図形の証明問題はどうやって解く? | コーチング1グループ発達障害ブログ

コーチング1グループ発達障害ブログ

LD、ADHD、自閉症スペクトラムなどの発達障害に関するブログです。

 

 

今回は、自閉症の傾向がある中学2年生Yくんの数学の授業についてご紹介いたします。

 

 

丸レッドポイント四角グリーン

今回の授業では、三角形の合同とそれを利用した証明問題を解いていきました。

Yくんは、ワーキングメモリーの特性上、集中力が持続せず、また文字を書くこと自体が苦手です。

そのため、解答を一から十まですべて自分の手で書くのではなく、穴埋め式にして重要なポイントを押さえながら証明問題を解いていくことにしました。

 

三角形の合同条件は全部で3つあります。

・3組の辺がそれぞれ等しい

・2組の辺とその間の書くがそれぞれ等しい

・1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい

 

この三角形の合同条件を覚えることよりもまずは、ホワイトボードに大きく図をかき、図形のどこを見ればいいのかを目でみて理解できるようにしました。

 

はじめは、三角形の種類も理解できていませんでしたが、図で書き表すことによって、問題の図形のどこに注目すればよいのかがわかるようになり、解答するときの流れや合同条件を理解できるようになりました!

 

 

 

お子様の学習相談はこちらから!