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さくらんぼのクラフティタルト(完)

前回書いたさくらんぼのクラフティタルトの生地が余ったため、また作った。さくらんぼが少し足りなかったので、林檎をキャラメリゼして埋めてみた。


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前回は180度で60分焼成。今回はトータルで95分も焼くはめに。というのも、果物のシロップを切る時間がとれず水分が多かったのに加え、リンゴの上にキャラメルソース(キャラメリゼしたときに余った副産物)をかけたため。


途中、いくら何でも焼きすぎだろうと思ったのだけれど、生地が余裕で盛り上がってくるので生っぽいし、実際ナイフをさすと生の生地が付いてきたので、粘って粘ってじっくり焼いた。


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左はオマケで作ったミニサイズ。こちらは焼き時間が30分。プリンのようで、プリンが好きな人にはよいかも知れない。

右が95分焼いたビッグサイズ。さくらんぼがやや黒っぽくなって焦ったものの、中側は鮮やかのままで、むしろしっかり焼けていておいしかった。


焼いた翌日の晩、粉糖をかけていただいた。


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その晩は、1週間前に遊びに来る予定だったのが来られなくなった友だちPが遊びに来て、一緒に食事をして、それからこのタルトをデザートにした。


ところで、粉糖というのはうっすら雪化粧という程度に、かすかにかけるくらいが適当だと個人的には思うのだけれど、甘いものに目がないPったら、「お砂糖が大好き」と言って、真っ白になるまで粉糖をかけていた(茶漉しを使う意味があるのか?)。そもそも、お砂糖が好きなどという文章、あまり耳にしないように思うが。


しかも、切り分けをまかせたら、直径28センチ(半径14センチ)ほどのタルトを普通に6等分サイズ(=角度60度)に切りわけて、「このくらいでいい?」と聞いてくる。まるでお子さまのよう。まったく…フランス人らしいなと微笑ましくなる。お菓子を作るのが好きな自分としては、こういう甘党の人がお菓子を前に大喜びしている姿を見るととってもうれしくなって、冥利に尽きるという感じ。