思い出した頃に書くブログ。
10月末に何を思ったか、一眼デビューしました。
元々は現在制作中のヘリオトロープのアルバムジャケット写真を撮ろうと思ったのだが、せっかくだから写真のグレードを上げようと思ったのがきっかけ。
実はこれでカメラは3代目だったりする。
初代は富士フイルムFinePix 1400Z
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj571.html
大学の最後くらいに鉄オタの扉を開けて、そのタイミングくらいに投入。
選べた解像度が640×480と1280×768の2種類だったと思う。
当時の画面解像度は800×600だったかな。結構撮った。北海道から九州まで回った。
2代目、こいつも富士。FinePix J50
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0181.html
こいつは東京から足利に戻ってきたくらいに。
都内に居たときは要らなかった車の免許を取って出歩けるようになると、再びカメラ熱が。
この頃はカメラ付き携帯が爆発的な人気を誇っていて、別にカメラとか要らなくね?という声も多々あったんですが、やはりどこか物足りなかったのかも。
具体的にはあんまり覚えていない。
1年程前に再び使おうかなと久しぶりに電源入れようとしたら「ズームエラー」と出てうんともすんとも言わなくなっていた。南無。
そして3代目は中古で、SONY NEX-7。
http://www.sony.jp/ichigan/products/NEX-7/
型落ちミラーレス、新品だと6ケタに足を突っ込んだくらいの値段だが今や後継のαシリーズが出回っているのでこいつは3分の1。
携帯はAquosPhoneを使っているのだが、AFが頭悪くて色々とチャンスを逃すこと多々。
AFが不満ならミラーレスじゃなくて一眼レフだろという話になるのだろうが、値段と重さってことで。
10月末の休日、思い立ったようにカメラのキタムラ。
既に時間は14時を回っていたが、撮りたいものは既にこの時点で決まっていた。
ちょっと車で40kmほど走る。季節的に既に薄暗くなってくる時間帯だが。
道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡の風車。これは先代のJ50の時も撮影のために訪れてい
る。
<NEX-7にて撮影 1/1000秒 F4.5 ISO100>
<こっちはAquosPhone SH-01G 1/978秒 F値は1.9固定 ISO32>
画角の差はさておき、
ミラーレス一眼とスマホを並べてなるほどと一人で勝手に納得しておく。
その一週間後、朝4時に自宅を出て同じ場所に向かった。
11月初旬、5時過ぎくらいに着けば日の出前が撮れるかな。MorningTwilightですよ。
<同時刻の2枚>
<少し走って県都・前橋を遠くに臨むが、、、>
<同じ場所で振り返ればラブホ>
ここから渋川を抜けて小一時間、東吾妻・須賀尾宿から峠を越えて嬬恋方面へ向かった。
<須賀尾宿、この周辺は「○○屋」という看板が並ぶ>
*長野原から草津へ向かう辺り、ここから国内の国道最高点・R292渋峠は2172mまで一気に登る。嬬恋方面から菅平へ抜ける鳥居峠も1362m、こちらはダラダラと登っていき、長野県側で一気に下る
<背景ボケなんかも試したくなるわけで。万座・鹿沢駅にて>
国道3起点交差点として一部のマニアには有名なR144・145・146連番が並ぶ長野原町・羽根尾交差点から北軽井沢方面に向かったがそこでバッテリー切れ。撮り過ぎたなw
<R146で軽井沢方面へ、ちなみに「北軽井沢」だけは群馬県の地名です>
朝から動き回っていたので途中のコンビニで昼寝。目が覚めたら駐車場には大量のバイク。
吾妻方面から紅葉の軽井沢へ向かうメインストリート、そりゃ気持ちいいだろうよ。
ただ個人としては紅葉の観光地には用が無いので、渋滞の軽井沢と付き合いながら、碓井軽井沢ICから帰路。
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翌週はトリオンプ音楽祭、その翌週はZABADAKカバー大会、さらにその翌週は縁音ワンマンライブ。
結局その全てで撮影頼まれてるのでフル回転でありますが、このNEX-7を1ヶ月使ってみての使用感をば。
1.ファインダー付き
ミラーレスだとファインダー無しで液晶ディスプレーだけというのも多数あるんだけど、メリットとしては
・液晶画面だと晴天・眩しかったりすると確認しづらい
・ボディのホールドをしっかりできる
・ライブ時の撮影における周辺への配慮
とくに3つ目、ライブ中にカメラの液晶が光ってると周辺のお客さんも気になってしまうポイントなので、それを避けるという意味でも。
2.ダイヤル3つでのコントロール
常用してるのはAモード、つまり絞り優先オートなんですが、そこでF値・露出補正・ISO感度を3つのダイヤルでダイレクトに弄りながら合わせられる。
……というのがこの機種の特徴のようですが、これって他の一眼機と比べてどうなのかは分かりません。
ただこの動作が「記録よりも作品」を作っている気分になれるというのはある。
高画質を手軽にというのならコンデジで十分だというのも同時に理解。
幻月堂のギター、川村Catol氏がトリオンプにソニーのハイクラスコンデジRX100を持ってきていて、以外と好き者だなと思ったw
3.バッテリーの持ちに難
別にこの機種だからというわけでも無いのだろうがフル充電して、結構撮りまくっていたら昼前にバッテリー切れw
これはちょっと酷使した感もあるが、午後イチからのイベントで撮っていて日没手前くらいの時刻になってくると厳しくなってくる。
もう一本バッテリー追加しようかな。
4.オートISOが1600まで
これが一番気になったかな。指定できるのはこの10倍・16000まで行けるのだが、機種の方で実用ISOは1600までと言われているような気がして不安。
トリオンプでは照明付いているものの、ライブハウスのような光量があるわけでもないので、結局オートに固定しても1600が指定。
ただシャッタースピードが稼げなかったので、途中から3200固定にセット。ノイズが気になるわけでも無かったのでこれでOK。ただ3200以上をセットする場合は手動になる。これが現行機との差なのかな。
で、これがZABADAKカバー大会でのEggman-TokyoEastでは客電落ちた上でステージ上の照明も派手な演出がなかったのでISO3200と6400を切り替えての撮影となった一方、縁音のワンマン@神田MIFAではステージ上の光量が結構あったのでISO1600でもシャッタースピード1/125は確保できたので撮りやすかった。
*ZABADAKカバー大会でのステージ、照明はそこまで派手に点かないのでISO3200や6400を手動で設定。値を変える自体はダイヤルで割り当てられているのでそこまで苦では無し。
一方これは神田MIFAにて。ステージ上が明るいのでISO1600で難なく撮れた。ライブは演者が動くのでシャッタースピード1/125秒以下にしたいというところからISOの指定は敏感。
ライブは対象が動くのでシャッタースピード優先にしないとブレるブレる。
こういうカメラに手を出すと、そうですアレです。
レンズ沼にハマるんじゃないかという懸念がありますが、
とにかく今は(APS-Cで)18mm~55mmという付属のレンズが手頃に撮れるので、しばらくはこれで。
次は35mm単焦点か、18mmパンケーキ+ワイコンで12mm広角か。
長々と書きましたが、要はこれだけ書くということは、まぁそういうことです、えぇ。