秀吉さんの怖さがどんどん迫力を増していきます。
前回のお話は、美緒様を連れてルソンに向かった助左衛門の船が
秀吉の部下の船に襲われるところで終わりました。
船は強制的に止められ、大阪の浜には秀吉の籠が到着。
助左衛門に「積み荷」を確認させ、気に入ったものはもらっていく、と伝えます。
覚悟を決めた助左衛門は、美緒様に銃を渡します。
秀吉になんか死んでも渡さぬ！という助左衛門の願い。
それをを受け入れる美緒様。
命がけで思い合ってるよね、この二人。
お前等は好きおうているのか、、、
「積み荷」を利休の元に返せ。、と小西行長に伝えて秀吉は船を下ります。
美緒様を守り抜いた助左衛門。
めでたしめでたし、とはならなかったんです。
途中、助左衛門の船は海賊船として捉えられちゃうし、
自分に刃向かった堺の商人、美緒様と助左を、秀吉は許しませんでした。
堺の堀を埋める計画は、奉行石田三成によってすぐに実行されました。
堀で船を浮かべて生きてきたお仙さんは命がけで抵抗します。
そこに五右衛門が現れますが、二人とも投げ出されてしまいます。
九州平定、朝鮮出兵、ルソン征服、、そして、ついに、伴天連禁止令。
キリシタン大名たちはお先真っ暗です。
高山右近、小西行長、二人のキリシタン大名は対照的な選択をしました。
右近さんは、プライドを持って追放される方を選び、
小西行長は、秀吉の命に逆らえず、自分の心に嘘をつく方を選びました。
イエスマンとしての生き方しか選べない行長を助左衛門は諫めます。
たいへんな上司の下にいる部下って、本当に悩むでしょうね。
日本人、たいていは、黒を白と言えるひとになっちゃうのよねえ。
日本人、めちゃめちゃ多いのよねえ。
特に、政治の世界はそればっかり・・情けねえ！！（心の声、爆発・笑）
堺、キリシタン、、秀吉は自分の言うなりに動かないものは許しません。
関白豊臣秀吉ｖs堺の商人、納屋助左衛門の戦は続きます。