『スタート0.01秒へのチャレンジ』-ボートレーサー(競艇選手)のメンタルトレーニング | プロメンタルコーチ池 努|日本代表選手・プロ野球・Jリーガー・プロゴルファー専属メンタルコーチ|メンタルコーチ育成スクール

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こんにちは、メンタルコーチ池です。

 

昨日は北九州に移動し、

契約ボートレーサーの選手との

メンタルコーチングセッションでした。

(3回目のトレーニング)

 

今回のセッションでは

 

・節中の1日のルーティンづくり

・展示からレースまでの感情コントロール

・良いスタートをきるための集中トレーニング

 

という内容でした。

その中でも興味深いのが

「0.01秒を争うスタート」

です。

0.01秒を争う世界・・・

すごい世界です。。

 

ボートレースではスタートが命と

言われるほど、スタートの良し悪しが

着順(1着~6着)に影響します。

それは本当に0.01秒単位での勝負です。

 

ですので、トップレーサーになればなるほど

平均スタートタイムが早くなる傾向もあります。

 

だから誰もがスタートで攻めたいと

思っているものの、

攻められない理由があります、、、。

 

その理由が

フライング」です。

 

0.01秒でもスタートが早いとそれは

フライングとなり、そのレーサーは

1ヶ月間レースに出場できなくなります。

※その1ヶ月間は無給状態

 

このフライング制度があることにより

レーサーは次のジレンマを

かかえることになります。

 

「0.01秒でもスタートを早めたい」

「でもフライングはしたくない」

 

このジレンマをレーサーなら誰もが

解決したいと思うものです。

なぜなら、このジレンマが

大きなストレス、プレシャーを

生む要因となるからです。

 

これを解決するための

メンタルトレーニングが2つあります。

 

1つ目が

「メンタルのセルフコントロール」

わかりやすい言葉でいうと

感情コントロールのことです。

スタートへの不安や緊張を減らす、

やわらげるためのコントロール手法を

トレーニングすることです。

こちらの記事が参考になります。

「不安との付き合い方」

「コントロールせずに受け入れる」

 

2つ目が

「フォーカストレーニング」

スタート時の集中力をアップさせるトレーニングです。

※参考記事

「ゴルフに必要な集中力」

自分の世界(ゾーン状態)に入り、

スタートだけに意識をフォーカスするために

フォーカスバンドという

トレーニングデバイスを

使い、数値化、視覚化した

トレーニングが可能です。

実際、このメンタルトレーニングを

することで

これまでに4人レーサーが

平均スタートタイムを

0.02~0.04短縮することができ、

獲得点数も高めることができています。

 

ぜひ、今後はたくさんのレーサーに

特にこのフォーカスバンドを

使ったトレーニングを

体験してほしいと思っています。

 

☆☆☆

さらに詳しいメントレの説明は

ボートレーサー専用メントレページに記載しています。

https://www.coach-featuring.jp/mental-coaching/boat-race-1/