スピーカーのサランネット張り作業。(JBL 4312B MkII) その2 | そうそう変わるもんじゃねえな (前略、ドイツにて。あらため)

そうそう変わるもんじゃねえな (前略、ドイツにて。あらため)

ゆるーく日常をつづります。と言いながら、6年ぐらいほったらかしにしていたブログ。2018年に入ってから思うところあって復活したけれど、とりあえず三日坊主の危機は脱出。でも、あまり更新しないなぁ。

 

この話の続き。

 

 

 

こんなものは手順も何もあったものではなく、枠さえできてしまえば、

あとは、タッカーで布を張るだけです。紙の両面テープで仮止めしてタッカーで止めるのが一番きれいにできるかな、と思います。JBLの純正の枠は、砕けやすいので、新たに作っちゃったほうが早いです。

 

 

ちなみに布は、秋葉原で入手しました。一番短い寸法で入手しましたが、

あと2回ぐらい張り替えそうな量です。

 

余談ですが、サランネット張りのついでに、アルミのプレートのゆがみ修正もしました。

 

アルミプレートのはがし作業中に裏側に薄い板を差し込んで、接着剤を剝がすわけですが、

当然その時に力を加えるので、アルミプレートに凸凹ができてしまいます。

 

ちょいと横から光を当ててみると陰影があらわになり、判りやすいです。これが「ゆがみ」な

わけですが、元通りエンクロージャに取り付けてしまえば目立たないので、そのままにして

いましたが、思うところがあって、手作業で直そうかな、と思った次第。

 

 

で、こちらが修正後。あまり斜めから光が入れられませんでしたが、普通に見ても凸凹がわからないレベルまでゆがみを抜きました。5mm厚のコルク材のコースター1枚と、5センチぐらい長さで1センチ角ぐらいの樫の木の棒を自分の使いやすいように加工してゆがみを取るのに使っています。

 

 

 

へこみというのは、一番凹んでいるところに力が加えたことで、その周囲が変形し、その結果、力を加えた部分がへこむのです。

 

説明が難しいですが、力を加えた場所がへこむのは力を加えたから凹むのではなく、加えた力で周りが変形したから凹むのです。つまり、へこみを裏から押してもへこみは戻らないのです。へこみの周囲の変形を直せばへこみも戻るのです。