CMポートクリニックブログ( ☎ 045-948-3761)

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神奈川県横浜市都筑区の婦人科クリニックです。特に不妊治療を専門としております。(当院は特定不妊治療費助成指定機関です。)

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<質問>

子供がなかなか授からず、月経不順があります。病院で検査をしたところプロラクチンが高いと言われてしまいました。プロラクチンが高いと、やはり妊娠しにくいのでしょうか? また、治療はしたほうがいいのでしょうか?

 

 

<回答>

プロラクチンとはホルモンのひとつで、脳の下垂体から分泌されています。乳腺の発達に関わっているので、お子さんを出産後に増加するホルモンになります。

 

プロラクチンが高いと排卵が抑えられてしまいますので、不妊症の原因となります。そのため、妊娠を希望していてプロラクチンが高い場合は、その分泌を抑えるような治療を行うことで妊娠する可能性が高くなると言えるでしょう。

 

また、薬を服用しているような場合、薬剤性の高プロラクチン血症という場合もありますので、その点もご注意されると良いかと思います。

 

CMポートクリニック

<質問>

不妊治療を始めたのですが、ピルを処方されました。ピルは、避妊目的で使うものだと思っていたのですが、妊活にも効果があるのでしょうか。

 

<回答>

ピルは、妊娠と同じホルモンの状態を作ることによって排卵を抑える効果があります。

おっしゃる通り、不妊治療中に使われることもあり、この場合は月経周期を整えたり、前の周期から残っている卵胞をリセットしたりする働きがあり、これらを目的に処方されることがあります。
 

 

CMポートクリニック

<質問>

今後、移植を行うことになりました。その時に、胚培養士という方から説明を受けたのですが、実際に胚培養士とはどのような仕事をしているのでしょうか。

 

 

<回答>

胚培養士は、精子と卵子を受精させ、その受精卵を扱う専門職です。採卵から精液の調整、体外受精や顕微授精において中心的な役割を担い、受精卵を培養して適切な状態まで管理を行います。

 

普段、患者さんの目に触れることはありませんが、ラボと呼ばれる培養室で業務に携わっています。病院やクリニックによっては、胚培養士が胚の状態について直接、説明をすることもあり、受精卵を扱う専門家として活躍しています。

 

CMポートクリニック