ただいま台風は浜松市付近に上陸中とのこと。
大きな勢力を保って移動しているようです。
進路に当たるみなさま、最大の警戒を!
昨日の午後、大雨の中を車で出かけました。
激しい雨だとは思いましたが、特に警戒する気持ちはなく、
用事を済ませたらすぐ戻れると思っていました。
その気持ちが不安に変わったのは、河を渡ったとき。
橋の上から見る河は増水して、橋げたに迫っていました。
派生する小さな川は、もう道路にあふれ出しそう。
怖いなぁ~、さっさと帰宅しよう、と雨足が強くなる中、
車を急がせて、高台にある住宅地で用事すまし、帰途へ。
道を下っていくと、道路がどんどん水浸しになっていきます。
降った雨が、緩やかな坂を流れて低地へと向かい、たまっているのです。
そこへマンホールからも水が噴き出し、水位がどんどんあがっていきます。
車は徐行または立ち往生。
私は初めての経験で、オロオロ~。
低いところに向かうのは危険と判断して、方向を変えようにも
同じような車ばかりで思うように出来ません。
そうこうしている間に、水はどんどん増えていく・・・。
エンジンルームに水がついたら、車は走らないと聞くし、
ガソリンが空になりそうで、長くうろうろしていられないし、
小学校から子どもたちを迎えに来るようにメールは入るしで軽くパニック。
高いところを巡って何とか抜け出しましたが、
もしかして・・・と、命の危険を感じた数十分でした。
帰宅してみると、周辺地域では河川の決壊や冠水で大きな被害が。
住宅街での冠水と河川の決壊とでは、規模が違うけれど、
私の感じた怖さは、ここにつながっていたのだなとぞっとしました。
これまで大きな被害を受けたことのない甘さで、
台風に対しては気を抜いていました。
地震にくらべると、知識もないし準備もない。
でも今回、「普通の住宅街で」「あっという間に」、
危険な状況に陥ってみて、人ごとではない台風の脅威が
身にしみました。
調べてみると、コンクリートに囲まれた都会や住宅街は
大雨に弱いのだそうです。
50ミリ/1時間を越える雨がふると、しみこめない水は流れだし、
河川の増水により河川に流して処理すべき水が逃がせず
道路にあふれ出すのだそう。
私が経験したことは、特殊な状況ではなく、だれにでもいつでも
起こりえるということです。
もっと危機感を持たなくてはと思いました。
家に帰って、周辺地域のハザードマップを確認。
危ない箇所がたくさんあることを知りました。
出かけるのを控えるのがいちばんだと思うけれど、
どうしてもの時には、知識と気構えがあるとないとでは
大きく違うと思います。
どうか、皆さまも油断なきよう、備えと知識を再確認
してくださいね。
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