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スーツさんの次に話した人は、トーク開始前から近くにいた女性に熱心に話しかけていた30代半ばの男性でした。この人は印象強かったので覚えています。
仮にトークさんとします。
チラッと見ましたが、まだパーティが始まる前なので皆シーンとしてるのに、余程女性が気に入ったのか熱心に話しかけているなぁと思っていました。(女性は引き気味)
その女性は、20代くらいでピンクの服にロングの巻き髪で綺麗な雰囲気の方でした。
トークさんは、はじめまして~と挨拶をして、ちらりとプロフィールカードを見たあとおもむろに、
「参加女性って、サクラいますよね」
と言いだしました。
「え?そうなんですか?」
「そーうですよ!なんか分かるんですよ。なんでこんなとこにこんな人いるのみたいなの、絶対サクラですよ」
「はぁ…(そんな話されてもな)」
「こっちは真剣に来てるのに、そういうのはやめて欲しいんですけどね。」
「どうなんですかね。女性も真面目に参加してると思いますけど」
「俺、女性不信あるんですよ。騙す女性って結構いて、なかなか踏み込めないっていうか…。信用出来ないっていうか」
「(短いトーク時間なのに重い内容だな)あーわかります。私も男性苦手で、普段女性しかいない職場なので、怖くなっちゃいますよね」
「!わかります?そーなんですよ!」
「私も騙されたら嫌ですもん。傷ついたと思いますけど、前向きに次に行けばいいと思いますよ」
「…そうですよね!」(満面の笑顔のトークさん)
ここで、交代となりました。
トークさんは、キレイめな女性と話して感触が微妙だったから私に愚痴ったのか分かりませんが、婚活パーティーにはいろいろな人がいるな、と思いました
で、あと数名の男性と差し障りのない会話をした後、印象の良かった異性の番号を書いて渡す時間になりました。
私は、スーツさんの名前をかいておきました。
続く