一昨年から桜の時期には人並みに花見を楽しむようになりました。
去年は満開の千鳥が淵に出かけたのですが、ほとんど写真が撮れませんでした。
桜の美しさに圧倒され、それを撮る人の多さと皆さんの装備にも圧倒されて
初心者の出る幕がないように感じたからです。
あれから一年、少し図々しくなってまずは満開前の目黒川に出かけました。
今年は全体の美しさより桜の花そのものを中心に写してみようと思いました。
まだ咲いたばかりの花はみずみずしく、どの花も形が美しく整っています。


その週の土曜日は満開の上野公園に出かけました。見事な桜にすごい人出です。

人ごみを避けて階段には見物客が並んでいます。

桜の花も美しい形を保っています。

道の両側は場所取りがびっしり。中には酒を並べてもう宴会を始めているところも。

オジサンたちも楽しそう。

桜そっちのけでゲームに興じ、罰ゲームで一升瓶から飲む若者、静かに桜を楽しむ夫婦。

きれいな桜の下ではカメラを構えた人がすずなり。その下でにっこりほほ笑む人を撮る声は
『はいチーズ』ではなく、多いのは『イ?ア?ル、サン!』でした。

早々に民宿を出発。雨こそ降っていないけど天気が悪く寒い。
海岸に出て見ると雲を通しておひさまが見える。

ひと気のない商店街を歩き、やっと喫茶店を見つけてモーニングを注文。
海岸に戻り駅を通り越した頃陽が出てきた。漁協がイベントをやっている。

発泡スチロールのどんぶりにあさりが山盛りのあさり汁が100円。旨い。元気が出る。
食べるのに夢中で、あさり汁の写真を撮るのを忘れました。残念。

駅に向かって進んでいると、大きな道路に尾道第一ホテルがありました。
ダメもとでフロントに今日の宿泊を申し込むと何とOK! これでもう一泊することが確定。
そうと決まれば急ぐ旅ではなくなったので、のんびり山に向かって登ることにしました。

まずは駅のそばの、ここを通っていいのかな?と思うような細い道を登っていきます。
道の突きあたりで振り返ると、路地の先に海が見えます。これぞ尾道の露地風景。

突きあたりを右に曲がると、起伏に富んだ細い路地が続きます。
観光用でない、生活道路の感じと両側の古い民家や壁が尾道らしさを漂わせます。
こんな道で住民とすれ違うと、老人から子供までみんなが挨拶をしてくれます。

途中から千光寺に続く上り道があったので、息を切らせながらどんどん上ります。
この石段の感じ、42年前と全く変わっていない。やっぱり尾道に来てよかった。

やっと広い所に出ました、千光寺公園の一角です。見晴らしサイコー。

千光寺公園はサクラの名所ですが、まだほとんど咲いていませんでした。
ここから千光寺に行きましたが、今は観光化されて昔合宿したころの面影はありません。
千光寺からは文学のこみちを通って下ります。昔はこんなしゃれた名前もなかったけどな?。
歩きやすく文学的スポットも点在しますが、私のイメージの尾道とは少し違和感があるので、
横道にそれて生活道路を下ります。
複雑に入り組んだ道。時代を経た民家。現在を感じさせるのは新しい手すりだけです。

尾道を満喫して下まで降りたので、腹ごしらえをして今度はフェリーに乗って向島へ。
42年前は5円で、当時でもウソみたいに安い金額でした。今は場所により60円?100円。

帰りのフェリーは海に陽が沈むころに乗りたかったので向島を探索して時間をつぶします。
ところが気温がどんどん下がり、寒くて我慢できなくなってきました。
仕方なく帰りのフェリーへ。

戻ったころには風も強くなり、寒さが身にしみます。信号で立ち止まると身体が震えます。
商店街は早くも店じまいの様子。私も大急ぎで夕暮れの街をホテルに戻りました。
食事は尾道らいしいものと思ったのですが、もう寒くて外に出る気がしません。
冷え切った身体をゆっくり風呂で温め、ホテルのレストランへ。
晩酌セット(熱燗1本と小鉢2品)と、魚料理のセットメニューを注文。
熱燗がうまい。もう一本追加していい気持で食事を終了。

部屋に戻りビールとおつまみで寝酒。ああ天国だわい。 ・・・爆睡
神戸からの帰りに、学生時代部活の合宿をした尾道に行ってきました。
その時は小高い丘の上にある千光寺に泊まり、港との間を一日何度も往復したものです。
まずは海岸沿いに散策。すぐ前に向島があり、海は穏やかです。

海岸のあちこちに向島にわたるフェリーボートの発着所があり、頻繁に行きかっています。

今回は事前の予報で天気が悪そうだったので、宿泊場所を確保していませんでした。
そこで駅の観光案内所で聞いて、尾道のホテル→旅館に片っ端から電話をしましたが
あいにくの3連休でどこも満員。最後の民宿でもほとんどダメでしたが、一覧表の
最後から2つ目の民宿で素泊まりで泊まれることになりました。ホッと一息。
ただ、場所が尾道の街のかなりはずれのほうです。海岸をその方向にどんどん歩きます。
尾道大橋のそばまで来ました。ぼつぼつ街の方へ方向転換です。

海岸線に沿って道があるので、道は微妙にカーブします。

人影のない、さびれた商店街をトボトボ。本当に民宿はあるんかいな・・・

やっとたどり着いた民宿は、曲がりくねった裏道の奥にありました。
案内された部屋はドアではなく引き戸で、風呂もトイレも共同です。
蒲団を敷いた後の写真ですがこんな部屋でした。

一休みして、食事ができるところを尋ねたら近くにはなさそうなのでとりあえず出かけました。
暗くなりかけた、人影のない寒い道を、空きっ腹を抱えてさまよい歩きます。
・・・、ありました! 海岸の近くの道で串揚げの看板が目に入りました。
客は私一人。店員もマスターだけ。串揚げを適当に頼みビールでやっと一息つきました。
うまいけど出されるより食べるスピードが速く、いつも待ちの状態。どんどん注文。
家族づれが入ってきたのをきっかけに、待つ手間のないおでんやドテ煮を注文。
このドテ煮が大当たり! 牛のスジ肉とコンニャクを味噌煮にしたもので超うまい。
後に味噌が残ったので、ビーフシチューのイメージでフランスパンがないか聞いてみた。
野菜の串揚げではどうかという。即注文。これがまた旨い。ビールがすすむ。

食べ終わってレジへ。 安??!。 満足して民宿に帰りレシートを見たら生中3杯が2杯に、
おまけにドテ煮が抜けている。 〆て870円が店のおごりになっていた。[#IMAGE|S29#]

隣の部屋の声がうるさかったけど、ひと風呂浴びて、帰る途中で仕入れた缶ビールを
飲んで満腹感と疲れで横になったとたん爆睡。尾道の一日目は無事終わりました。
四谷荒木町の帰りに新宿まで歩いていきました。
途中、あけぼの橋商店街を通り、あっちにフラフラ、こっちにフラフラ。
iPhoneのナビ機能を使って新宿への道筋をチェックしながら、かつそれに
まったく従わずに歩いたので、ナビで表示された時間の倍近くかかりました。

新宿ではどうしても足がゴールデン街の方に向いてしまいます。
前にもブログに載っけた 『明るい花園一番街・三番街・五番街』 です。

その先に八番街があるのを見つけました。横は駐車場、筋向いには吉本興行があります。
その横丁の中に入ってみたくなりました。
ちょっと怖い感じもして躊躇しましたが、昼間なので大丈夫だろうと割り切って中へ。
奥から見ると、小さな飲み屋が雑然と並んでいますが、夜になると横丁全体から
オーラというか、フェロモンが流れ出すのでしょう。

一番奥には表通りと平行に細い道が通っています。一段と小さな店が並んでいて
なかなかいい感じです。もううれしくなってバチバチ写真を撮りました。

表通りの方から大柄な人がやってきました。緊張で少し身体がこわばる感じ。

何事もなくすれ違い、少しほっとしました。
上を見ると 『まねき通り』 の表示があり、少し後ろに下がるとここにも
『明るい花園まねき通り』のアーチ。やたらと明るいことをアピールしています。
私の干支はネズミではありませんが、右端の写真のような路地裏が大好きです。
細く暗くて長い道に、飾りようのない生活感がにじみ出ているからです。なんちゃって…。
一軒のお店のドアの横に、こんな壊れかけた台があり、上には酒のボトルに枯れた花。
この風景はかなり気に入りました。

ところがその店の横に 『私有地に付き、許可なく撮影することを禁ず』という貼紙!
改めてよく見ると、横丁のあちこちに同じ貼紙がありました。
それを先に見ていたら撮れなかったのですが、気が付かずに撮ったものは仕方がないと
自分で勝手に納得。 でもこれからこの場所をもう撮れないのは残念至極。
いつかは赤い灯青い灯がついてから撮りに来たいと思っていたのに・・・。
先日四谷荒木町に行ってみました。なぜ荒木町? 自分でも理由を思い出せません。
丸ノ内線四谷三丁目で降り、少し歩くと荒木町の中心通り、車力門通り に到着。
食べ物屋・飲み屋が並ぶ通りで、改めて写真を見ると電線がこんがらがっているよう。

その通りを進んでいくと、ほぼ突き辺りに近い所に『坊主バー』 という看板を見つけました。

坊主バーは本当のお坊さんがやっているバーで、先日からテレビ番組に取り上げられ
さらにCNNで全世界にもその情報が配信された面白いバーです。
詳しくは http://vowz-bar.com/ をご参照ください。
坊主バーのあるビルの横に小さな祠 金丸稲荷神社 があります。

車力門通の裏道筋には細い通り、柳新道通り があり、ちょっとしゃれた店も多くあります。

その通りを反対側からみるとしゃれた店の隣は普通の民家で洗濯物が干してあります。
その混在の状態が面白いと思いました。

その裏通りの横、車力門通りの反対側にはもう少し道幅の広い 杉大門通り があります。

その3本の通りをつなぐ細い路地がなかなかいい味を出しています。
何より路地の地面の、歴史を感じさせるデコボコが味わい深い。
   (単に歩きにくいだけという意見もありそうですが・・・)

この3本の通りから外側に出るには階段があちこちにあり、起伏に飛んだ地形であることが
わかります。 店の横丁の、小さな階段のある道です。

階段の下から見上げた風景と、同じ階段の上から見下ろした風景です。

四谷荒木町は庶民的な店とハイセンスな店、単なる民家が混在する面白い場所でした。

帰りには歌舞伎町の写真を撮りに新宿まで歩きました。その写真は改めて・・・