20年以上、行きつけの理容店がありました。
少し思うところがあって、行きつけの理容店を変更することにしました。
新しく通うことにした理容店は、ご主人と奥さんの経営するお店で、9月にも散髪してもらいました。9月には奥さんに散髪してもらって、今回はご主人に散髪してもらいました。
仕上がりに不満はありません。
これからはこの理容店に通うことにしようと思っています。
今まで通っていた理容店は、1998年に引っ越したのを機に通い始めて、途中何年か日本に居なかった期間を除いて住居が変わっても通い続けていました。
こちらの理容店もご主人と奥さんの個人経営のお店で、ご主人の仕事は昔からゆっくりなのですが、普通にカット/洗髪/髭剃で大体2時間(!)かけてやってくれます。普通の理容店の3倍ぐらい時間をかけています。手際が悪いとか下手だから時間がかかるのではなく、ひたすら丁寧にカットするために時間をかけるのです。 そのお店に通っている常連さんは時間がかかることは承知の上付き合うという、奇妙なお店でした。
そんな長い散髪時間の中で、ご主人や奥さんといろいろと世間話をするわけですが、ときおり古い時代の価値感に基づく話題が出てきます。今まで通っていた理容店のご主人の年齢は85歳を超えているのですが、私にとってあまり共感できない話でも、人生の大先輩の言葉として聞くこともできます。ただ、ここ最近、2時間のカットの中で、そういった世間話がループし始めてきました。
ん?それ10分前に話した内容だぞ。
ん?それ30分前に話した内容だぞ。
という状況がここ半年で増えてきました。
理髪師のスキルは問題ないです。丁寧さも仕上がりも何十年と変わっていません。
ただ、世間話のループが酷いのです。
そしてそのループする話題に、私には共感できない(共感したくない)話題が頻繁に出てくるならまだしも、共感したくない話を延々と「これが正しいことだ」と聞かされ続ける。
「通うのもそろそろ潮時かな」
と思ってしまった。
ご主人はご高齢なので、これから何年も現役は続けられないだろうと思います。だから、店をたたむ日まで通おうと思ったこともありました。
ただ、何が悲しくて聴きたくない話を押し付けられて2時間も座ってなきゃならんのか。
と、おもったら20年以上通っていた理容店を変える決心がつきました。
