今年は暖冬らしいですが、いよいよ真冬の寒さがやってくるようです。ギャラリーここ!ふらここです。


ふらここでは冬ごもりをしている巣のように心地よい空間を目指しています。

いつでもふらっと気軽に来れて、ついつい長居をしている空間になれたらいいなぁと思います。


いよいよ明日で終わってしまう『アジア絵本ライブラリー展』ですが、今日は近くにお住まいの台湾人のお母さんが娘さんを連れていらしてくださいました。

その方のお話によると台湾語という文字はないのだそうです。なので、ふらここに展示してあった絵本はすべて中国語で描かれたものではあるのですが、中国の方向けに書かれた文字と台湾の方向けに書かれた文字では同じ中国語でも違うのだそうです。

まだまだ勉強が足りないなぁと思うここぴぃでしたかお

言われてみれば、一言に中国語といっても北京語と広東語は違うという話を聞いたことがありますし、またそれぞれの民族によっても使われている言葉に違いが出るのでしょう。


次の展覧会は18日から『人生画家 安住孝史作品展』です。

鉛筆一本で風景を描き、そこに人生を描き出す。そんな作品がたくさん飾られる予定です。

モノクロならではの深い味わいを感じていただけたらと思います。



前回のブログタイトルは『せとうちたいこさん デパートいきタイ』 (長野ヒデ子作・絵/童心社)でした。

なんにでも興味を失わず、「~しタイ」「行きタイ」とどこへでも出かけて行ってしまうたいこさんの生き方はこうなりたいなぁと憧れてしまいます。



今日は、寒い寒い1日でした。ギャラリーここ!ふらここです。


今日は、ふらここでいつもお世話になっている作家の木村研 さんが池袋にやってきました。


12月24日に八王子で、研さんなどが中心になって、イベントを行います。研さんは若手作家をたくさん育てていらっしゃいます。絵描きさんだけでなく、文章を書く人ももっともっとたくさん育ってほしいビックリマークフットワークも軽く、いつも面白いことはないかと日本中を駆け回っている研さんです。とってもやさしい、素敵な方です。

若くして、子育てをしていった際、経済的余裕がなくこどもにおもちゃが買ってあげられない。ショック!

でも、ベットで寝ているかわいいわが子にもモビールを飾ってあげたい。しょぼん そうだ、自分で作ればいいじゃん。にひひそれ以来、わが子のおもちゃは、パパの手作りになりました。ストローや紙皿、牛乳パックなどなど身近な材料を使った本当に楽しい動くおもちゃがいっぱいです。


『大人でもこどもでもワークショップは、早い子に合わせる!得意げ』それが研さんのやり方です。一期一会、限られた時間の中で、ひとつでも多く覚えてほしいから。ついてこれない子は、おいてけぼり!なんてことはしません。周り大人でも、研さんでも聞けばやさしく教えてくれます。大丈夫。失敗じゃないし、遅いのが悪いわけじゃない。最後まで研さんはちゃんと教えてくれるやさしい方です。

大人向けワークショップでは、「研さん早い!もう一回!ちょっとまって。」という声が飛んできます。そんな声もお構いなし。「わからなかったら、周りの人に聞いてください。それでもわからなかったら、後で聞いてください。こどもも大人も同じスピードでやってるんですけどね。。。」とにっこり笑顔でビシッと言います。素敵な研さんは、池袋の街へと消えて行きました。


おはなしかい広場in八王子  是非、遊びに行ってみてください。!!
ここちゃんのブログ




前回のブログタイトルは『おでかけのまえに』 (筒井頼子:作/林明子:絵/福音館書店)でした。


今日は暖かでした。ギャラリーここ!ふらここです。


小春日和というのでしょうか、日中は暖かかったですが、日が暮れたとたんどんどん気温が下がって大分冷えてきました。

冷えてはきましたが、今日がお出かけ日和だったことには変わりはなく、ふらここにもさまざまな方がいらしてくださいました。


今回の『アジア絵本ライブラリー展』は絵本のコレクションの展示なので、絵本を見始めると1時間があっという間に過ぎてしまうようで、ついつい長居をしてしまい「もうこんな時間だわ。」とびっくりされる方もそれなりにいらっしゃいます。

中国語、台湾語が読める方も読めない方も絵本だと絵を見てなんとなく話がわかるので、ついついたくさんの絵本を見たくなってしまうようです。

また、『100万回生きたねこ』や『ぐりとぐら』、『おまえうまそうだな』など日本の絵本が中国語、台湾語に訳されたものは日本語版も近くに置いてありますので、見比べてみるのも興味深いようです。

なかには色味が違っていたり、なんとなく漢字の意味で元のタイトルが想像出来たりと見ているだけで楽しいですよニコニコ


そこで、これは何という絵本でしょうクイズ!

答えは今日のブログの最後に載せておきますが、ちょっと考えてみてください。

いずれも日本の有名な絵本です。


1 『黄色的小雨傘』

これはほぼそのままです。


2 『老伯伯的雨傘』

うっかり雨傘が続いてしまいましたが、これも簡単ですね。


3 『古利和古拉』

これは声に出してみるとわかりやすいかもしれません。


4 『鯛魚媽媽逛百貨公司』 

だんだん難しくなってきましたが、鯛と百貨公司の文字でなんとなく雰囲気は伝わる気がします。


5 『你看起来好像很好吃』

これは難しいです。あえていうなら好像辺りがヒントでしょうか。


こうして5冊紹介しまし方、他にもいろいろあるのです。ただ、普段日本語では使われない文字だとパソコンでは打つことが出来ないので、泣く泣く紹介をあきらめた本も多数あるのです。

他にどんな絵本が翻訳されているのか、ぜひご自分の目で見に来てくださればと思います。


前回のブログタイトルは『カエルくんのみずたまり』 (宮西達也:作・絵/鈴木出版)でした。

昨日は結構な雨だったので、今日にはこの本に出てくるぐらい大きな水たまりがどこかに出来ているのかもしれません。

そんな大きな水たまりから出てくるものは意外なものばかり。

何が出てくるのかは実際に読んでみてください。子どもは喜ぶ絵本だと思います。

そうそう、上に書いたこれは何という絵本でしょうかクイズの5番目はこの人の作品だったりします。


















これは何という絵本でしょうかクイズ 答え

1 『ちいさなきいろいかさ』 (もりひさし:作 西巻茅子:絵/金の星社)

2 『おじさんのかさ』 (佐野洋子:作・絵/講談社)

3 『ぐりとぐら』 (中川李枝子:作 山脇百合子:絵/福音館書店)

4 『せとうちたいこさんデパートいきタイ』 (長野ヒデ子:作・絵/童心社)

5 『おまえうまそうだな』 (宮西達也:作・絵/ポプラ社)