
州によっては「キャラメル・ディライト(キャラメルの喜び)」という名前で売られています。
ココナツのさくさくした食感と甘い香りが、柔らかいキャラメルとちょっとビターなチョコレートとよく合って…。食べ出すと止まらなくなるクッキーです。

このクッキーのホームメイド版のレシピを見つけたので、紹介させて頂きますね。
アメリカの単位を日本のものに換算したので、分量がちょっと微妙な数値になっていますが(四捨五入してあります)あしからず。
注:アメリカでは、大さじ1は15ml、小さじ1は5mlで日本と同じですが、1カップは237ml(250という説も)です。下のレシピの「カップ」はアメリカのカップのことです。
ホームメイド版ガールスカウトクッキー「サモアズ」または「キャラメル・ディライト」
<45-54個分(31/4~31/2ダース分)>
★最初にクッキー生地を作ります。
【材料】
・バター 225g(1カップ)
・砂糖 105g(1/2カップ)
・小麦粉 250g(2カップ)
・ベーキングパウダー 小さじ1/4
・塩 小さじ1/2
・バニラエッセンス 2、3滴 (アメリカのバニラエキストラクトなら小さじ1/2)
・牛乳 適宜(~大さじ2)
【作り方】
① オーブンを180℃(350°F)に温めておきます。
② 小麦粉、ベーキングパウダー、塩を合わせてふるっておきます。
③ 大きめのボールに室温に戻してやわらかくしたバターと砂糖を入れ、クリーム状になるまですり混ぜます。
④ ③に②とバニラを加えて練らないように混ぜ、ひとまとめにします。まとまらないようなら少しずつ牛乳を加え、べたつかない程度の固さに調節します。生地がやわらか過ぎる時は、小麦粉少々を加えます。
⑤ 生地の1/3~1/2量を取り、ワックスペーパーの間にはさみ、麺棒で5mmくらいの厚さにのし、直径4~5cmの丸いクッキー型で抜きます。
⑥ ⑤をパーチメントペーパーを敷いた天板に並べ、ナイフか太いストロー等を使って、中心をくり抜いてドーナツ型にします。
⑦ 残りの生地も同様に型抜きします。
⑧ オーブンで10~12分、生地の底が薄く色付くくらいまで焼きます。
⑨ 天板にのせたまま粗熱をとり、冷めたらラックに移して完全に冷まします。
★トッピングを準備します。
【材料】
・製菓用ココナツ(細かいシュレッダー状のもの)3カップ(1カップ=約240ml)
・おいしいキャラメル 340g(12オンス)
・塩 小さじ1/4
・牛乳 大さじ3
・ダーク又はセミスイートチョコレート(チョコチップが便利)230g(8オンス)
【ココナツをローストします】
① オーブンを150℃(300°F)に温めておきます。
② ココナツをパーチメントペーパーを敷いた天板に均一に広げ、5分おきにかき混ぜながら20分くらい、きれいなきつね色(ゴールデン・ブラウン)に色付くまで焼きます。
③ 焼けたら天板にのせたまま、ときどき混ぜなら冷まします。
【キャラメルをココナツにからめてクッキーにトッピングします】
① 大きめの耐熱性のボールにキャラメル、牛乳、塩を入れ、電子レンジ*で3~4分、途中何度か混ぜながら加熱してキャラメルを溶かします。
② 均一に溶けたらココナツを加え、ゴムべら等で混ぜ、クッキー1枚に小さじ2~3くらいずつのせます。冷めてくるとキャラメルが固くなるので、レンジで温めてやわらかくしながら作業します。
【チョコレートをディップして仕上げます】
① 小さなボールにチョコレートを入れ、 電子レンジ*で45秒、焦げないように途中何度か混ぜながら溶かします。
② クッキーの底の平らな面をチョコレートに浸し、チョコレートのついている側を下にしてパーチメントペーパーの上に並べます。
③ 残ったチョコレート(少ないようなら足してレンジで溶かします)を絞り出し袋かジップロックのようなビニール袋に入れ、細いラインの模様を描きます(写真参照)。
④ チョコレートが完全に乾いてから密閉容器に入れて保存して下さい。
★アメリカの電子レンジは700Wや1000Wのものが多いので、日本のレンジ(500~600W)ではもう少し時間がかかるかもしれません。
*アメリカで市販されているキャラメルは日本のものよりやわらかめです。固さをみて、牛乳を加えて調節して下さい。もちろん手作りのキャラメルでも。
*リング状ではなく、細長いバー状など、好みの形に作ってもいいでしょう(その方が大分手間が省けるとオリジナルのレシピでも勧めていました)。

実はココはまだこのレシピを試したことがありません

ご覧の通り、アメリカのお菓子には、お塩が入っているものが多いです。手作りのケーキをご馳走になって、アイシングが塩味で(入れ過ぎたんでしょうね)ビックリしたこともありました。
お好みのクッキー生地や手作りのキャラメルを使えば、オリジナルよりもおいしいものができるかもしれません。 手間と時間がかかるクッキーですが、味はきっとその名の通り、delightful ですよ。
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