<Q&A>プロラクチンが高いと妊娠しにくいのでしょうか? | CMポートクリニックブログ( ☎ 045-948-3761)

CMポートクリニックブログ( ☎ 045-948-3761)

神奈川県横浜市都筑区の婦人科クリニックです。特に不妊治療を専門としております。(当院は特定不妊治療費助成指定機関です。)

<質問>

子供がなかなか授からず、月経不順があります。病院で検査をしたところプロラクチンが高いと言われてしまいました。プロラクチンが高いと、やはり妊娠しにくいのでしょうか? また、治療はしたほうがいいのでしょうか?

 

 

<回答>

プロラクチンとはホルモンのひとつで、脳の下垂体から分泌されています。乳腺の発達に関わっているので、お子さんを出産後に増加するホルモンになります。

 

プロラクチンが高いと排卵が抑えられてしまいますので、不妊症の原因となります。そのため、妊娠を希望していてプロラクチンが高い場合は、その分泌を抑えるような治療を行うことで妊娠する可能性が高くなると言えるでしょう。

 

また、薬を服用しているような場合、薬剤性の高プロラクチン血症という場合もありますので、その点もご注意されると良いかと思います。

 

CMポートクリニック