1月:
今年も弾き初めはトリオンプ文化祭、だがここで事件がおこる。顛末はこう。

そしていつも通り高坂さん入間さんとのステージ。
高坂さんとは昨年ヘリオトロープとして2人で正式に活動開始。ある程度の方向が固まった上で何度かステージを踏んでいるので、ようやく地に足が付いてきたと思ったのもこの頃かな。
河井英里さんのことを思いながら作ったインスト「晩夏」に、朗読が入ったのも今回が初演でした。
2016年の弾き初めはトリオンプではなくアンコール渋谷になるんですが、変わらずにトリオンプにもお世話になります。
文化祭が終わって、皆が笑顔で後片付けをやっている中、ふとTwitterを開けてみたらORIGAさんの訃報が見えてしまって、とても胸が痛みました。
2月:
仕事のピークで疲労コンパイル。そんな中アンコール渋谷さんでライブ。近年まれに見るアホなテンションの中で進められるリハ。
これ書いている前日のライブで「近年書いた曲の中で最も大切にしている曲」という「Nameless Race」の初演。
「Race」は「競争」の他に「人種」「民族」という意味があります。ここでは「無名の民」というくらいの。
部分的に書いた曲は他にもあるが、全編の作詞は「ひまわりの日々」以来。
3月:
この頃にKensingtonのトラックボールを投入。入力デバイスに5桁出すのは勇気が要ると言えばそうなのだが、もうすんげぇ快適。
S社とかL社のモノには戻れない。
そんな中3/21は野方でソロ、翌3/22はヘリオトロープスタジオ配信という2日連続の活動。
毎回「今度のソロで自分が歌うのは最後にする」と思ってたみたいですが、意外とそんな風にはなっていない。
2日連続ライブ(配信という形だが)というのもレアな話で、「切り替え」というのが自分の課題に上がってきたような。
4月:
恒例のトリオンプ音楽祭。今年はここでもソロ枠で出演することにした。
が、本番3日前のこと、出演予定のさゆりさんが手首を骨折したということで、急遽代打で出演することに。
しかしステージに穴を開けてはならないという演者の本能か、歌うだけでも出演。
安易に出演キャンセルしている奴らに見せてやりたい。
そして自分の枠ではZABADAK「桜」のソロピアノや、それにまさかの「鳥の詩」、やり始めた瞬間に客席の幻月堂・梓さんの頭がピクッと動いたのを見逃さなかった。
5月:
まずはカラオケライブ。日本橋のホールで「プロ仕様のホール・音響設備でカラオケ!」というコンセプトのイベントだったのだが生演奏で借り出されました。
いつものライブとは全く違う眺め。あと「サイリウムの持続時間には個体差がある」というのも知った日だったw
そして次は北参道での鍵盤フィーチャーイベント。生涯初のグランドピアノでのライブ。ここに至るまでに人生でグランドに触っていた時間は僅か5時間くらい。
しかしここでグランドだということを意識するのは非常に損だということも知る。
将棋の藤井先生が「羽生さんと指すときは只のおっさんと思うといいんですよ」という言葉を残している。そんなつもりで演奏に当たっていたのである。
ここでインプロ主体のインスト「北緯69度11分」初演。
そしてその一週間後はアンコール渋谷8周年記念イベント。
この時点で出演するのは3回目だったんですが、毎回とてもハイレベルな方々とやらせて貰っています。
やる度に「ちゃんとやらなくては」と気合いを入れ直しています。
11/8拍子「Burgundy」初演、店長の高橋さんに「変態!」と言われて大変ご満悦となり会場を後にした。
さらにその翌日5/25はトリオンプでワンマン。
この日をもって「一番輝いた場所で」を封印することに。また、こうするためにトリオンプでワンマンを設定。
「客よりも自分のために」ということでやるライブはこれが最後になるであろう。
6月:
結成1周年、、、の1日違いではありますが、6/27にヘリオトロープワンマン。
内容については特に触れませんが、満員御礼でした。ありがたや。
やはり「オリジナル曲をまとまった数やる」という機会は持っておくべきだと思った。
快速ナンバー「南へ」、途中で拍子が変わるゆったり曲「水面の戯れ」初演。
そしてこの日、47年もの間YESのオリジナルメンバーとして在籍し続けた唯一の人物であるベーシスト、クリス・スクワイアがこの世を去りました。
自分としては「影響を受ける」というところまでどっぷりという訳ではないものの、このリッケンバッカーの「ゴリゴリ」というベースは彼の証明なのかも知れません。
7月:
Niyaさん加入後としては初の幻月堂ライブでした。
今に始まったことじゃないんですが、幻月堂のライブはセトリの中に1曲・必ず「英語以外の外国語」が入り込んできて居ます。
久々にやった「innner universe」、MCでは触れませんでしたが、やはりORIGAさんの件でセトリに組み込みました。
原曲だけ聴いたら無茶振りのようにも思えるんですが、輪郭を捉えることが出来れば意外となんとかなる、なんてことを教えてくれた曲かも知れません。
8月:
恒例となっている江古田でのソロ。この日は自分以外出演者は女性。
この日はオールインスト。
ソロでやる曲はフリーダムに行きたい。去年の江古田で初演だった「帰らぬ」以来の8分越えのインスト「彩の薫風」初演。
やはり葉月8月、思うところは沢山あります。生きている限りは続くのだと思います。
そんな中、月末のNORI&松崎睦美ツーマンのクオリティに舌を巻く。歌もさることながら、むっちゃんの物真似のレパートリー、層の厚さが素晴らしいす。ぱねぇっす。
9月:
アンコール渋谷スリーマンイベントに呼んでもらった。店としても年間数度あるかないか、というもの。光栄の至り。
そして我々の後ろ2組が凄すぎた。でも凹むことは無い。むしろ「ここに呼んでもらった」ということに燃えた。あんまり無い感情。
で、NHK-FMのプログレ三昧。Twitter上での大量のTL汚し大変失礼しました。反省は全くしていません。
そしてその翌日は幻月堂企画ライブ。「君の銀の庭」はもう少し遅い方が良い曲だと思う。原曲聞いても思う。なんて書くとお叱りを受けそう。
あと、cat☆trick天ちゃんが仕込んだ破壊力抜群の紙芝居が印象的。
10月:
毎年この月はZABADAK郡上八幡進行のためライブお休み。
ですが今年は年末のスケジュールが例年になく詰まっていたのでリハが進行していきました。
月末は「Elements Five」という1日限定アイドルユニットを見に行く。
「素人だからこんなもんだよね」などと言わせないクオリティの高さ。
我々がやっているような「リハ1~2回で本番ね」という訳には行かない緻密な練り込みが結実したステージだった。
そして辻緒矜持さんの「initializer」が発売になりました。アレンジやりました。
11月:
11/15のトリオンプ秋の音楽祭を皮切りに、年末までライブ5本というハイペース。
この日は「自分の出演枠が無い代わりに、複数の枠で良いように使われる」という役回りを自ら買って出るという暴挙。
そして1週空いてプルーミースカイ11ヶ月振りのライブ。
鍵盤2台にボーカル立てるという編成。ここで「嵐のあとに」初演となりました。
そして「残酷な天使のテーゼ」をジャズアレンジ、これも持ちネタにしていきたいとか。
12月。
まずはスキマ産業大株主総会、という名前の音楽ライブ。
ボーカル4人組にゲスト諸々入って総勢ボーカル最大8名相手にピアノ1人で切り込んでいきました。
これもまたハイレベルなステージにできたと思います。歌の力です。
そして12/17はEggmanTokyoEast、6日後にユカキラリタが立つステージですよ。
高坂さん関係でお店からオファーが来たので、平日返上でやってきました。
だからと言ってそんなに気張ることはないんだけどね。楽屋が広くて、共演者さん達と突っ込んだ話ができたのが収穫です。
さらにこれを書いている前日、12/30に野方でソロワンマン。
この日は本編冒頭に古館氏張りのトークコーナーを設けて、今までと全く違う方向を打ち出してみました。
自分のことをよく知っている人でも、誰も全く知らない姿だったと思います。これはレアですよ、超レア。
スタッフの夏至くん、くらち氏は両者とも「古館氏=報ステ」しか存じ上げていないということで、リハからかなり燃えました。
以前からやりたいと思ってたんですが、やはり古館氏が報ステを降りるというニュースで背中を押さえた形です。
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書き終わった時点で23時23分。2015年も1時間を切っております。
今年はライブ19本でしたが、来年も現時点で9本既に決まっています。
2016年は1/10、ヘリオトロープ・アンコール渋谷さんから始動します。ここでは初トリとなります。
来年も変わらずにお付き合い頂ければ幸いに思います。
今年も弾き初めはトリオンプ文化祭、だがここで事件がおこる。顛末はこう。

そしていつも通り高坂さん入間さんとのステージ。
高坂さんとは昨年ヘリオトロープとして2人で正式に活動開始。ある程度の方向が固まった上で何度かステージを踏んでいるので、ようやく地に足が付いてきたと思ったのもこの頃かな。
河井英里さんのことを思いながら作ったインスト「晩夏」に、朗読が入ったのも今回が初演でした。
2016年の弾き初めはトリオンプではなくアンコール渋谷になるんですが、変わらずにトリオンプにもお世話になります。
文化祭が終わって、皆が笑顔で後片付けをやっている中、ふとTwitterを開けてみたらORIGAさんの訃報が見えてしまって、とても胸が痛みました。
2月:
仕事のピークで疲労コンパイル。そんな中アンコール渋谷さんでライブ。近年まれに見るアホなテンションの中で進められるリハ。
これ書いている前日のライブで「近年書いた曲の中で最も大切にしている曲」という「Nameless Race」の初演。
「Race」は「競争」の他に「人種」「民族」という意味があります。ここでは「無名の民」というくらいの。
部分的に書いた曲は他にもあるが、全編の作詞は「ひまわりの日々」以来。
3月:
この頃にKensingtonのトラックボールを投入。入力デバイスに5桁出すのは勇気が要ると言えばそうなのだが、もうすんげぇ快適。
S社とかL社のモノには戻れない。
そんな中3/21は野方でソロ、翌3/22はヘリオトロープスタジオ配信という2日連続の活動。
毎回「今度のソロで自分が歌うのは最後にする」と思ってたみたいですが、意外とそんな風にはなっていない。
2日連続ライブ(配信という形だが)というのもレアな話で、「切り替え」というのが自分の課題に上がってきたような。
4月:
恒例のトリオンプ音楽祭。今年はここでもソロ枠で出演することにした。
が、本番3日前のこと、出演予定のさゆりさんが手首を骨折したということで、急遽代打で出演することに。
しかしステージに穴を開けてはならないという演者の本能か、歌うだけでも出演。
安易に出演キャンセルしている奴らに見せてやりたい。
そして自分の枠ではZABADAK「桜」のソロピアノや、それにまさかの「鳥の詩」、やり始めた瞬間に客席の幻月堂・梓さんの頭がピクッと動いたのを見逃さなかった。
5月:
まずはカラオケライブ。日本橋のホールで「プロ仕様のホール・音響設備でカラオケ!」というコンセプトのイベントだったのだが生演奏で借り出されました。
いつものライブとは全く違う眺め。あと「サイリウムの持続時間には個体差がある」というのも知った日だったw
そして次は北参道での鍵盤フィーチャーイベント。生涯初のグランドピアノでのライブ。ここに至るまでに人生でグランドに触っていた時間は僅か5時間くらい。
しかしここでグランドだということを意識するのは非常に損だということも知る。
将棋の藤井先生が「羽生さんと指すときは只のおっさんと思うといいんですよ」という言葉を残している。そんなつもりで演奏に当たっていたのである。
ここでインプロ主体のインスト「北緯69度11分」初演。
そしてその一週間後はアンコール渋谷8周年記念イベント。
この時点で出演するのは3回目だったんですが、毎回とてもハイレベルな方々とやらせて貰っています。
やる度に「ちゃんとやらなくては」と気合いを入れ直しています。
11/8拍子「Burgundy」初演、店長の高橋さんに「変態!」と言われて大変ご満悦となり会場を後にした。
さらにその翌日5/25はトリオンプでワンマン。
この日をもって「一番輝いた場所で」を封印することに。また、こうするためにトリオンプでワンマンを設定。
「客よりも自分のために」ということでやるライブはこれが最後になるであろう。
6月:
結成1周年、、、の1日違いではありますが、6/27にヘリオトロープワンマン。
内容については特に触れませんが、満員御礼でした。ありがたや。
やはり「オリジナル曲をまとまった数やる」という機会は持っておくべきだと思った。
快速ナンバー「南へ」、途中で拍子が変わるゆったり曲「水面の戯れ」初演。
そしてこの日、47年もの間YESのオリジナルメンバーとして在籍し続けた唯一の人物であるベーシスト、クリス・スクワイアがこの世を去りました。
自分としては「影響を受ける」というところまでどっぷりという訳ではないものの、このリッケンバッカーの「ゴリゴリ」というベースは彼の証明なのかも知れません。
7月:
Niyaさん加入後としては初の幻月堂ライブでした。
今に始まったことじゃないんですが、幻月堂のライブはセトリの中に1曲・必ず「英語以外の外国語」が入り込んできて居ます。
久々にやった「innner universe」、MCでは触れませんでしたが、やはりORIGAさんの件でセトリに組み込みました。
原曲だけ聴いたら無茶振りのようにも思えるんですが、輪郭を捉えることが出来れば意外となんとかなる、なんてことを教えてくれた曲かも知れません。
8月:
恒例となっている江古田でのソロ。この日は自分以外出演者は女性。
この日はオールインスト。
ソロでやる曲はフリーダムに行きたい。去年の江古田で初演だった「帰らぬ」以来の8分越えのインスト「彩の薫風」初演。
やはり葉月8月、思うところは沢山あります。生きている限りは続くのだと思います。
そんな中、月末のNORI&松崎睦美ツーマンのクオリティに舌を巻く。歌もさることながら、むっちゃんの物真似のレパートリー、層の厚さが素晴らしいす。ぱねぇっす。
9月:
アンコール渋谷スリーマンイベントに呼んでもらった。店としても年間数度あるかないか、というもの。光栄の至り。
そして我々の後ろ2組が凄すぎた。でも凹むことは無い。むしろ「ここに呼んでもらった」ということに燃えた。あんまり無い感情。
で、NHK-FMのプログレ三昧。Twitter上での大量のTL汚し大変失礼しました。反省は全くしていません。
そしてその翌日は幻月堂企画ライブ。「君の銀の庭」はもう少し遅い方が良い曲だと思う。原曲聞いても思う。なんて書くとお叱りを受けそう。
あと、cat☆trick天ちゃんが仕込んだ破壊力抜群の紙芝居が印象的。
10月:
毎年この月はZABADAK郡上八幡進行のためライブお休み。
ですが今年は年末のスケジュールが例年になく詰まっていたのでリハが進行していきました。
月末は「Elements Five」という1日限定アイドルユニットを見に行く。
「素人だからこんなもんだよね」などと言わせないクオリティの高さ。
我々がやっているような「リハ1~2回で本番ね」という訳には行かない緻密な練り込みが結実したステージだった。
そして辻緒矜持さんの「initializer」が発売になりました。アレンジやりました。
11月:
11/15のトリオンプ秋の音楽祭を皮切りに、年末までライブ5本というハイペース。
この日は「自分の出演枠が無い代わりに、複数の枠で良いように使われる」という役回りを自ら買って出るという暴挙。
そして1週空いてプルーミースカイ11ヶ月振りのライブ。
鍵盤2台にボーカル立てるという編成。ここで「嵐のあとに」初演となりました。
そして「残酷な天使のテーゼ」をジャズアレンジ、これも持ちネタにしていきたいとか。
12月。
まずはスキマ産業大株主総会、という名前の音楽ライブ。
ボーカル4人組にゲスト諸々入って総勢ボーカル最大8名相手にピアノ1人で切り込んでいきました。
これもまたハイレベルなステージにできたと思います。歌の力です。
そして12/17はEggmanTokyoEast、6日後にユカキラリタが立つステージですよ。
高坂さん関係でお店からオファーが来たので、平日返上でやってきました。
だからと言ってそんなに気張ることはないんだけどね。楽屋が広くて、共演者さん達と突っ込んだ話ができたのが収穫です。
さらにこれを書いている前日、12/30に野方でソロワンマン。
この日は本編冒頭に古館氏張りのトークコーナーを設けて、今までと全く違う方向を打ち出してみました。
自分のことをよく知っている人でも、誰も全く知らない姿だったと思います。これはレアですよ、超レア。
スタッフの夏至くん、くらち氏は両者とも「古館氏=報ステ」しか存じ上げていないということで、リハからかなり燃えました。
以前からやりたいと思ってたんですが、やはり古館氏が報ステを降りるというニュースで背中を押さえた形です。
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書き終わった時点で23時23分。2015年も1時間を切っております。
今年はライブ19本でしたが、来年も現時点で9本既に決まっています。
2016年は1/10、ヘリオトロープ・アンコール渋谷さんから始動します。ここでは初トリとなります。
来年も変わらずにお付き合い頂ければ幸いに思います。