*20th First Date Anniversary Short Trip to Las Vegas - 1st Day*
前回のブログの最後に書きました通り、先週4日から2泊だけですがラスベガスに遊びに行ってきました。
実は4日は、夫と私の初デート記念日だったのでございます。
(≡○∇○≡)ゞ(≡^∨^≡)ゞ
最初に会ってからもう20年も経つなんて、ウソのよう…。
夫の仕事の都合で、旅行を決めたのが割と直前(1日の朝)だったので、下調べの時間がなかったこともあって。
ホテルは前回と同じ、ベラージオにしました。
*Hotel Bellagio
旧正月目前ということで、春節用の飾りがあちこちに飾られていました。
中庭のコンサバトリーも「新年快樂!」一色。
*Bellagio Conservatory & Botanical Gardens
菊人形(?)、久々に見ました。
*Chinese New Year Display
表情とポーズに味がありますね…(大正浪漫的?)。
縁起物の桃に群がる猿がリアルでした(写真ちょっと小さいですね、ゴメンなさい)。
余談ですが、「サル」は日本語では「猿」ですが、中国語では「猴」と書くのですってね(最近初めて知りました)。
桃太郎が入ってそうな大きさですね。ドンブラコッコ…^^
ロサンジェルスからラスベガスまでは車で4時間ちょっとです。
ホテルに到着したのは3時半過ぎでしたが、この日は前から行きたいと思っていたフレンチレストランに6時に予約を入れてあるだけで、他に予定はなし。
カジノで遊ぶ以外は!(笑)
前回来た時は(2012年の8月でした。→「真珠の首飾りような?休暇-ラスベガスリベンジ旅行」)少しですが勝てたので、張り切ってルーレットをしてみたのですが…。
(ーー;)…おかしいなあ、私、今年はギャンブル運がいいハズなんですけど…。
私がスった分は夫が勝ってくれたので、気を取り直してホテル マンダレイ ベイ内にあるレストラン「Fleur(フルール)」へ。
近くに見えて遠い、蜃気楼の街がラスベガスです(建造物全てが巨大なので、遠近感が狂うのだと思います)。
前回の轍は踏まず、タクシーで行きました。
*Restaurant Fleur by Hubert Keller
テレビ等でお馴染みのフランス人シェフ、ヒューバート・ケラー氏のお店です。(→「Fleur by Hubert Keller」)
フード・チャンネルで彼が作る本格フレンチを見て、夫と「いつか味わってみたいね」と楽しみにしていたのですが。
外観からも分かるように、最近レストラン業界はぐっとカジュアル化が進んでいるようで。
メニューを見ると、本格フレンチというよりはビールやカクテルを飲みながら楽しめるタパス風のフュージョン料理が多い印象で、ちょっと期待していたのとは違っていました。
お腹がぺこぺこだったのでとりあえず赤ワイン(夫はボルドー、私はカリフォルニアのメルロー)をもらって。
写真を撮るのを忘れてしまったのですが、まずアミューズの「トリュフと玉ねぎのヴルーテスープ」がショットグラスで出てきました。
ヴルーテ(velouté)は「ビロードのような舌触り」という意味の、バターとクリームの入ったスープやソースのことだそうですが、まさにその名の通り。
さらっとしているのに滑らかでコクがあり…トリュフの香りで食欲に火がつきました。
前菜は「紫蘇入り」という言葉に惹かれて取ってみた、「ロックシュリンプとリコッタチーズのニョッキ、シソクリーム」です。
*Rock Shrimp Ricotta Gnocchi with Shiso (Japanese Basil) Cream
淡いグリーンとエビの赤がとても綺麗だったのですが…紫蘇の香りは殆ど感じられませんでした。
ガーリックチップとココナツミルクの風味が勝っていて、タイ風グリーンカレーに近いかも。
エビはプリッと美味しかったけれどニョッキの食感はモソッとしていて…ちょっと期待外れでした…残念。
もう一品、前菜を。
「タコのグリルと野菜のサラダ、アイオリソース・チポートレ風味」です。
*Grilled Octopus with Chipotle Aioli
このタコが、圧力鍋ででも蒸してあったのでしょうか、柔らかくて、まるで鶏肉のような歯触り。
メキシコ風赤唐辛子風味のアイオリがピリッとしていて美味しかったのですが、タコ特有の歯ごたえを楽しめないのが残念な気がしないでもなかったです。
お腹が少し膨れたところで改めて店内を見渡すと。
二階がワインセラー、壁には…。
こほん…。( ̄ρ ̄)
さて、メインは。
…残念ながら、期待していたような本格的なお料理があまりなくて(ハンバーガーや、「北海道スタイルラーメン」なんて物まであったんですよ!)。
「旅先で食べ残してもお持ち帰り出来ないから、二人で一皿を分けた方がいいよね」ということになり、夫が「大きめだから、二人でシェアするのに丁度良いよ」というステーキにしたのですが。
出て来た瞬間。
笑いました。
*Prime Tomahawk Rib Chop with Four Sauces and Foie Gras
題して「トマホーク・リブチョップ」とはよく言ったもんです。
たっぷり3、4人前はありました。
付け合わせに頼んだラタトゥイユ(上の写真の奥です)がち~さく見えます(笑)。
フレンチレストランでステーキのチョイスというのも私的には悲しかったですが(夫は堪能したようです)、せめてもの抵抗にフォアグラを添えてもらいました(ソースの手前にあるのがそうです)。
よい焼き加減で4種類のソース(よく覚えてません^^;)も楽しくて美味しかったけれど…二人で半分がやっとでした(もちろんフォアグラは完食)。
でも、このデザートだけは食べたかったんです。
シェフがテレビで作っていたグランマルニエのスフレです。
*Grand Marnier Soufflé
テーブルでウェイターさんがソースを注いで仕上げをしてくれているところ。
オレンジ風味のクラシックなスフレは、甘さも程よくて満腹のお腹にも滑り込んで来ました。
これが食べられただけでも来た甲斐があったと思いました。
そして食事中、ウェイトレスさんに「今日は何かのお祝いですか?」と聞かれ。
「実は20年前の今日が、僕たちのファースト・デートだったんです」とつい漏らしてしまったので。
お祝いのプレートとカードをサービスしていただきました。
*Complimentary Desert Plate with Chocolate Ganache Lollipop
ミックスベリーとチョコレートガナッシュのロリポップ、美味しかったです。
イチゴもブラックベリーもブルーベリーも、全部甘かったのが奇跡のよう^^(こちらのベリー類はゾッとするほど酸っぱいことが多いんです)。
赤いカードにはお祝いの言葉と、アミューズに出て来た「トリュフと玉ねぎのヴルーテスープ」のレシピが書いてありました(写真を撮り忘れたのがつくづく悔やまれます)。
いつか二人で是非挑戦してみなくちゃ!
気分もお腹も満ち足りて帰って来て、ベラージオ名物のファウンテンを見に行きました。
今回は急な予約だったので、残念ながら噴水の見えるお部屋は取れなかったんですが。
やっぱり間近で見るのが一番盛り上がりますね。
それほど寒くはなかったですが(多分3~5℃くらい?)、風向きによっては少し水をかぶりました。°・。.°(>ω</)/ヒャー
ライトアップされて吹き上がる水を見ていたら。
「これは水の花火」だなあ、と思いました(「花水」じゃ語感が美しくないですけどね)。
この後はまた少しカジノで遊び…いえ、遊ばれて。
ツキを翌日に託してこの日は早めに切り上げました。
さて、果たして私に運は巡って来たのでしょうか?
続きは次回。
乞う(…?…)ご期待!!
おっと、日付が変わってしまいました。
こちらは今日がバレンタインデーです(特に予定はありませんが)。
どうぞラブリーな一週間をお過ごし下さい。