トヨタ流の子育て (人材育成) | 7歳&9歳の『子育てコーチング』by森琢也

7歳&9歳の『子育てコーチング』by森琢也

『社会人クライアントより強敵な我が子にどこまでコーチングが通用するのか?』7歳と9歳の我が子との悪戦苦闘を綴ります

みなさんこんにちは。森琢也です。

 

暑いですね。。エアコンに頼りっ放しの今日この頃です。な、の、にっ!!リビングのドアを開けっぱなしにする6歳の娘。何度も何度も注意して、たまに閉めるものの、大抵忘れている。本人も「お父さんうるさいし、ちゃんと閉めなきゃ」と思ってはいる様子。でも、うっかり忘れる。

 

昨日も、学童行かずに自宅で夏休みを満喫していた娘は、何度もリビングのドアを開けっ放しにしていました。そして、「あぁもう、また!!」と注意する在宅ワークの私。挙句に娘も逆切れ。。。

 

逆切れする娘を見て、仕事モードの私はちょっと冷静に考える。まぁ確かに小うるさく言われたら逆切れもしたくなるわ。少し時間を割こう。。

 

父:「ちょっといい」

娘:「なにぃー」

父:「いっつもドア閉め忘れるじゃん」

娘:「(目をそらしながら)・・・うん。」

父:「君がダメなわけじゃないと思うんだよね。」

娘:「?!」

父:「どうしたら、次から出来ると思う?」

娘:「閉めなきゃって意識する」

父:「今までも閉めなきゃって意識はあると思うんだよね。そこは伝わってくるし、えらいと思う」

娘:「うん」

父:「でも、意識だけじゃダメで、毎回ついうっかり忘れるわけじゃん?」

娘:「うん」

父:「人間ってついうっかり忘れる生き物なんだよ」

娘:「だね」

父:「じゃあ、うっかり忘れるの仕方ないとして、どうしたらいいと思う?」

娘:「仕方ないもんねー・・・。ドアに付箋貼れば思い出すかも」

父:「いいね、それやってみない?」

娘:「うん」

 

・・・製作開始。そして、

娘:「できたー!!みてー!!こうすれば忘れない!!」

父:「・・・。うん、いいね。でも、ちょっと待って、一回試しに廊下のトイレに行って戻ってきてみん」

娘:「OK~」

父:「付箋、気づいた?」

(リビング側ドア側面に付箋を貼ったので、トイレの帰りに目に入らない)

娘:「そっか、ここじゃ気付けない。」

父:「じゃあどこに張ればいいと思う?」

娘:「こっち(廊下側)だと思う」

 

 

そして、昨日午後から、ドアはちゃんと閉めてもらえるようになりました。あぁぁ、もっと早くこのアプローチすればよかった。私もガミガミ言うだけで、うっかり丁寧に対応することを怠っていました。トヨタ流の日常実践は難しいけれど、やっぱり効果は大きい。寄り添って、思考をと工夫を促して、「どうしたら、うまくできるかな?」って考える習慣を作ってあげたいです。

 

追伸:付箋の上のドアの傷が気になる、、いつの間にできたんだ??苦笑

 

 

<トヨタ流の復習>

・意識だけでは行動・習慣を変えるのは難しい。

・人はミスをする生き物である

・人を責めるな。やり方を変えろ。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

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