今高2の娘が生まれる際の、不妊治療の話。今回で最終回です。
婦人科での検査は驚きの結果!40歳目前で不妊治療の開始となりました
すんなりいかない治療に感情がジェットコースターのように大揺れしたのがつらかった
先の見えない不妊治療を乗り切るために無意識でしていたこととは?
無事Kレディスクリニック卒業の日、今は亡き院長先生が自身の著書にサインして贈ってくださいました。
なんとか妊娠はできたけど、無事産むまでは手放しで喜ぶ感じでもないのです。双角子宮は人にもよりますが、育ちが悪かったり、出産が早まったりする傾向はあるらしい。
そして、子宮が狭くて胎児が動きづらいので逆子になりやすいとも。
一方で、双角子宮と気づかずに普通に何事もなく出産することも全然あるらしくて。こればっかりは、やってみなくちゃわからないのです。
私の場合は、ハイリスク妊婦として大学病院を勧められ、通った初日に帝王切開を言い渡されました。
早く出てきちゃうと困るから、特に運動とかもしなくていいよ…みたいな感じ。とにかく帝王切開のその日までできるだけ赤ちゃんを入れておいてね!と。
結局、ちゃんと予定の日に帝王切開で出産できました。そして、案の定、逆子。
出産日近くなると、胎児のアタマと思われる部分が、肋骨に当たる感じで(私の感覚なので本当のところはわかりませんが)、痛くて寝られなかったです。
世の中には、陣痛の痛みを経験しないと母として〇〇…とか、いろいろ言う人がいると聞いて驚きます。私にとっては、分娩が自然であろうが帝王切開であろうが、無事に生まれただけで奇跡だという感覚です。
不妊治療って、最先端の医療で考えられる最大限のことをして子どもを作ろうとしますよね。だったらほぼ全員が妊娠してもいいはずなのに、実際のところ40過ぎたら確率はそんなに高くはないのです。
そして、出産までこぎつけるとなるとグンと確率が下がります。(42歳で1回の体外受精での出産率3.7%というデータもあります)
不妊治療すればするほど、運だったり、神様みたいな目に見えないものの存在を意識する感じになっていく。
生まれた娘と対面したときに、もちろん嬉しかったけど、ものすごく重い使命を授けられた気がしました。
その後の育児のバタバタで、そんなこともいつのまにか忘れてしまうのですが、今、書いていてそのときの感覚を思い出し、私の子育てってどうだったかなぁ?と思わずこの17年間を振り返ってしまう。
最初から子どもがいなければ、それでも充分幸せだったと私は思う。でも、子どもがいる幸せを知ってしまったら、もういないことは考えられないのです。
子どもが生まれることはポジティブなことだけど、同時に怖れも生まれます。子どものいる人生って、そのポジティブとネガティブの両面を、めちゃくちゃ強烈に感じながら生きるってことなんだな…と思うのです。
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