銀之丞’s母&兄の再訪-BGM「ワインとアンティパスト」にのせて | COCOのおいしい話

COCOのおいしい話

  毎日のごはんやお気に入りのおやつ、おいしそうなお料理やお菓子が登場する物語やエッセイを紹介しています。

*Gin's Mom & Bro Visiting*

 

3月に入り三寒四温(というよりこちらは「三寒二温二暑」かな…30℃を越す日も何日かありました)を繰り返すうちに、東京でも開花宣言があったそうですね。

 

書く方もご無沙汰、読む方も読み逃げばかりで失礼致しておりましたが、皆さまお元気でお過ごしですか?

 

私の方はですね…。

 

タイトルに書いた通り、先月の初め頃、夫のミネソタ州に住む母親と、ニューメキシコ州に住む長兄から「3月に遊びに行こうと思っているのだが都合は如何に?」と打診があり。

 

またしばし、掃除の鬼と化しておりました(笑)。

 

いえ、今回は前回と違って(→「銀’s母&兄の滞在・前編-オロカモノとラッキーチェリー」)キッチンは出来たばかりですし、1ヶ月以上の猶予がありましたし。

 

しかも今回は義母は4泊、義兄は2泊のショートステイだったので。

 

BGMは「愚か者」ではなく、「ワインとアンティパスト」(最近お気に入りの手嶌葵さんの曲です)で、比較的気楽に準備出来ました。

 

 

前回と同じく、義母はミネソタから飛行機でニューメキシコの義兄のところに飛んで3、4日を過ごし、それから義兄と一緒に車で(途中で一泊)こちらに来て、義兄は車で、義母は飛行機でそれぞれお帰りになる、というパターンです。

 

先週の金曜の17日、お昼過ぎに無事到着なさいました。

 

 

 

 

去年91歳になられた義母、1日半のドライブでさぞやお疲れかな…と思ったのですが、そんなそぶりは全くありませんでした。

 

今回、お二人の来訪の主な目的は「改装したキッチンを見ること」。

 

メールや電話で改装の顛末は(→「今週完成?-スッタモンダのキッチンリノベーション」)もう全てご存知の筈ですが、夫も嬉しそうに案内(?)していました。

 

 

さて、4時過ぎのカクテルタイムに合わせて、私は簡単なアパタイザーを準備しました。

 

 

 

 

カナッペ2種。

 

トーストしたバゲットに生ハムとマンゴーを乗せました(ルッコラをちょっと添えたのは前述の曲「ワインとアンティパスト」の影響です^^)。

 

酢玉ねぎとケイパーをあしらったスモークサーモンの方は、パンにクレームフレーシュを塗ってあります。

 

サワークリームより酸味が柔らかでリッチ、でもクリームチーズよりはあっさりしているクレームフレーシュはサーモンによく合います…このコンビ、リピ決定です。

 

 

こちらはアヒージョ風のピンチョス。

 

 

 

 

上はガーリックのみじん切りと赤唐辛子のフレークで香りをつけたオリーブオイルでじっくり焼いて塩をふったズッキーニと、温める程度にさっと焼いたカクテルシュリンプ(加熱冷凍のむきエビです)。

 

下は同様に焼いたマッシュルームと黄パプリカ、ナスとカクテルシュリンプです。

 

ここまではコーヒーテーブルの方に出し、義母はマティーニ、義兄はスコッチのオンザロック、夫はジンのオンザロックとそれぞれの好みのドリンクを飲みながら食べてもらいました。

 

 

 

 

私は…ここで酔っ払うわけには行かなかったのでペリエでした^^;。

 

この後はテーブルに移ってもらって。

 

 

Chicken Cacciatore

 

鶏肉の猟師風煮込み(チキンカチャトーレ)をメインに…。

 

 

*Spaghettini with Spring Vegetables

 

ロマネスコ、フレンチビーン、スナップえんどう等春野菜と一緒に炒めたスパゲティーニと…。

 

 

*Mix Salad with Asparagus & Orange

 

アスパラガスとオレンジ入りのミックスサラダというメニューでした。

 

我が家には珍しく、ファミリースタイル(大皿に盛って各自取り分ける方式)でサーブしてみました。

 

サラダを入れたガラスのボールは以前義母から譲り受けたものです。

 

「よそのお家で見覚えのある食器を見かけるのは嬉しいものね」との義母の言葉に、こちらも嬉しかったです。

 

 

デザートは家の近くに美味しいパイのお店があるので、そこで買って来たココナツクリームパイ(ごめんなさい、写真ありません)と、大きな箱で買っておいたシーズキャンディー(チョコレート)でお茶を濁してしまいましたが。

 

アパタイザーからデザートまで全部作ろうと思うとキリキリ舞いになって、お客様とゆっくり話す時間もなくなってしまうので、最近は努めて「頑張りすぎない」を心がけるようにしています。

 

心がけてはいるものの、下にも置かない「日本流おもてなし」がしみついている身には、お客様と一緒にリラックスして…というのはやはり難しいですけどね。

 

 

 

翌日のブランチには夫がバターミルクワッフルを焼いてくれました。

 

 

*Buttermilk Waffle Brunch

 

義母の好きなマンゴーの他は、お約束のホイップクリームとベリー、ベーコンを添えて。

 

この日は夕飯も夫が担当してくれて、私は暫し、休むことが出来ました(感謝!)。

 

 

*Steak with Oven Grilled Vegetables

 

ステーキと、マッシュポテトのリング焼きクレームフレーシュ添え、オーブンで焼いたアスパラガス、しいたけにスプリングオニオン。

 

ワインはちょっと奮発して買っておいたカベルネ・ソーヴィニヨンを開けたのですが、お二人はもう少し軽めの物が好みだったかも…認識不足を反省しました。

 

 

三日目の朝、義兄は帰って行きました。

 

義母と私たちはマリブにある美術館「ゲティー・ヴィラ」へ行ってみることにしました。

 

サンタモニカからマリブへと海岸沿いを気持ちよくドライブして11時頃到着。

 

 

 

 

入場は無料ですが(パーキングは有料で$15)、あらかじめオンラインでの予約が必要です。

 

石油王のジャン・ポール・ゲティー氏が、彼のコレクションのためのギャラリーを作った、その最初の場所がこのゲティーヴィラだそうです(最初に案内のショートフィルムを見たのですが、造園の過程などがとても興味深かったです)。

 

LA市内にあるゲティーセンターの方には何度も行ったことがありますが、こちらは全員初めて。

 

古代ローマ住宅の建築要素をもとにデザインされたという建物と、何より広々とした庭がすばらしかったです。

 

 

 

 

オフシーズンだからか、プールには水が入っていませんでしたが、景観は十分。

 

 

 

 

アネモネの花がまっ盛りでした。

 

 

 

 

今まで特に好きだと思ったことのない花だったんですが、LAの気候に合っているようだし、うちの庭にも植えてみようかな、と思いました。

 

建物の一階には古代ギリシャ・ローマ帝国中心の美術品が展示してありましたが、数は多くありません。

 

二階にある展示室は改装の為に全く見られなかったので、是非また来たいと思いました。

 

でも、季節ごとに違う花で溢れるだろう庭だけでも、来て見る価値はあると思います。

 

 

ランチは館内のカフェで義母にご馳走になりました。

 

 

 

 

義母はチキン入りのサラダ、夫はハンバーガー、私はスパゲティボロネーゼ。

 

義母と義兄の滞在の準備でバタバタ働いているうちに代謝が上がったのか、私はいつにも増して食欲モリモリ。

 

いつもならこの量のパスタは入らないのですがこの日はペロリと完食してしまいました。

 

 

この日の夕飯は義母に「何か食べたいものはありませんか?」と尋ねたところ、唯一リクエストのあった「オニオングラタンスープ」にしました。

 

去年いらした時も3人で作ったのが(→「銀’s母&兄の滞在・後編-母の日のミモザ

つきベルギーワッフルブランチ」)とても美味しかったのだそうです。

 

 

 

 

一人20分ずつ、交代で炒めるつもりだったのですが、義母の「楽しいからやらせて」の言葉に甘えて、40分くらい炒めてもらっちゃいました。

 

チーズはいつものように2種類、エメンタールとグリュイエールを山ほど乗せて…。

 

 

 

 

簡単なサラダを添えて夕飯にしました。

 

 

 

 

どのレストランで食べるオニオングラタンスープより、美味しい、しかも夫と義母のコラボのスープ…幸せでした。

 

 

翌日の19日は再びマリブへドライブすることにしました。

 

去年ランチを食べたビーチを見下ろせるレストラン(→「Moonshadows」)にもう一度行きたいと、義母からリクエストがあったので予約を入れておいたのです。

 

生憎の終日曇りの予報の日でしたが、時々日が差して青空も顔をのぞかせました。

 

 

*View from the Restaurant "Moonshadows"

 

「昨日はイルカの群れが見えたんですよ」というウェイトレスさんの言葉に、3人で必死に目を凝らしたのですが…残念ながら、イルカもクジラも見えませんでした。(;〜;)

 

オードブルに牡蠣を取り、後は義母はニシソワーズサラダ、夫はサーモンのグリル、私はシーフードリングイネを頼みました。


 

 

 

デザートにシェアしたルバーブとイチゴのクリスプスは(写真の上段中央です)、この日の朝、義母と「そういえばルバーブの季節だわね」という話をしたところだったので、メニューにあって嬉しかったです。

 


この日は最後の夜だったので、私が和食を作ることになりました。

義母にはあっさりしたお魚料理がいいんじゃないかと言う私に夫は「トンカツなら間違いないよ!」。

義母に一応確認しましたが「何でも食べてみたいわ」とのことでしたので。

ホ、ホントに大丈夫かなあ…と訝りながらも、作りました、トンカツディナー!
 

 

*Pork Cutlet with Shredded Cabbage

*Salad with Octopus, Cucumber, Wakame Seaweed and Tomato

*Stew of Chicken, Bamboo Shoot, Burdock Root, Daikon Root, Orange & Yellow Carrots and Snap Pea

*Miso Soup with Japanese Eggplant, Fried Tofu and Green Onion

*Edamame

 

…やっぱりいつものご飯ですねぇ(笑)。

 

トンカツは私と義母でシェアして、他に義母の好きな枝豆と(もちろん冷凍ですが)野菜の副菜を多めに添えました。

 

根菜(大根、人参、黄色人参、ごぼう)と筍と鶏肉の煮物と、タコ、きゅうり、わかめ、トマトの酢の物です。

 

以前義母が譲ってくれたグラスで日本酒(菊水がこちらの日系スーパーで手に入ります)を飲みました。

 

和食を出すと、いつもしげしげと、不思議そうに、興味深そうに、一品一品眺めながら召し上がる義母を見るのが好きです。^^

 

今回はナスと油揚げとネギのお味噌汁がお気に召したようで「このスープ、色々な味がするわね」と言って味わっていました。

 

でも、やはりトンカツは一切れしか召し上がらなかったので「やっぱり揚げ物はキツかったんじゃないの〜?」と夫を攻めたい気分にもなりましたが。

 

きっと夫は一度、自分の好物を食べてもらいたかったのでしょうね。

 

次の機会があったら自分の感覚を信じて、もう少し食べやすいメインを作ろう!と思いました。

 

 

マリブで愛おしそうに、懐かしそうに海を見ていた義母。

 

91歳という年齢を考えれば、一人旅が出来るなんて信じられない程元気な義母ですが…。

 

階段の上り下りなど、去年と比べて更にしんどそうになっていました。

 

帰り際、「もしかするとこれが最後の旅行になるかもしれないわ」とポツリとつぶやいていて、しんみりしてしまいましたが…。

 

実は来月の末、銀之丞の甥っ子の一人が結婚するので、家族一族総出のパーティーがあるのです。

 

「来月にまた会えると思うと寂しくないわ」と晴れやかな笑顔を残し、義母はミネソタに帰って行きました。

 

 

来月の結婚式には何を着て行こう、ウェディングギフトはどうしよう…と考えることや準備が色々ありますが。

 

客間の掃除と洗濯を終えて、もうしばらくは何も考えずにのんびりボーッとしていたい…と言うのが私のホンネです。

 

 

お客を迎える準備でアタフタしている間に、近所の公園の桜はとっくに散ってしまっていました。

 

日本の皆様からの桜便りをブログで拝見するのがとても楽しみです。

 

ではまた。

 

きっと近いうちに。

 

 

 

 

クリックしていただけると嬉しいです。(^v^)
 

 

にほんブログ村 家族ブログ 国際結婚夫婦(アメリカ・カナダ人)へ