今回作成するロボットは、ヒューマンアカデミーロボット教室の新作です。今回子供たちが考えるのはドミノ倒し。当教室では年長さんが一生懸命に作成しました。
ロボット教室は、思考力や創造力だけでなく、集中力や読解力も養えます。根気強くコツコツとやりきれる力は勉強にも役立つことが多いです。
【ロボット教室のご案内】
http://coco-clover.co.jp/robot.html
【ロボット動画ドミノ倒しロボ】
効率と効果の話しの2回目になります。
小学6年生で分数の割り算を履修します。
分数の割り算は「÷の後ろの分数を分子と分母をひっくり返してかけ算する」と指導します。
そして、分子と分母をひっくり返した数は「逆数」といいます。
この分数の割り算を指導すると、「どうして割り算を掛け算に直して逆数を掛けると答えが出るの?」と質問してくる子供が必ずいます。
子供の「なんで?」「どうして?」には、極力答えるようにしておりますが、
指導する内容によっては、この「なんで?」「どうして?」を説明し理解させるよりは、
まずは「ルール」を覚え徹底させることで、効率よく問題を解かすことができます。
効率よく計算問題を解くには、最低限の暗記が必要で、分数の割り算を計算するルールはそのうちの一つだと思っています。他には、九九の暗記になります。
この九九ですが、暗算をすると間違える可能性の高くなる「2桁×2桁」「繰上りのある1桁×2桁」などは筆算するべきです。このくらいの計算ならば、書いても暗算でも時間的には変わらないと思いますので、間違える可能性を極力減らしたいのであれば、筆算をすること。これが効果のあがる勉強方法になります。
また、中学生になるまでに確実にしておくことは、
1、小数・分数の計算 2、掛け算・割り算
です。
今でも覚えている小学校の宿題は、九九を1の段から9の段まで10回ずつ書いてくるです。
呪文のように書き、呪文のようにぶつぶつ暗唱していました。
今回は効率と効果について書きたいと思います。
生徒から「効率の良い勉強方法を知りたい」という相談をよく受けます。
しかし、「効果のある勉強方法を知りたい」という相談はあまり受けません。
ちなみに、生徒が使う「効率よく勉強したい」は、言い換えると「楽をして成績を上げたい」という意図で使う場合が多いです。
「効率の良い勉強」と「効果のある勉強」の違いを極端に言うと、
学校のワーク提出を例に書きます。
1.「答えを見てワークを終わらせる」→ 効率がよい。
2.「自力で解き、わからない問題は参考書や教科書を見て解く」→効果がある。
解答を見て提出することは、効率がよい反面、効果があるかというと微妙です。
逆に、ワーク提出には期日があるので、わからない問題に時間をかける過ぎると、
期日に間に合わなくなります。
最も効率よく効果が上がるのは、わからない問題はすぐに解答を見て、
解答通りに1度書いて理解しようと考える。
次に解答を見ないで再度、解いてみる。かと思います。
途中式を書かない生徒の多くは、式を書くことが非効率だと考えています。
九九くらいは、暗算でも良いかと思いますが 二桁×二桁をかたくなに暗算で行い、
むしろ時間がかかることがあります。
実は効率的だと考えていることが非効率であり、計算ミスがあれば効果も期待できません。
次回続きます・・・・
ここスタディは、子供の「国語力」に注目し、国語力の強化に力を入れている塾です。
本日は国語を指導しているときに感じることを書きたいと思います。
小学生の国語を指導している先生に多いのが、
中学受験の国語教材を指導すると、「続きの話が気になり文庫本を買ってしまう。」
中学受験を取り扱っている国語教材の小説は、非常に面白く続きが気になります。
また、男女の恋愛が出てきた際は、恋愛をしたことがないのに心情描写理解できるのかな?などの、親心的な感想を持つことがあります。
中学生の国語では、中2の教科書に戦争時の話で「夏の葬列」という小説が載っています。まだ読んだことのない方は読んで欲しいと思います。あまりお勧めはしません・・・個人的に、これを中学生に読ませて考えさせる意味が理解できません。同じ教科書に重松清の「タオル」が掲載されています。こちらも人の「生き死に」のお話ですが、「タオル」は 中学生に読ませるには良い題材だなと思っています。
「夏の葬列」ですが、電車に乗っていた時、ある駅で乗ってきた学生らしき人が友達に、今日のバイトで「中2の国語でさぁ『夏の葬列』というのを教えたんだよ。ありえない話なんだよね。」といろいろと力説していました。
これを隣りで聞いていたのですが、この子達は塾でバイトしている子だなと思い、『そうなんだよな。この話は中学生にはキツイよな・・・』と心の中で思っていました。
本を読む子、本が好きな子は、本から色々な知識を吸収します。興味のあることであったり、雑学かもしれません。知識を得るためにも国語が好きになって欲しいと考えています。
今年は例年より短い夏休みでした。
先週まで夏期講習を実施いたしましたが、毎年、夏期講習中に生徒の「ある行動」を
観察します。
当塾は授業が終わると、消しカスを生徒自身でゴミ箱に捨てるルールがあります。
通常授業は忘れない生徒も、夏期講習中になると授業数が増えるので
忘れてしまう生徒が出てきます。この行為、勉強の良し悪しに関係ないようにも
思いますが、「成績が伸びている生徒」や「成績上位の生徒」は、忘れずに、
しっかりと消しカスのごみ捨てを行っています。
消しカスを捨てるのは授業の最後に行いますので、消しカスを捨てるコトができる生徒は、「テスト時でも最後の見直しを忘れない」「解き方のルールを守る」など、「当たり前のことを当たり前にできる」ように思います。
また、「消しカスくらい捨てなくても誰も困らない」と考える生徒は、自分に甘く、勉強で行き詰ったとき、成績があがらない理由を何かのせいにして、反省しないように感じます。