*Oysters Rockefeller Again!*
引き続き外出禁止中のロサンジェルス。
今日は昨日ほどではありませんが暑い一日となりました…現在午後5時の気温、32℃です。
昨日の最高気温は36℃。
冷房が効いているからこそオーブンを使ったお料理もできますが、体温越えのお外では…。
プールの水を貪るように飲むリスくん(のおしり^^)。
飲み終わってとっとと立ち去るかと思いきや。
水辺は多少は涼しいのか…?
私の目を気にしながらも…。
しばらくの間、開きになって涼を取っていました。
「開き」と言っても、リスを食用にするわけではありません^^(以前同様の記事を書いた時、「恐る恐るスクロールしました」というコメントをいただいたことがありましたっけ)。
体温越えの日に、時々目にする光景です…まだ4月なんですけどね。
さて、先週の土曜日に作ったオイスター・ロックフェラー。
*Oysters Rockefeller (Dry)
ちょっと乾燥気味の残念な仕上がりになってしまったので、リベンジを誓ったのでしたが。
そのチャンスは存外早くにやって来ました。
…と言うのも、何のことはない、この時の生牡蠣が冷蔵庫に残っていたからです。
月曜日の夕食はこうなりました。
*Grilled Curried Chiken Wings with Vegetables (Eggplant, Okra, and Green, Red & Yellow Peppers) and Oysters Rockefeller
メインはチキンウィングのカレー風味、野菜のグリル添えです。
鶏手羽はカレー粉の他はお醤油とお酒の味付けなので、和食でも良かったのですが、この日はワインが飲みたかったので。
…と言っても、缶入りのスパークリング、ロゼのソフィア・コッポラですが…手軽でおいしいんです。
*Spicy Cod Roe and Sour Cream Dip
これがサワークリームと明太子のディップ(明太子にお酒をふってしばらく置き、ペーパータオルで水分をよく拭いてから使うと生臭さが取れるようです)とも相性が良くて♡
いつもよりはるかに沢山パンを食べてしまいました…順調にコロナ太り中です…。
さて、肝心のオイスター・ロックフェラーは…。
*Oysters Rockefeller (Moist)
水分残ってます!
作り方は前回と同じですが(→「お家で外食風?—ポーターハウス・ステーキとオイスター・ロックフェラー」)、牡蠣は洗った後、ザルではなくお皿に上げて水分を切りすぎないようにして。
ほうれん草も、茹でて水に晒したら絞りすぎないようにして、炒めてもしっとりした状態に仕上げるようにしました。
グラタン皿に盛ってパン粉を乗せたら、上に薄く削いだバターをちょんちょんと散らして焼いたので、底に残った汁がいい味のソースになりました。
さて、夫銀之丞の反応は…?
おなじみの読者の方は。
「今まで食べた中で一番おいしいロックフェラーだ!」
と言ったのだろう、と思われた、でしょう?
あにはからんや。
「これはセンダイ・ステーションを思わせる味だ!」
と来た。
は?
どうして「仙台駅」が出て来るの?
これはですね。
夫が、仙台駅の駅ビルの中にある某オイスターバーを、日本一、いや世界一美味しい牡蠣が食べられる場所だ、と信じているから、なのです。
駅ビルの中なので、日本中から選りすぐりの牡蠣が抜群の鮮度で届くはずで、従って味が格別なのも道理である、と言うのが彼の弁。
仙台に帰省する度に、必ず最低一度はこのお店に食べに行くのですが。
前回帰った時に食べた焼き牡蠣が感動するほどおいしくて、このロックフェラーがその記憶を呼び覚ましたのだそう。
スーパーで買って来た瓶入りの牡蠣を使った素人料理に、この上ない賛辞をいただきまして…嬉しいけど、いやぁ、やっぱりそれはオーバーですわ。
ああ、センダイ・ステーションの牡蠣、あの味と来たら…!
銀之丞がため息混じりに、「次に行けるのはいつになるのかなぁ」と呟きました。
本来ならば、今頃は。
日本へ行くために、楽しくお土産を選んだり、旅装を整えたり…しているはずでした。
来月のゴールデンウィーク明けに、2週間ほど里帰りをする計画を立てていたのです。
1月に航空券の予約をした時は、まさか世界中がこんな事態に陥っているとは想像も出来ませんでした。
5月までには何とかなるのではないかと一縷の望みを抱いていたのですが…先日、泣く泣くキャンセルしました。
秋までには何とか…と祈っていましたが、昨今の状況を見ると、どうもそれも難しそうです。
今が我慢のしどころ、と思うから。
命を賭して働いている人達のためにも。
Stay Home。
一日も早い終息のために。