スピーカーのサランネット張り作業。(JBL 4312B MkII) その1 | そうそう変わるもんじゃねえな (前略、ドイツにて。あらため)

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ゆるーく日常をつづります。と言いながら、6年ぐらいほったらかしにしていたブログ。2018年に入ってから思うところあって復活したけれど、とりあえず三日坊主の危機は脱出。でも、あまり更新しないなぁ。

部屋の模様替えをしてもう少し音楽を楽しめるようにと思って作業を開始したのだけど、

スピーカーのサランネットの色も変えようかなと思った次第。

 

で、既存サランネットの張られている枠を再利用するか、それとも新しく枠を作ろうか、

と、迷った結果、結局新しく枠を作ることにしました。

 

箱(スピーカー)は、JBL 4312B MkII。

枠の外寸は現物合わせが必要です。4312は正面にフチが付いています。

フチの内寸は幅が346mm、高さは578mmですが、サランネットの厚さとクリアランスを

考える必要があります。

 

また、高さはアッテネーターのツマミが出るようにすることを考えると、

アルミプレート(銘板)のシリアルナンバーがちょうど隠れるぐらいの高さで

サランネットの枠を作ることにしました。

 

ということで、幅340mm、高さ520mmにしました。この辺りは、箱の個体差があるので、

実測で決めるほうがいいでしょう。

 

ホームセンターで、12mm角の檜材 1820mmx2本、371円。お店でカットして

もらいました。

横棒は縦棒の内側に来るようにしたので、326mmの長さ。

つまり、1820mmの2本から、326mm x 4本と   520mm x 4本を切り出すのだけど、

昔は10カットまで無料でしたが、今は1カット40円です。同じ厚さ、同じ長さの寸法に

カットする場合は、1カットで重ねてカットしてもらえることをうまく使うと、3カットで

すべて切り出せます。

 

ただ、ホームセンターのおじさんにそれを説明するのが大変でした。

 

コーナーの三角材も檜材で12mm厚、幅100mm x 600mmの板を3カットして100mm角

の板4枚を切り出してもらい、あとは、自宅でのこぎり使って4枚の正方形の板から

直角2等辺三角形を8枚作ります。

 

重要なのは、2辺が直角であること。この直角が出ていないと、枠を組み立てたときに

ゆがみます。

ホームセンターの大型裁断機でカットしてもらうと、直角が出ていますので、

正方形にカットしてもらうところまではホームセンターにお願いする。そこから

三角形にカットする部分は精度が要らないので、自宅でカット。

 

三角の寸法は大きすぎるとスピーカーに干渉するし、小さすぎると、枠の強度が出ない。

 

ちなみに枠の組み立ては、木工用ボンドとハタガネ(クランプ)を使って、固定して

貼り付けました。

 

サランネットを張るにあたって、枠が透けると格好が悪いので、黒く塗るわけですが、

水がかかる場所でもないので、私が愛用しているのは、、、、

 

POSCAです。

 

ポスカです。

 

太字の黒で1本280円ぐらい。これでちょうど枠2個分を黒く塗ることができます。

 

エンクロージャーのスピーカー面が黒なので、ネットを張る面だけではなく、

枠を黒く塗っておかないと、サランネットから木目が透けて見えることになります。

 

 

ポスカのいいところは、臭くない。部屋でぬれる。そして、そこそこ乾きも早く、

乾いたら手で触っても平気。乾いてさえしまえば、ちょっとぐらい濡れたって

平気。顔料系なので隠ぺい力は強い。 重ね塗りするとより濃く塗れる。

 

塗り終わったところ。  

 

 

ネット張りは来週かなぁ。

 

(続く)