タリーと私の秘密の時間 ~TULLY~ | Coach MasHのボヤキblog ~働く人 働きたい人を応援します~

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出会いや感動、寂しさや嬉しさをブログに書いていきます。
ちょっとぼやきも・・・

本日もお付き合いくださり、ありがとうございます。

 

最近、本当に疲れてるなあって思うんです。

仕事もたくさんあるし、仕事自体は全く疲れないし、むしろ楽しい。

だけど、ふと気づくと、めっちゃ疲れてる。

まあ、いいお年ですからねえ。笑

 

せめて心の洗濯には映画を観ること。これ、大事。

ってことで、再び映画館に足を向けました。

今回の映画は、相当おすすめです。

 

タリーと私の秘密の時間 です。

 

主演は、ご存じ、シャーリーズ・セロン。

背も高く、すごく美しいですよね。素敵な女性だと思います。

私、この人の声が好き。ちょっと男性的な太くて色気のある声。

 

この美女は、映画のためならめちゃくちゃ太ったりします。

今回の映画も、おいおい、っていう太り方でした。

すごいプロ意識を感じさせてくれます。

 

この映画の主人公マーロは、一主婦です。

手のかかる子供、それも少し情緒不安定な男の子もいて、心配が尽きないし、

そんな中で三人目の子供も生まれて、眠る時間もないくらい忙しい。

 

もちろん、旦那さんもお忙しいわけで、誰も助けてはくれません。

会うたびにやつれていく妹をみて、お兄さんがヘルパーを雇うように進言します。

でも、マーロはそれを拒否し続けます。

自分の子供を、他人に面倒見させるなんて、あり得ない!!

そう、マーロは完璧主義者なのであります。

 

自分の予定をきっちり組んで、隙間なく動き回りますが、問題は息子。

息子のジョナには情緒に問題があり、通っていた学校から転校を勧められます。

うちの子を追い出そうとしている!うちの子を特別な目で見ている!

マーロは激怒しますが、学校の方針は変わりそうにありません。

自分の身の置き場がないほど苦しくなったとき、兄の言葉を思い出しました。

そうだ、ヘルパーさんを雇おう。

 

そのヘルパーさんはタリーと言って、夜10時半に現れ、朝には帰ってしまう契約です。

めっちゃ若いヘルパーさん。

でも、へりくだることもなく、なんか偉そうなんですけどね。

マーロの乳飲み子ミアののおしめを替えたり、あやしたり、お掃除もしてくれます。

その間、マーロは熟睡できるという快感を得ることができました。

タリーはマーロがつぶやいた、完全な母親とはこういうものだ!っていうことを、

翌朝、気がつくと全部やってくれているのです。完璧です。

 

マーロは日に日に上機嫌になります。

心の健康も取り戻し、子供との時間も、学校とのいざこざもなくなり、

タリーが来るのが楽しみで、年の離れた二人はほぼ親友のようになっていきます。

徐々にマーロに笑顔が戻り、家族ともよい時間を送れるようになっていました。

 

しかし、突然、タリーがもう辞めると言い出します。

これはマーロには死活問題です。

タリーなくしてやっていけないと気づくマーロは必死で止めます。

最後に一緒にブルックリンに行こうよ、とタリーに誘われ、

渋々車を出して、一路NYCの繁華街へ!!

若い頃、何年か通っていた懐かしい場所です。

 

あれだけ完璧にマーロを守ってくれていたタリーが、

ブルックリンに行って一緒にお酒を飲もうよ、と言い出す。

お酒飲んで運転しちゃえばいいって言い出す。

おいおい、タリーが壊れてきたよ!!

 

それにタリーって、ものすごく謎めいてるんです。

どこの誰?

若いのになぜ子育てできちゃうの?

こんなに若いのに、なんでマーロの気持ちがわかっちゃうの?

謎だらけのタリーの正体が、最後に明かされます。

 

久しぶりに、映画を観て衝撃的なショックを受けました。

子供はいないけど、私にもタリーがいてくれたらどうなるかなって思いましたよ。

 

忙しすぎる毎日、何でも自分でやるのが当たり前。

何でも完全にやりたいという気持ちの強い人は多いと思う。

甘えることが下手だったり、甘えることは罪だと思っている人も多い。

そんな人、その人の家族には観てほしいと思いました。

 

私も実はその一人。

甘えることができません。

特に、亭主には絶対に甘えない。甘えたくない。

亭主に弱音を吐くなんて、10年に一度くらいですかね。笑

 

それでいて、いつも頑張って、いつも本気で生きてるので、

その姿を馬鹿にされたり、批判されたり、全否定なんかされようもんなら、

きっと、一生そんな態度をする相手を許さないでしょうね。

どんどん視界も狭くなる。どんどん人間関係も狭くなる。

かなり良くない傾向です。お薬もらわなきゃ・・笑

 

そんな私だから、この映画、どストライクでした。

もう一回観たら、きっともっと違う感情でみてしまうかも。

 

くそ真面目で、働き者の、日本人の皆さん、

ちょっと、この映画、観てみましょうよ~