフさんの集計の間、またシーンとなってたのですが、相変わらずトークさんは本命だと思われる近くのキレイめの女性にまた話しかけていました。(女性はトークさんに顔を向けず、迷惑そうに見えました)
続く