日々、よき種を蒔き、悪しき芽は摘み取る。
昼寝をしていると、電話が鳴った。
映画『がんになる前に知っておくこと』予告編
市の図書館の館長からで、以前、提案していた映画『がんになる前に知っておくこと』は、とてもいい映画なので図書館で上映したいという内容であった。
昨年、年末にやっとのことで提案できた上映会の話である。
公共施設なのでお金の管理をすることはできない、条件を聞いて欲しいとのことである。
2019年12月7日、地元に帰ってきて初めて事業としてやったのが、この映画の自主上映会だった。
新聞折り込み、朝日新聞のイベント欄に掲載していただいたにもかかわらず力不足で入場者は13人であった。
でも、参加いただいた方の感想は、珠玉、自分の宝物である。
<ミッション・使命>
近親者に病歴があれば特に、早期発見のために定期検診を受けよ。
日頃からストレスをためることなく自分の心の声、身体の声を聞いて安定せしめよ。
そのことをあまねく知らしめよ。
このがん定期検診を促進する活動は、ブログのタイトルと一貫している。
・重い病気になり、死を覚悟した時、今回の人生の目的が「愛」を学ぶことだと気がついたこと。
・がんは、「治療する(cure)」、病巣を除去すること(対処療法)よりも、「治癒する(heal)」、つまり健康になること(根本治療)のほうが大切であると考えるようになったこと。
・そして、「出来事(病気である)」と「ストーリー(感情)」を区別して病気を冷静で「パワフル」に扱えるようになること。
【映画をご覧になったお客様の声より】
(看護師を目指している女子高校生)
・緩和ケア認定看護師になりたいと考えていたので、がん患者さんの実際の声が聞けてよかったです。
自分の祖父が癌で亡くなり、実習で持たせて頂いた患者さんから、全人的痛みの苦痛を知り、寄りそうことの大切さ、家族のケアを大切にしていくことを学び、今日の映画からも今後の看護に生かせていきたいです。
(遠方よりご夫婦でおいでいただいた、きっとがんと診断されたのだろう奥様から)
・心の準備がいくらかできました。大変勉強になりありがとうございました。
春を楽しみに、日々、よき種を蒔き、
また、悪しき芽は摘み取る。
下記は、ご参考まで
17日に開催される朝日新聞主催がんとの共生社会を目指す「ネクストリボン2024」