*Thanksgiving Dinner 2021*
感謝祭の日は。
午前中、夫が野菜の下ごしらえを始めたら、私はクロス等にアイロンをかけテーブルセッティングをします。
そして二人共一段落ついたところで、散歩がてら、家の前の通りのメイプルの木からテーブルに飾るための綺麗に色づいた葉を摘んで来るのが、ここ数年の恒例行事になっています。
前回予言した通り(いや、予告ですね^^)、今年は定番のメニューに加えてカボチャのスープが並ぶことになっていました。
数週間前にネットで見つけたレシピなんだそうですが、ずっと試してみたいと言っていたのを、この日遂に実行に移すことに。
見た目で選んだ2種類のカボチャです。
二つ並んだところを見ていたら、子供の頃、テレビの幼児向け番組(ピンポンパンかな?ポンキッキかな?)でやっていて好きだった「ヤセタンとコロンタン」という歌を思い出しました…なんか、かわいい♡ですよね。
でもこのスープ、作り方はシンプルなようでいて実は手が混んでいるんだそうです。
まずヘタの周りにナイフを入れて上部を切り取り、中の種を掻き出したら…。
*Pumpkin Soup with Apple & Goat Cheese
中に刻んだ玉ねぎとりんご、にんにく少々とお塩を入れ、生クリームとチキンストックを注いだら表面にオイルを塗って(火の通りをよくするためだそう)…。
375℉(=190℃)のオーブンで1時間半、経ったところで…。
シェーブル(山羊のフレッシュチーズ)とみじん切りにしたタイムを加えて更に30分!(隣で焼けているのはスタッフィングとヤムイモです。)
おっと、上のオーブンでは…。
*Buttermilk Roast Chicken
夫が前日からバターミルクに浸けておいたローストチキンが順調に焼けていました。
でも、ヤセタンとコロンタンはこれで終わりじゃないんです。
ここからは私が手伝いました。
2つの中身を果肉も一緒に掻き出してブレンダーにかけ、お鍋に入れて温め直し、味を見て塩で味を整えた、だけですが^^;。
レシピでは、カボチャの果肉をスプーンで崩したら、そこにスティック状のミキサーを直接入れて回してポタージュにして出来上がり!だったらしいのですが。
焼いてカボチャの皮がかなり柔らかくなっていたのと(特にオレンジ色の方)、2種類のカボチャの両方を混ぜたかったので、上記の作り方にしました。
さて。
Happy Thanksgiving!!
感謝祭には欠かせない…
*Stuffing with Oysters
アメリカのおせちとも言える我が家のスタッフィングは、もちろん今回も牡蠣入りです。
瓶入りのむき身が売っていなかったそうで、殻付きの牡蠣を夫が開けて、作ってくれました(ホントにご苦労様!!)。
そして、こちらも定番のキャンディード・ヤム。
*Candied Yam with Lemon Zest
電子レンジで柔らかくしたヤムにブラウンシュガーとレモンの皮を乗せてオーブンで焼いたもの。
ねっとりしたヤムイモは、年に数度の楽しみです。
こちらは写真を撮り忘れてしまったので拡大写真でごめんなさい。
*Sautéed French Beans, Mushrooms & Red Bell Pepper/Cranberry Compote & Apple Raisin Compote
これまた定番のフレンチビーンズ(細めのさやいんげん)とマッシュルーム、赤パプリカのソテーにクランベリーとぶどうのコンポート、それにこれだけは私が作った、りんごとレーズンの白ワイン煮です。
ワインは夫が選んでくれた赤で。
鶏一羽の解体ショー!
慣れた手つきで胸肉をスライスする銀之丞。
(ターキー🦃用のお皿が、やっぱりチキンには大き過ぎたようです…。)
ともあれ、今年も無事に感謝祭のテーブルを囲めたことに感謝して。
いただきます!
ヤセタンと。
コロンタンは…。
カボチャと玉ねぎの甘みに、リンゴの微かな酸味、シェーブルチーズの複雑な香りと旨味が合わさった、とてもおいしいスープでした。
赤ワインにもぴったりで…多分夫もチキンより、このスープに合わせたくて赤を選んだんじゃないかな。
メインのバターミルクローストチキンも、胸肉でもしっとり、おいしく焼き上がっていました。
カボチャの器はなかなかに大きくて、でも普通のスープボールより断然保温性が高く。
たっぷりの量だったのに最後まで温かくおいしく飲めました…そう、全部平らげてしまったんです。
ということは、このお皿一枚分のごちそう+ワイン+りんごや玉ねぎ、シェーブルを合わせたこのカボチャ丸々一個分、が私の胃の中に…。
…この記事のタイトルを書いた時から、オチは決まっていました。
ハイ。
ホリデーファットシーズンは始まったばかりですが。
既に、我が家にいるのは、コロンタンとコロンタンです。