貧乏ゆすりは一見嫌なクセに見えますが、実は健康に良い動作として知られています。
5分ほど行うだけでも下肢の血行も良くなり、体温が1~2℃上昇することも報告されています。
これによく似た方法に「ジグリング」というエクササイズがあります。
やりかたは簡単で、
① 椅子に座って足を前に出さず、真下に置く
② つま先を付けたまま、かかとを2cmほど浮かして小刻みに動かす。
これを無理ない程度に続けることで変形性股関節症の運動療法として、また下肢の血流改善する効果があるとのこと。
ただし、股関節など痛みを感じる場合は無理せず中止してください。
運動、リハビリといえばたいそうに思えてしまいますが、自宅で気軽にできて、椅子に座って行うので転倒の危険性もなく安全です。
また、ジグリングには、股関節に負荷をかけることなく、継続することにより関節液が循環し、関節軟骨に栄養が届きやすくなることで、軟骨が再生するのではないかと考えられています。