本日もおつきあい下さり、ありがとうございます。
映画観るぞ～宣言、順調に果たしております。
今回は最近はＣＭでよく宣伝されている話題作。
言わずと知れたアガサ・クリスティーの名作、オリエント急行殺人事件
まあ、実は観ようかどうか迷ったのですけどね。
だって、小説も読んでるし、以前映画化されたのも観てる。
落ちも犯人もすべてわかって、それでも観るのか？？ってね。笑
でも、やっぱりみちゃったよ～。
ネタを知ってても面白いと思ったのは、豪華列車の風景。
ちょっとだけ鉄大好き女は、列車の描き方がとても素晴らしいと思いました。笑
オリエント急行は、今では常設の列車ではないわけですが、
昔々の列車はこんなに素敵だったんだろうなっていう雰囲気が素晴らしい。
今でもヨーロッパの鉄道には食堂車があって、フルコースの食事も出ます。
日本の列車では味わえない列車の旅が映画の中で体験できます。
そして、ポアロさんの描き方も面白い。
最初っから、確実に変人扱いです。笑
ちょっとくらい笑いを取っていかないと、こういうサスペンスは怖いしね。
私はこういうノリは好きですよ。
ついに、ポアロさんがオリエント急行に乗車するわけですが、
その前に、胡散臭い人物たちが続々と登場していきます。
そのキャストがすごい。
ケネス ブラナー
ジョニー デップ
ミッシェル ファイファー
ペノレペ クルス
ジュディ デンチ
ウィリアム デフォー
これだけ見ただけで、どれだけすごいメンバーなのがわかりますよね。
こんなに必要なのか？と思うほど、豪華です。
でも、今回の話は、全員が名優というキャッチフレーズ。
やはり、何度か映画化されているこの映画ですから、
これくらいの派手さがないとまずいのかもね、とも思います。
オリエント急行の中で行われた一つの殺人事件と、
そのきっかけとなった過去の事件と犯人が結びついたとき、
ポアロさんの完璧な推理が完成します。
やっぱり、ここまでしか言えません。
めっちゃ中途半端な映画ブログ・・・すみませぬ。笑
ここから後はちょっとだけネタバレ可の人への情報提供です。
原作とはちょっと違う描き方です。
大悪党に大きな恨みを持つ犯人たちの過去の事件への思い。
それはいかに重く苦しいものであるのかが描かれます。
だから、やっぱり、このキャストは名優でなければならないのです。
なかなか悲しい物語です。
それを知ったポアロさんがどのようにこの事件を裁くのか。
それが、ちょっと意外で、面白いです。
しっかし、この映画のジョニーはひどい男だなあ。
本当の極悪非道の大悪人・・・ジョニーデップ、似合ってます。笑