さくらんぼのクラフティタルト
一昨日昨日とさくらんぼのクラフティタルトを作りました。近ごろはお料理ぐらいにしかまともに取り組んでいません。そう断言できるほど、かなりレシピを研究して作りました。せっかく作るのだし、今回は持ち寄りパーティーに持っていくので、スタンダードかつ個性のあるクラフティを作りたかったのです。
お料理の本を持っていないので、新しいレシピに挑戦するときは、インターネット上に公開されているレシピに頼ります。が、ネット上の情報は当たり外れがあったり、間違いがあったり(そういえば、テレビの話になりますがアジア杯の岡崎選手が57歳と紹介されていたそうですし)、制作者の主観や思いこみが色濃く反映されていたりするので、調理学校のサイトやボブとアンジーやオールアバウトのようなサイトと、自称料理研究家のブログやクックパッドのようなサイトとを、日本語、英語、フランス語で確認して、材料の比率や焼成時間をああでもないこうでもないと計算して、自分なりの「公式」を編み出すことにしています。
クラフティはそもそも、生のさくらんぼを、それこそさくらんぼの季節にたんと焼き込むお菓子らしく、さくらんぼを種ごと入れることでクラフティ生地にアーモンドのような風味を与えてくれるのだそうです。ということで、今回瓶詰めのチェリーを使用するにあたって、アーモンドプードルを加えることにしました。
先月バナナのヨーグルトクラフティを作ったら、あまりにもお味が悪くて(わりと知られた料理研究家の御曹司のサイトにあるレシピを参考に作ったというのに…)それがトラウマになっていたため、コクを与えて水っぽくならないように、つまり「しくじったプリン」っぽくならないようにしたかったのです。(載せるまでもないけれど、下の写真はそんな口に合わなかったヨーグルトバナナクラフティ)
それと、この前にんじんケーキ(下の写真)を作ったとき、たまたま紅茶を消費したくて、茶葉をミキサーして生地に混ぜ込んだところ、思いのほかおいしかったので、今回は、パートシュクレに紅茶の茶葉を粉砕して混ぜ込んでみました。ただ単に粉だけを噛みしめるよりも、お茶の葉が伴うほうが、香りがよいし、味に奥行きがでるように思います。これはけっこうはまります!
昨日の、というより今日の夜中1時に焼き終わったクラフティをキッチンにラップをかけて放置しておいたところ、夜間に何者かが手を触れたようです。失礼しちゃいます。最初は虫や小動物が囓ったのかと思って驚いたのですが、ラップが元通りきちんと閉じられていたところからして、人間の仕業としか思えません。でも、そのことをオーストリア人のペトラに話したら、「そのつまみ食いした人は、私たちのためにタルトを全部食べずに残しておいてくれたのね」と、持ち前の冗談を言ってくれて、ちょっと和みました。
(直径28センチの型使用。タルト生地は1/2弱余り、クラフティ生地は1/4ほど余りました。作りすぎ。)
[パートシュクレ]
バター 180g + 粉糖 110g + 全卵 1個 + 卵黄 1個 + 小麦粉(T45) 360g + 紅茶葉 8g + シナモン + ナツメグ
[クラフティ生地]
薄力粉 100g + アーモンドプードル 30g + グラニュー糖 50g + ブラウンシュガー(cassonade が良い) 25g + バニラシュガー 1袋(7.5g) + 塩 ひとつまみ(入れ忘れた…) + 全卵 3個 + 卵黄 1個 + 牛乳 350ml + 生クリーム または creme fraiche 75g + 溶かしバター25g + レモンの皮のすりおろし 1個分+ しょうがおろし汁 数滴(ジンジャーパウダーより生の生姜が良い) + ラム酒(キルシュを持っていないので...) 大さじ2杯 + 瓶詰めチェリー 450g
<焼成>
180度60分
ここまで書いておいてなんですが、じつは味見をしていません。
一部の人たちがごっそり食べてしまったので、私や知人はデザートなしで我慢でした。全員で分けられるようにと28センチの型を選んだのですが、直径が大きくても意味が無く、むしろ小さな型で3個くらい焼いたほうが、より多くの人に行き渡るようだと悟りました。


