黄金の日日 第41話 侵略者 | Coach MasHのボヤキblog ~働く人 働きたい人を応援します~

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ちょっとぼやきも・・・

2週間のご無沙汰でした。笑

先週は一晩中の津波警報のため、このドラマも放送がカットされました。

日曜日のお楽しみがなくなったのは残念でしたが、

津波の被害が大きくならなかったことは良かったですよね。

結構怖くて眠れなかったもんなあ・・

 

さて、今週の助左衛門。

悲しいこと、辛いこと、苦しいことがてんこ盛りです。

 

 

利休様も亡くなってしまいました。

助左衛門は堺に残り、五右衛門が桔梗と銭丸を連れ帰るのを待っています。

ところが、助左衛門の持つ加津佐(島原付近)の港と船が海賊に襲われました。

五右衛門は燃えさかる船から逃げだし、桔梗と銭丸の命を守ろうと戦います。

 

 
しかし、銭丸が敵の矢に打たれ、死んでしまいます。
泣き崩れる桔梗。
その場を動こうとしない桔梗を連れ出し、五右衛門は船から逃げ出します。
 

 
そんな事件を知らない助左衛門は、
モニカさんの父、日比谷了慶さんから住居を買い受けることになりました。
堺が平和だった時代、モニカさんがオルガンを弾いていた、あの場所です。
助左衛門はここを自分の住居にすることにしました。
 
 
お仙さんに一緒に来ないかと誘いに行った時、助左衛門は一人の男に襲われました。
それは、今井宗薫の息子、美緒様が育てた小太郎でした。
小太郎は、母が帰ってこないのは助左衛門のせいだと思っていたのです。
 
小太郎の姿を見て、美緒様は今井に戻ることを決心します。
そして、助左衛門に、桔梗を嫁にしなさいと言うのです。
今だに思い合っている助左衛門と美緒様の悲恋。
辛い決断をすることになるんですね、この二人は。
 
 
一方、加津佐の桔梗と五右衛門。
何やら、変な空気にはなってます。
五右衛門ったら、桔梗の看病をしていて、モニカさんを思い出しちゃってました。
桔梗を一人で堺行きの船に乗せて、自分は襲った相手を突き止めるために動きます。
 
 
船を襲った相手は、長崎の豪商原田喜右衛門。
秀吉に取り入って、助左衛門よりも自分を取り立てて欲しいと媚びています。
二人はフィリピン国に、秀吉にひれ伏すような書状を送ろうとしていたのです。
 
 
このドラマの描く晩年の秀吉は、まさにバカ殿。
てっぺんが腐ると世の中が全て腐っていく。その代表的なもの。
 
今、まさに、日本がそういう状態です。
能力もないのに権力と金だけが目的の政治家が日本国民を苦しめ続けている。
それも、善人面してるのが腹立たしい。騙される人が多いのが、より腹立たしい。
実は、国民がどれほど苦しんでも、どれだけ死んでも興味がない。
 
自分がもてはやされて、自分が一番威張っている状態を味わえればそれで良い。
秀吉と、今の日本の政治を操っているやつらは、全く同じ匂いがする。
 
石田三成さんが助左衛門に密会に来ました。
静かに日本国を去れ、と。
そして、秀吉が韓国、中国、フィリピンとの戦を計画していることを話します。
それだけは絶対に阻止してください、私は堺から一歩も動きません!
いちいちかっこいいのよねえ、助左衛門は。
 
原田喜右衛門に命を奪われた部下のためにも、この国のためにも、
助左衛門は石田三成と共に、新たな計画を立てることになるのです。
 
 
助左衛門の台詞がホントに素敵で…。
朝鮮出兵しようとしている関白は狐にそそのかされているという人がいる。
とりつかれた狐から関白を救うのはあなたの仕事でしょ、って。
 
本当にそのとおりなんだよねえ、それができる人がいないんだよね~。
近くにいて、狐に取り憑かれた上司を諫める、諭す、それが何故できないんだ。
どの時代においても、情けないよ、日本は。
 
このままどん底に堕ちていきそうな、今の日本。