ビーツの葉の行方—エビフライと肉じゃがご飯 | COCOのおいしい話

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エビフライは銀之丞の好物です。

こちらには大きなエビにパン粉をつけて揚げたような料理はないので、以前結婚したばかりの頃に訪日した際、とんかつ屋さんで食べた「特大えびかつ」がよほど印象的だったのでしょう。

その後日本でも、こちらに帰って来てからも、会う人会う人に言ったものです。

「ボクのこの、ひじから指の先までくらいの大きさのエビフライを食べたよ!」

エビ、食べた後に育ってます。


そしてこちらが昨日のメニューです。

COCOのおいしい話-エビフライと肉じゃがご飯


*エビフライ(タルタルソース添え)
*大根とカボチャとビーツの葉の炊き合わせ風
*ラーパーツァイ
*肉じゃがご飯


昨日お話ししたオレンジビーツの葉なんですが…。半分くらいをゆでてかじってみましたが、やっぱり外側の固い部分はエグかったですー。

ゆでている時の匂いはほうれん草そっくり。でもゆで汁は黄色に染まり、しぼったらミカンの汁のような水がでました。「カロテンいっぱいなんだろうなー」と思ったんですけど…。

中心に近い部分だけ、カボチャの煮汁の中であたためてから添えてみました(ぽっちり)。

COCOのおいしい話-カボチャとビーツの葉

本体と同じように甘みがあって、おいしかったです。ちなみに大根はこの間つくったイカと大根の煮物の残りです。一緒に盛っちゃいました。

昨日の私のブログを読んで下さった何人かの方が、カブの葉は炒めてパスタに入れたり、バルサミコ酢をかけるとおいしいと教えて下さいました。どうもありがとうございました! 今度もうちょっと柔らかい葉が手に入ったら試してみますね!p(^V^)q


さて、そしてココにとっての本日のメインはこちら。

韓国風肉じゃがご飯。

COCOのおいしい話-肉じゃがごはんとヤンニョムジャン



サンフランシスコで仕事をしていた時、同僚だった韓国人女性がお弁当に持って来ていたのを分けてもらって覚えた味です。

牛挽き肉とじゃがいもを炊き込んだご飯に、ヤンニョムジャン(薬味用ねぎ醤油、彼女は別の容器で持参してました)を、食べる直前にかけて、よく混ぜて食べるんです。

おいしかったので作り方を聞くと、お母様が作られたそうで細かい分量などはよく分からない、とのこと。家にあった韓国料理の本に「鶏肉ともやしの炊き込みご飯」というのがあって、それにねぎ醤油が添えられていたので、牛挽き肉とじゃがいもでちょっとアレンジして作ってみたらこれがナカナカ♡。

でも、ご飯とじゃがいものコンビネーション…。体重が気になり出してから、ここ最近はあまり作らないようにしていたんですが、エビフライってあまり白いご飯のオカズにはなりませんよね? 特にタルタルソースで食べるときは…(とんかつソースで食べるのもココは好きです)。


今日は覚悟を決めて食べることにします!ヤンニョムジャンをのせて…

COCOのおいしい話-ヤンニョムジャン


混ぜると胡麻とごま油とねぎがいい香り~。

COCOのおいしい話-肉じゃがごはん



作り方です。


韓国風牛肉とじゃがいもの炊き込みご飯

【材料】(3~4人分)
・お米 1.5カップ
・牛挽き肉 100g
・じゃがいも 200gくらい
・醤油 大さじ1
・砂糖(好みで)少々


<ヤンニョムジャン>
・青ねぎ 3~4本 (あさつきやチャイブでも)
・醤油 大さじ3
・ごま油 大さじ1
・いりゴマ(半ずり、白でも黒でも)大さじ1
・粉唐辛子 小さじ1
・にんにく(すりおろし) 1/2~1かけ分


【作り方】
① お米は炊く30分前に洗ってざるにあげ、水を切っておく。
② じゃがいもは長さ4~5cm、4~5mm角くらいの拍子木切りにして水にさらした後、ざるに上げて水気を切っておく。
③ フライパンか鍋に(テフロンがよい)牛挽き肉を入れ炒める。色が変わったら醤油、砂糖で味付けし、水分が無くなるまでいりつける。
④ お釜にお米を入れ、普通より少し固めの水加減にし、お米の上に挽き肉、じゃがいもをのせ、表面をならして普通に炊く。
⑤ ヤンニョムジャンを作る。青ネギは4~5cm長さの千切りにし、他の調味料と混ぜる。
⑥ ④が炊きあがったらよく混ぜて器に盛り、ヤンニョムジャンをかけ、よく混ぜて食べる。

*ココはお米のご飯とにんにくの組み合わせがあまり好みではないので、ヤンニョムジャンはにんにくなしで作りますが、もちろん、お好みでもっと沢山入れても。
*唐辛子の量も好みで加減して下さい。



簡単でおいしい、ちょっと変わった炊き込みご飯です。試してみて下さい。





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