ギフテッド ~GIFTED~ | Coach MasHのボヤキblog ~働く人 働きたい人を応援します~

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出会いや感動、寂しさや嬉しさをブログに書いていきます。
ちょっとぼやきも・・・

本日もおつきあいくださり、ありがとうございます。

 

またまた映画館に飛び込み、現実逃避。笑
現実に疲れ切って、涙涙ということは一切ありませんが、

自分のストレスを映画を観ることで忘れてしまうことはありますね。

 

映画って、普段流せない涙も、遠慮なく豪快に流せる。笑

いやあ、映画って本当にいいもんですね!!笑

 

今回も、テレビで何度もCMが流れるような映画ではないんだけど、

観てよかった~と思える映画でした。

 

 

ギフテッド ~Gifted~

 

GIFT とは 与えられた物。才能とか持ち物という意味もありますので、

GIFTEDとは、才能を与えられた人ってことになるんでしょうね。

 

物語の中心に常にいるのは、この子供。

とんでもない頭脳を持った女の子という役です。

しかし、この子の演技力たるや、それこそ、GIFTEDですよ。

この子の存在が、またさらに涙腺が崩壊させます。

ああ、泣いた泣いた泣いた~

 

主人公はフランク。

フロリダでボートの修理をしながら、7歳のメアリーを育てている。

シングルファーザーかと思いきや、なんと、メアリーは姪っ子。

小学校に行く意味なんてない!と、とっても生意気盛りの女の子であります。

それもそのはず、小学校での授業で、メアリーはひどく目立ちます。

3+3はいくつ? と先生に聞かれて、

「そんなの、誰だって6だってわかってるじゃん!」と答える。

先生もプライドに瑕がついたのか、2桁×3桁の問題を出しちゃって、

こういうの、めっちゃ大人げないよなあと思ったわけですが、

メアリーちゃんは答えちゃうわけですね。

 

そう、彼女は数学の天才少女だったのです。

あまりの才能にビビった学校は、特別な学校に転校を勧めますが、

叔父のフランクは絶対にそれを受け入れようとしません。

フランクは、メアリーに普通の子になってもらいたかったからです。

学校はメアリーの教育に限界を感じ、家族を捜索します。

そして、見つかったのが、見つかってしまったのが、フランクの母イブリン。

 

イブリンは、過去に数学の天才少女を育てたことがありました。

その天才少女こそ、メアリーの母、ダイアン。

ダイアンは、メアリーをフランクに娘を預け、自殺してしまったのです。

 

メアリーを人間らしく育て、人に愛される女性に育てたいフランク。

天才は天才としての人生こそが幸せにつながると信じるイブリン。

この二人がメアリーを奪い合う展開になるのです。

 

予告編は こちら でご確認ください。

 

支える人たちも個性的です。

メアリーがいつも一緒にいる片目の猫フレッド、

同年代とはうまく遊べないメアリーの親友ロバータ(オクタビア スペンサー)

メアリーの担任の先生ボニー

物語の主要の場面で、この三人(うち一人は猫ですが・・)が大活躍。

 

10億人に一人という「天才少女」を裁判で奪い合う大人たち。

それに振り回される一人の普通の子供。

子供が本当に望んでいることは何なのでしょうね。

大人は自分の価値観だけで子供の人生を決めていいのかしらね。

ちょっと現実的にありえないようなお話ですけど、

 

子供を育てる段階で、育てる親の考え方が全く合わないこともあるし、

ひょっとしたら、どこにでも、ありそうな話なのかなとも思います。

あまりに自分の外で自分のことが決められてしまえば、

子供は「愛されている」という実感を味わうことはできないのでしょう。

子供だから、うまく言葉で表現できないだろうけど、

きっと、そんなことを疑問に思いながら育っていくことになれば、

親に反抗し、親を恨み、寂しく屈折する思いにもなるのかもしれない。

 

君は本当に大事な子なんだよ。

生まれてきたとき、本当に嬉しかったんだよ。

だから、ずっと君の幸せを見守っていたいんだよ。

メアリーはメアリーだから、大切なんだよ。

天才だから大切なんじゃないんだよ。

生まれてきてくれて、本当に本当にありがとう!

フランクがそれをメアリーに伝えたかった場面が、最も感動的でした。

泣けて泣けて、嗚咽が出てしまいそうなほど泣いちゃいました。

 

フランクとメアリーの自然体の触れ合いがとても微笑ましいです。

天才少女なんだけど、ものすごく子供っぽく大人に甘えちゃうんだな。

そういう一コマ一コマが、めっちゃ感動的で泣いちゃうんだな。

 

この作品の監督は、アメイジングスパイダーマンの監督だそうです。

最初のスパイダーマンは好きじゃなかったけど、

アンドリュー&エマのスパイダーマンには相当泣かされたっけ。

人間の心の奥の寂しさや愛情を描くのが本当に得意なんですね。

 

最後に、クリス エバンス・・あまりにもええ男でした。笑

久しぶりに、男の顔に見入ったわ~~笑