名古屋のマスターライフオーガナイザ-、内藤さとこです。
引越しの後始末もだいぶ落ち着きました。
たずねてくる人の「ほんとに引越して3日目~!?」の言葉に
心の中でガッツポーズ(笑)
使い勝手の調整は、しばらく続くでしょう。
やなせたかしさんがご逝去されました。
子どもたちがアンパンマンにどれだけお世話になったことでしょう。
私自身はキャラクター物が苦手なので、赤と黄色のアンパンマンは
家庭に入れまいと誓っていましたが、娘たちの喜ぶ顔にあっさり負け、
ある時期はアンパンマン一色でした。
エンドレスでかかっているアンパンマンのアルバム。
ほとんどがやなせたかしさんの作詞です。
その歌詞の奥深さにいつも感心し、時には涙していたものです。
関連記事→ふと引き戻されて
亡くなられたとの報に触れて、我が家のアンパンマン時代を
思い起こしていたら、ハッと思い出したことがありました。
それは中~高校生時代に買っていた「詩とメルヘン」という雑誌のこと。
サンリオ発刊のさまざまな詩人と画家が共作する
美しくファンタジックな月刊誌でした。
その本の編集者がやなせたかしさんだったのです。
表紙は必ずやなせさんの絵。
そしてこの雑誌は詩人や画家の登竜門的存在だったようで、
その後、有名になられた方もたくさん(葉祥明さん、永田萠さん
黒井健さん、宇野亜喜良さん、林静一さんなど)。
懐かしいなぁ(*^_^*)
田舎の書店に取り寄せてもらい、大切に眺めていたなぁ。
その頃の私は子どもの本の作家になりたかったっけ。
物に執着のない私ですが、その本はずっと手放すことが
できず、それから10年間ほど手元に置いていました。
引っ越すことが決まっても踏ん切りがつかず、、、、卒業した
中学校の図書館に寄贈したんです、突撃訪問して直談判で。
できれば捨てたくない、
年月を経ても色あせない詩や絵を、誰かに観て欲しい。
そんな気持ちだったのかな、と今は思います。
やなせたかしさんの想い に、私はきっと中学生なりに
共感していたのでしょうね(創刊の言葉の「わがままに自由に
作っている」感じを子どもなりにすごく感じていました)
そんなピュアな私と子どもたちとの温かい思い出は
やなせたかしさんがもたらしてくださったもの。
感謝とともに、ご冥福をお祈りいたします。
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