今回は、先日結婚記念日のデザート用に作った、ブレッドプディングとバーボンソースのレシピをご紹介します。

ブレッドプディングの参考にしたのはこちらの料理チャンネル「Food Network」で人気の料理家 ポーラ・ディーン(Paula Deen)氏のレシピです。
おいしいことはおいしいのですが…。彼女の体格を見れば一目瞭然、と言っては失礼なのですが、はっきり言って甘いです。
こちらのレシピでお菓子を作る場合、私は適当にお砂糖を減らすことが多いのですが、今回は夫のためのプディングだったので敢えて分量通りに作りました。
計量カップでお砂糖をざっくりすくう時、ちょっと恐ろしかったです。^^
以下で用いた「カップ」はアメリカの計量カップですので1カップ=240または250mlです。ご注意下さい。
*ブレッドプディング
<材料 9×13インチ(23×33センチ)の型1個分(8~12人分)>
・フランスパン 1本(2.5cm角に切ったもの6~7カップ分)
・牛乳 4カップ
・卵 3個
・砂糖 2カップ(400g)
・バニラエキストラクト 大さじ2(日本のエッセンスなら少なめに適宜)
・レーズン 1カップ
・オールスパイス 小さじ1/4
・シナモン 小さじ1/4~1/2
・無塩バター 大さじ2~3
<作り方>
1 オーブンは350℉(180℃)に温め、型には無塩バターを塗っておきます。
2 2.5cm角に切ったパンをボールに入れて牛乳を注ぎ、手で軽く押さえて全体がよく浸るようにします。
3 別のボールに卵をほぐし、砂糖、バニラ、スパイスを加えて泡立て器でよく混ぜます。
4 3を2のパンのボールに注ぎ、レーズンを加えて静かに全体を混ぜます。
5 1の型に4を流し込み、温まったオーブンに入れて35~45分、型を傾けても卵液が流れなくなり、縁が少し焦げて型から離れて来るまで焼きます。
注1: このプディングは焼きたてのアツアツより、最低でも20~30分おいて、少し冷め加減の方が味が落ち着いておいしいようです。
注2: 私はこの1/3の分量で、パウンドケーキ型1個分を焼きました。
注3: 私はバニラエキストラクト(こちらのは日本で言う「エッセンス」ほど濃縮されてないようです)もスパイスも、この分量よりは大分少なめにして作りました。
注4: 今回はオールスパイスがなかったので代わりにナツメグ少々を使いました。
ソースは無くてもいいのですが、今回は夫の好きなバーボン「Maker's Marks(メーカーズ・マークス)」をたっぷり使って作って添えました。
*バーボンソース
<材料 上のブレッドプディング1個分>
・無塩バター 1/2カップ(113g)
・砂糖 1カップ(200g)
・卵 1個
・好みのバーボンウィスキー 1カップ
<作り方>
1 鍋にバターを入れて火にかけ、溶けたら火からおろします。
2 1に砂糖と卵を入れ、泡立て器でよく混ぜます。
3 2を弱火にかけ、砂糖が溶けて軽くとろみがついて来たらバーボンを加え、火からおろします。
注:この作り方のようにバーボンを1カップ入れてすぐ火からおろしてしまうと酒気が残り、相当辛口のソースになります。
私は下戸なので暫く煮てアルコール分を飛ばしましたが、バーボン1/2カップでも十分だと思います。
お好みでラム酒やブランディーに変えても。
ポーラは「ブレッドプディングは作ったその日がおいしいので、食べ切れる分量をつくること」と言っていますが、私は次の日以降に冷蔵庫で冷やしたものを食べてもおいしいと思います。
でも、確かにプリンの柔らかさと、プリン液がしみ込んだパンのフンワリもっちりした食感を存分に楽しむには、焼いたその日に食べるのが一番です。
私はソースはレシピの半分の量を作ったのですが、プディング自体も甘いのでそう沢山かける必要もなく、たっぷり余ってしまいました。
次にプディングを焼く時まで冷蔵庫に入れてとっておこうと温め直して保存用のビンに入れたところで。
「おおいをしておくんだよ!」と言うマリラの声が聞こえたような気がしました。
「赤毛のアン」の中に、アンが残ったプディングソースのビンにふたをするのを忘れてしまってさあ、大変♪…という話があるのです。
朝になってふたをしなかったことを思い出したアンが行ってみると、むべなるかな、何とネズミが一匹、ソースの中で溺れ死んでいたと言うのです!
ここで、フと。
「おいしいソースの中で息絶えたネズミは幸せだったのか不幸せだったのか…?」と考えたのですが、姉に聞いてみたところ「不幸せに決まってるじゃん!」と言われました…。
さて、話の続きで恐ろしかったのは、アンがそのネズミをスプーンですくい出して捨てるところ。
更に恐ろしかったのは、アンがこのことをマリラに言うのを忘れてしまったため、その日訪ねて来たお客さんに、そのプディングソースを出してしまうところです。
しかも、そのプディングソースは温めてあったというのです!(マリラ、味見をしたりしなかったでしょうね…!?)

お客さんの前で「そのプディングソースはだめ!ネズミが溺れて死んでたの!」とアンは叫び、マリラは真っ赤な恥をかき、プディングとソースは下げられて、結局そのソースは豚がもらったらしいのですが。

豚さんは大丈夫だったのかなあ…と、プディングソースを見るたびに思い出してしまうエピソードです。
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