モナリザは意外と…
うちの母は1974年に東京に『モナリザ』がやってきた折に観に行ったらしいのですが。。。
「『モナリザ』は小さかった」
とのこと。あの名画を前にしたファーストインプレッションが「小さかった」とは、形而上的な感想のような。これもダ・ヴィンチの仕掛けたトリックなのでしょうか。
とにかく、そんな話を聞かされていた私は、初めてルーブルに行った際に、『モナリザ』が意外と大きくて、ほっとした覚えがあります。(カレンダーぐらいの大きさだと聞いていたので…)
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そんな Monna Lisa こと Joconda と、今月の第一日曜日たまたま再会しました。
で、真っ先に感じたのが次の2点。
その1 「ジョコンダは意外とスリムで若い」
その2 「『モナリザ』は意外と暗い」
「写真や映像では実際よりも太って見える」という話をよく聞きますが、テレビや印刷物を通じて目にすることの多いジョコンダは、実際にお目にかかってみると思っていたよりもはるかに細身で、美しくて、若々しい印象でした。
(最近の調査では、輪郭が複数存在して、ベールのようなものをかぶっていたらしいことまで明らかになっているとという話を聞いたことがあるので、ふくよかに見えるのも筋の通ったことなのかも知れませんが)
それと、最近のブログにも少し載せたように思いますが、この時期わりと暗めの色遣いが多かったようで、『モナリザ』も例外なく暗い色合いでした。テレビや印刷物では、実際よりも明るく見えるのでしょうか。
ところで、ジョコンダの瞳は鑑賞者を追いかけると聞いたことがあったので試してみたのですが、どうなんでしょう?
逆に、人間(つまり鑑賞者側)の目が孕む、自由な可能性を示しているかのような気もします。
左の写真は左から観たところ、右の写真は右から観たところだと思うのですが、なんかそれも曖昧になるような感じで、人間というのは、視点の定まらない視線を見ると、いつでも自分に向かって微笑みかけられていると感じることのできる幸せな生き物だと考えました。

