黄金の日日 第47話 助左衛門追放 | Coach MasHのボヤキblog ~働く人 働きたい人を応援します~

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ちょっとぼやきも・・・

千利休様、五右衛門、桔梗、
助左衛門はたくさんの友人を失ってしまいました。
今回は、さらに助左衛門に降りかかる災難の巻、でございます。

 
助左衛門は奉行所に呼び出されました。
最初から、何やら物々しい雰囲気でございます。
 

意外にも、石田三成さんは助左衛門にお菓子を出します。

これは太閤から助左に渡すように言われてるんだ、、と。

太閤はお前に会いたがっている、伏見に上がれ、というのです。

が・・・・

頑固な助左衛門が秀吉の元に行くはずはありません。

積年の恨みは消えるはずがないんですから。

 
そしたら、三成さん、泣き落とし作戦に出ました。
太閤の命はあと僅か。だから、最後に伏見に来てくれ、、と。
そしたら、助左衛門だって行かないわけにいかないよね~
 
助左衛門は三成さんとともに伏見に出向き、秀吉の床の近くまで行きました。
あ、虎の絵が書いてある襖の前です。
助左、知ってる?ここで五右衛門が捕まったのよ、、ここで。(心の声)
はい、当然の五右衛門ロス継続中でございます。笑
 
秀吉は笑っているんですけど、、
近うよれ、、、という感じで手招きを受けた助左衛門に渡されたのは、この書。
「追放命ず、太閤」・・こんな文字しか書けんのね、この爺さま。笑
 
これも、このドラマの名場面でございます。
ニコッと笑って、手の甲で、あっち行け、、と追い払う秀吉。怖い…笑
 
私財没収の上、追放!と命じられたものの、
三成さんはルソンに追放という刑にしてくれたのです。
さらに、ルソンに流される船の中で、自分を追ってくる大型船を発見する助左衛門。
 
双眼鏡を覗くと、船には小太郎が乗っているではありませんか。
 
これも三成さんの配慮でした。
美緒様に助左衛門の財産を載せて後を追うように頼んでくれたんです。
 
関ヶ原では天下の大悪党と伝えられた三成さんですが、
あれは勝者家康が作り上げた歴史、なのかもしれません。
何が正しいかわからないですけど、このドラマでは三成さんはいい人です。笑
 
さて、「流人助左衛門」を追ってきた小太郎の今井船では、
壊滅させられてしまった日本人街を再び作ろうと希望に満ちた会話をしてます。
 
しかし、その船を襲おうと賊が周りを取り巻いています。
助左衛門の財宝や銃などもたくさん積んでいますもんね。
 
この賊たちは、フィリピン人の集団でした。
五右衛門が逃がしてしまった原田喜右衛門が現地人を奴隷にしていたのです。
捕虜として捕まった家族を救い出だすため、助左衛門の船を襲ったのです。
 
また助左衛門の病気が出ました。笑
この人たちのために戦だ!!と原田船に襲撃を加える助左衛門なのでした。
 
このドラマでは「フィリピン人」というワードに注目。
現地人はタガログ人、日本人は日本人。
日本人母とタガログ人の間に生まれた子供は、フィリピン人だ。
と自分たちでそう呼んだという設定でした。
フィリピン人のツルという役が安奈淳さんです。
この人が、この後何かの大きな問題に関わらないはずはなし。注目です。
 
ついに秀吉の生涯が終わりました。
このドラマの秀吉は、他のドラマとは違い、
徹底的に「良い人秀吉」と、徹底的に「鬼畜秀吉」の両極端を描きました。
緒形拳さんしか演じきれなかったはずです。
このドラマの秀吉の最期はそれはそれは惨めで苦しいお姿でした。
血を吐き、苦しみ、でも、傍には誰もいない、、写真にしたくないほどでしたから。
緒形拳さんは、大河ドラマ初め、多くのドラマで歴史上の人物を演じてこられました。
やっぱり、すごい俳優さんだと改めて圧倒されました。
私の中の秀吉は、やっぱり緒形拳さん演じる、この秀吉。
大嫌いだけど、秀吉ロス…になりそうです。
 
何やら次の大河は「おんな太閤記」で、秀吉は西田敏行さんなのですが、
観るかなあ、私。笑